【夜会話】ヤッファ(アティVer.)

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ぶどう様/浅緋様

第3話 はぐれ者たちの島(???)

アティ
「・・・はい?」
スカーレル
「センセ、お客さんよ」
アティ
「お客さん、ですか?」
スカーレル
「うふふっ 会えばわかるわよ」
ヤッファ
「・・・・・・」
アティ
「ヤッファさん!?」
ヤッファ
「ほれ・・・」
アティ
「え?」
「花の首飾り」を手に入れた!
ヤッファ
「マルルゥからだ オレを助けてくれたお礼だとさ」
アティ
「あっ・・・ ありがとう、ございます・・・」
ヤッファ
「叱られちまったぜ ちゃんと、お礼を言わなくちゃダメ! ・・・ってな
だから、来たんだ それだけさ・・・」
アティ
「・・・マルルゥ?」
わざわざ、このために訪ねてきてくれたんだ あの人・・・

第4話 海から来た暴れん坊

アティ
「色々ありましたけどこれでようやく仲良くなれそうですね」
ヤッファ
「まったくだぜこれでようやく、のんびりと昼寝もできるってもんだ」
アティ
「あははは・・・」
ヤッファ
「笑い事じゃねえぞ?ここんとこ、毎日マルルゥのヤツがうるさかったんだよ
あんたと仲良くしろ!ってな・・・」
アティ
「マルルゥちゃんがですか・・・」
ヤッファ
「アレは妖精だからな無邪気で、やたらとだまされやすい
ま、あんたは人間というよりもアレに近い、精神構造の持ち主らしいからな
よろしく、面倒みてやってくんな?そうすりゃ、
オレも高いびきってもんだぜクックック・・・」
アティ
「は、はあ・・・」
うーん・・・素直に好かれてること喜ぶべきかなあ?

第5話 自分の居場所

ヤッファ
「やれやれ、まったく面倒なことになったもんだぜ・・・」
アティ
「はい・・・私が、剣を持っていることもバレちゃいましたし・・・」
ヤッファ
「あぁ?そんなもんはたいしたこっちゃあねえよ・・・あんたがいなくても
以前のオレたちなら絶対に戦ってたろうさ
むしろ、あんたがいてくれたから、ここまで平和が続いたんだよ
すくなくとも、オレはそう思ってるぜ」
アティ
「ヤッファさん・・・」
ヤッファ
「できりゃあ今までのまんまでいたかったがよ
まあ、あんたとお姫さんが、学校を作ってくれたことはそんな中でも
明るい話題になるだろうさ」
アティ
「そう言ってもらえると助かります」
ヤッファ
「あのお姫さんも、アンタい負けず劣らず、かなりの使い手だからな
オレら、護人も一目おいてんのさ もっとも・・・
あのお姫さんまで戦わせることになったらこの島もおしまいだがな」
アティ
「そうですね・・・戦いなんて、無いほうがいいですもの」
そうならないようにも私もがんばらないと!

第6話 招かざる来訪者

機霊ルート

ヤッファ
「おつかれさんアティ
あんたは、あまり好きじゃないんだろ? ああいう一方的な戦いは・・・」
アティ
「ええ・・・自分でも甘いかなって思いますけど・・・
本当は私、誰とも争いたくはないんです」
ヤッファ
「たしかに、甘いな だが、あんたはそれでいいのかもしれねえぜ」
アティ
「え?」
ヤッファ
「そうした甘さはな どうしようもない連中にとって本当に救いになるもんだ
いつか、あんたがその甘さに足をすくわれることがあったとしても
その時は、きっと あんたを大切に思う奴らが救ってくれる
なら、それでいいんじゃねえのかい?」
アティ
「ヤッファさん・・・」
ヤッファ
「必要悪だと受け入れる度胸も それすら拒もうとするだけの決意も
どっちだって同じさ 要は、向きが違ってるだけってことさな」
甘さも、強さ・・・ なのかなぁ・・・

鬼獣ルート

ヤッファ
「おつかれさんアティ
あんたは、あまり好きじゃないんだろ? ああいう一方的な戦いは・・・」
アティ
「ええ・・・自分でも甘いかなって思いますけど・・・
本当は私、誰とも争いたくはないんです」
ヤッファ
「たしかに、甘いな だが、あんたはそれでいいのかもしれねえぜ」
アティ
「え?」
ヤッファ
「そうした甘さはな どうしようもない連中にとって本当に救いになるもんだ
いつか、あんたがその甘さに足をすくわれることがあったとしても
その時は、きっと あんたを大切に思う奴らが救ってくれる
なら、それでいいんじゃねえのかい?」
アティ
「ヤッファさん・・・」
ヤッファ
「必要悪だと受け入れる度胸も それすら拒もうとするだけの決意も
どっちだって同じさ 要は、向きが違ってるだけってことさな」
アティ
「ねえ、ヤッファさん さっきの、遺跡での話なんですけど・・・」
ヤッファ
「悪いが、俺からはなにも言えねえよ」
アティ
「え?」
ヤッファ
「野郎がどんな魂胆であんたを遺跡に連れていったかは、知らんが
あれに関わることは二度とあっちゃいけねえんだ・・・」
アティ
「・・・・・」
ヤッファ
「知らなくてもすむことをわざわざ語るのは俺のやり方じゃねえ
だがな・・・ もし、その時が来たら俺は全てを語ってやる
それだけは、信じろ」
アティ
「ヤッファさん・・・」
ヤッファ
「遺跡には近づくな それと、できれば剣を抜くこともやめろ
これは、忠告だ・・・」
ヤッファさん・・・

第7話 すれ違う想い

ヤッファ
「アンタのやり方は今までで、重々承知してたつもりだがよ
今回はもあ、さらにも増して突っ走ったなあ 感心しちまうぜ」
アティ
「あははは・・・」
ヤッファ
「でもまあ、おかげで血の気の多い連中が無駄死にせずにすんだ」
アティ
「え?」
ヤッファ
「しらばっくれたってオレには通じねえぜアティ
敵のネエちゃん相当に考えて兵士を配置してやがった
あのまま戦ったら間違いなく、こっちの負け戦・・・ アンタ、
最初からそこまで見抜いていて、戦いたくないって突っ張ったんだろ?」
アティ
「そんな・・・買いかぶりですよ」
ヤッファ
「買いかぶりねえ?ま、いいやな おかげで、こっちは楽ができたんだしな」
まいったな・・・

第8話 卑怯者

アティ
「う・・・っ」
ヤッファ
「ほれ、覚悟を決めて飲んじまいな」
アティ
「・・・っはぁ!?に、苦いぃぃ・・・っ」
ヤッファ
「「苦い薬は良い薬」さ なにしろ、フバース秘伝の活力汁だからな
明日になりゃ、起きることができるだろうさ」
アティ
「わかりますけど、でもこの味は強烈ですよぉ
せめて、ナウバ味とかだったら、喜んで飲みますけど・・・」
ヤッファ
「ぜいたく言うなったく・・・ で・・・やっぱ、倒れた原因は剣を使ったからか?」
アティ
「多分、そうでしょうね あんなふうに、離れた場所から、剣を喚んだのは、
初めてだったし 正直、できることさえ知らなかったですから」
ヤッファ
「何度も使ってるからな それだけ、なじんできてるのかもな
ただ、こんなふうに、使い手のあんたを振り回すってのは困りもんだぜ」
アティ
「うん、さすがに今回は考えさせられました
剣の力に頼らずにすむようにしないとダメだなって・・」
ヤッファ
「ああ、それがいい あんた一人が、無茶をする必要なんてねえんだからよ」
かえって、みんなに心配かけるのなら本末転倒ですよね

第9話 先生の休日

機霊ルート

ヤッファ
「ふあ、あぁぁ~っ」
アティ
「あれだけ寝てたのにすごいあくびですねえ」
ヤッファ
「さっきの騒ぎで昼寝のぶんはチャラになったんだよ
ったく・・・はた迷惑な話だぜ」
アティ
「だけど、きっかけをつくったのはヤッファさんのような気が・・・」
ヤッファ
「う・・・
ま、まあ、なんだ 過ぎたことは忘れるのが一番ってもんだ」
アティ
「調子いいなあ・・・」
ヤッファ
「で、身体の調子はもう平気なのか?」
アティ
「ええ、おかげさまで、温泉がきいたのかもしれません」
ヤッファ
「結構なこった だが、調子に乗ってまた無茶をしたら意味がねえぞ」
アティ
「ええ、ヤッファさんも」
ヤッファ
「言われなくても オレとしては、そのつもりなんだがな」
アティ
「とにかく、明日からがんばりましょう」
ヤッファ
「ああ、ほどほどにな」
(ヤッファ)とはいえ・・・残された時間は、もうすくねえけどよ・・・

鬼獣ルート

ヤッファ
「ふあ、あぁぁ~っ」
アティ
「あれだけ寝てたのにすごいあくびですねえ」
ヤッファ
「さっきの騒ぎで昼寝のぶんはチャラになったんだよ
ったく・・・はた迷惑な話だぜ」
アティ
「だけど、きっかけをつくったのはヤッファさんのような気が・・・」
ヤッファ
「う・・・
ま、まあ、なんだ 過ぎたことは忘れるのが一番ってもんだ」
アティ
「調子いいなあ・・・」
ヤッファ
「で、身体の調子はもう平気なのか?」
アティ
「ええ、おかげさまで、温泉がきいたのかもしれません」
ヤッファ
「結構なこった だが、調子に乗ってまた無茶をしたら意味がねえぞ」
アティ
「ええ、ヤッファさんも」
ヤッファ
「言われなくても オレとしては、そのつもりなんだがな
誰かさんが無茶するから危なっかしくてほっとけねえんだよ、ったく・・・」
アティ
「とにかく、明日からがんばりましょう」
ヤッファ
「ああ、ほどほどにな」
(ヤッファ)とはいえ・・・残された時間は、もうすくねえけどよ・・・

第10話 もつれあう真実

機霊ルート

ヤッファ
「よお、今日は姿を見せなかったがどこに行ってたんだ?」
アティ
「あ、うん・・・ ちょっと、ね・・・
(本当のことなんて言えませんね さすがに・・・)」
ヤッファ
「もしかして・・・サボリだったとか?」
アティ
「え?」
ヤッファ
「ガキのお守りに疲れて逃げだした ・・・図星だろ?」
アティ
「ち、違いますよぉ!?」
ヤッファ
「いいって、いいって! 誰だって、そういう気分のときはあらあな
野暮なこたぁ言わねえ そういう時は、サボリが一番のクスリだしな
我慢した挙げ句に疲れてぶっ倒れるよりずっとマシってもんだ」
アティ
「は、はあ・・・」
ヤッファ
「ま、次からはオレに一声かけてくれや ごまかす手伝いぐらいしてやるからよ?」
アティ
「ありがとう、ヤッファさん」
それと・・・嘘をついてることもごめんなさい・・・

鬼獣ルート

アティ
「気持ちの整理をつけるまで、会うことはできない、か・・・
(無理もないですね 私だって、何度もためらって、ここまで来たんだから・・・
せめて今夜くらいはそっとしておいてあげましょう・・・)」

第11話 昔日の残照

機霊ルート

ヤッファ
「遺跡の復活か・・・ なんにせよ、決着がついてよかったってもんだ・・・」
アティ
「黙ってて、ごめんなさい」
ヤッファ
「まあ、気にすんな ある意味、お前も巻き込まれたクチだしな
だがよ・・・ 情けねえ話しだよなあ 同じ護人を名乗っていながら
結局、オレたちは、腹の底から相手を信頼できてなかったってことなんだよな・・・」
アティ
「ヤッファさん・・」
ヤッファ
「とはいえ、過ぎたことにケチつけたって、まあ仕方ねえやな・・・
二人を責めるだけじゃなしに こりゃ、全員で反省して改めねえとダメだな
きちんと信頼しあえる おまえたちみたいな関係になれるようによ」
アティ
「ええ・・・ きっと、そうなれますよ!」
だって、もう、それを邪魔してた過去の壁は取り払われたんだから!

鬼獣ルート

アティ
「剣が戻ってきちゃったってことは、やっぱり封印は失敗だったのかな・・・」
ヤッファ
「さてな・・・一度は確かに成功したと思ったんだがよ・・・
けど、あの様子じゃなんかの手違いが起こったのに間違いなさそうだな」
アティ
「そうですね・・・」
ヤッファ
「嵐が過ぎたらオレとキュウマの野郎とで調べてきてやるよ」
アティ
「二人だけで平気?」
ヤッファ
「帝国軍の連中がいつ仕掛けてくるかわかんねえからな手勢はさけねえよ
それに、状況がわかるまであんたは遺跡に近づかねえほうがいい」
アティ
「それはわかりますけど でも・・・」
ヤッファ
「なぁに、ヤバイと思ったらさっさと引き上げてくるさ それに・・・
キュウマにゃすこしばかり話しとくこともあるしな」
アティ
「そっか・・・」
ヤッファ
「ま、こっちは任せてお前は帝国軍との決着に専念してくれや」
そういうことなら二人に任せるのが一番ですね?

第12話 黄昏、来たりて

アティ
「・・・っ!」
ヤッファ
「どうしてぶたれたかわかってるよな?」
アティ
「・・・・・・」
ヤッファ
「あの時、もし剣の力が暴走しなかったら あんた、死んでたぜ?」
アティ
「わかってます・・・」
ヤッファ
「なら、どうしてあの時わざと的を外すような真似をしやがった!?
全力でぶつかっても倒せるかどうか 相手はそんな連中なんだぞ!」
アティ
「・・・・・・」
ヤッファ
「そうやって困ると口を閉ざすのまで野郎とそっくりだな
核識として戦うことに反対していた俺は結局、根負けしたんだ
だがな、二度はそうはいかねえ! 命を粗末にしてるってことだったらな
今のあんたは奴らと何も変わらねえ!」
アティ
「!」
ヤッファ
「あんたの考えを否定するつもりはねえ・・・
じゃねえと、今度はあんたが守りたいもの全部、奪われるぜ?」
アティ
「ヤッファさん・・・」
わかってるんです・・・ でも、それでも・・・っ

第13話 断罪の剣

機霊ルート

ヤッファ
「完全にハメられちまったな」
アティ
「仕方がないですよ 私だって、予想もつきませんでしたし・・・
悔やむより、これからどうするかを考えましょう」
ヤッファ
「だな・・・
剣の激突が封印の開放につながる、か
あの地震もそういうことなんだろうさ
あんたらが戦うほど思うツボってこった」
アティ
「だけど戦わないわけにはいきませんよね・・・
イスラは剣の力を使うことに、なんのためらいのないんです
際限なく力を引き出して きっと封印を壊してしまう
それを止めることは多分、同じ力の剣をもつ私の役目のはずだから・・・」
ヤッファ
「アティ・・・」
アティ
「心配しないでください 用は、私が使う力をできるだけ抑えればいいんですから」
ヤッファ
「バカぬかせ!? 手加減できるような相手じゃねえだろ!?」
アティ
「でも、そうしないと島のみんなを守れなくなっちゃいますから」
ヤッファ
「・・・!」
アティ
「だったら、やってみせます 絶対に・・・」
だいじょうぶ きっと、なんとかしてみせるから

鬼獣ルート

ヤッファ
「完全にハメられちまったな
遺跡の封印が失敗したのも結界が消滅したのも全て野郎の仕業
遺跡が沈黙したのもあんたの代わりを見つけたからってわけかい・・・
あーあ・・・まんまと、連中のやり口にハメられたったワケかよ」
アティ
「仕方がないですよ 私だって、予想もつきませんでしたし・・・
悔やむより、これからどうするかを考えましょう」
ヤッファ
「だな・・・
剣の激突が封印の開放につながる、か ありえねえ話じゃねえ
実際、亡霊どもは、あんたが剣を抜くことでよみがえった
それは、そのまま島の力の復活を意味してたんだからな
あの地震もそういうことなんだろうさ
あんたらが戦うほど思うツボってこった」
アティ
「だけど戦わないわけにはいきませんよね・・・イスラは剣の力を使うことに、
なんのためらいのないんです 際限なく力を引き出して きっと封印を壊してしまう
それを止めることは多分、同じ力の剣をもつ私の役目のはずだから・・・」
ヤッファ
「アティ・・・」
アティ
「心配しないでください 用は、私が使う力をできるだけ抑えればいいんですから」
ヤッファ
「バカぬかせ!?手加減できるような相手じゃねえだろ!?」
アティ
「でも、そうしないと島のみんなを守れなくなっちゃいますから」
ヤッファ
「・・・!」
アティ
「だったら、やってみせます 絶対に・・・」
ヤッファ
「なあ、どうしてそこまでするんだ?あんたは、ただ巻き込まれただけじゃねえか・・・」
アティ
「好きだから、かな・・・ この島の暮らしもみんなのことも、
私、大好きです 大切なんです・・・だから、守りたいの」
ヤッファ
「アティ・・・」
アティ
「それにね・・・笑顔でいてほしいんだ
貴方のつらそうな顔もうこれ以上、私見ていたくないから」
ヤッファ
「な・・・っ」
だいじょうぶ きっと、なんとかしてみせるから

第15話 ひとつの答え(好感度・通常)

ヤッファ
「やれやれ・・・辛気くさい空気も、これですこしはマシになるかな」
アティ
「あとは、イスラから紅の暴君を取り戻せばこの戦いも、終わりですね」
ヤッファ
「まあな・・・だけど、言うほど簡単じゃあねえかもな・・・
生まれ変わったおまえの剣は島の意志を目覚めさせるもんじゃなくなったが
イスラの剣はそうじゃねえ 追いつめられたヤツが、際限なく紅の暴君の力を使えば
封印が砕け散ってしまうかもしれねえな・・・」
アティ
「だいじょうぶですよ そんなこと、絶対にさせませんから・・・
力ずくで否定して、打ち負かすために、私は戦うんじゃない
わかりあうために戦うの わかってもらえるまで何度でも・・・
そのために、私はもう一度あの剣を手にしたんだもの!」
ヤッファ
「そうだよな・・・
おまえが望むんだったらきっと、かなうだろうさ」
アティ
「ヤッファさん・・・」

第15話 ひとつの答え(好感度・大)

ヤッファ
「やれやれ・・・辛気くさい空気も、これですこしはマシになるかな」
アティ
「それはいいんですけど ヤッファさん・・・」
ヤッファ
「ん?」
アティ
「どうしてあんな無茶したんですか?」
ヤッファ
「まあ、なんだ・・・お前の気持ちを体験してみるっちゅーか・・・」
アティ
「ごまかそうなんて思ってたら、本気で怒りますよ」
ヤッファ
「う・・・っ 面目ねえ・・・」
アティ
「私のために戦おうとしてくれたことはうれしかったけど
あんなふうに、お互いに心配をかけるようなことは、もうやめにしましょうね?
守るのも守られるのもすぐ側にいなくちゃ、満足にできなくなるから・・・」
ヤッファ
「アティ・・・ 返す言葉もねえな・・・まったくよ・・・」
アティ
「あとは、イスラから紅の暴君を取り戻せばこの戦いも、終わりですね」
ヤッファ
「まあな・・・だけど、言うほど、簡単じゃあねえかもな・・・
生まれ変わったおまえの剣は島の意志を目覚めさせるもんじゃなくなったが
イスラの剣はそうじゃねえ 追いつめられたヤツが、
際限なく紅の暴君の力を使えば封印が砕け散ってしまうかもしれねえな・・・」
アティ
「だいじょうぶですよ そんなこと、絶対にさせませんから
力づくで否定して打ち負かすために、私は戦うんじゃない
わかりあうために戦うの わかってもらえるまで 何度でも・・・
そのために、私はもう一度あの剣を手にしたんだもの!」
ヤッファ
「そうだよな・・・おまえが望むんだったら きっと、かなうだろうさ・・・」
アティ
「ヤッファさん・・・」
ヤッファ
「それで戦いが終ったらどうするつもりなんだ?」
アティ
「うん、やっぱり一度は帝国に帰ろうとって思ってる
アリーゼのこととか色々、やっておくことだってあるしね・・・」
ヤッファ
「そうか・・・帰るとなると、またマルルゥのヤツぴーぴーうるせえだろうなあ・・・」
アティ
「うーん・・・だけど、またすぐに戻ってきますから・・・」
ヤッファ
「戻ってくるって・・・おまえ・・」
アティ
「なにを驚いてるんですか?当たり前でしょう それとも、
ヤッファはこのまま私が帰ったほうがいいって思うんですか?」
ヤッファ
「けっ・・・んなもん、お前の好きにすりゃあいいんだよ お前の人生なんだからな」
アティ
「それじゃ、好きにさせてもらっちゃいますね?」
ヤッファ
「ったく・・・」
アティ
「ヤッファみたいな怠け者にはマルルゥだけじゃなくて私もついてなくちゃダメです」
ヤッファ
「やれやれ・・・口うるさいのが、もう一人増えるってことか・・・」
アティ
「はい♪」
ヤッファ
「しゃあねえなあ・・・ まとめて、守ってやらあ ずっと、な・・・」
アティ
「はいっ!」

エンディング(好感度・通常)

ヤッファ
「・・・で、家庭教師の仕事は、どうなったんだ?」
アティ
「はい、おかげさまでナップは無事に合格できました」
ヤッファ
「なら、よかったじゃねえか」
アティ
「保護者として、入学式にも参列してきたんですけど
あの子、新入生の総代として挨拶することを、私に内緒にしてて、驚いちゃって」
ヤッファ
「ほう・・・」
アティ
「立派に挨拶を読みあげるあの子の姿を見ていたら
なんだか、昔の自分の姿を思い出して、ちょっとだけ泣けちゃいました・・・」
ヤッファ
「そうか・・・アイツがなあ・・・」
アティ
「長期休暇になったらこっちに遊びに来るからよろしくですって」
ヤッファ
「そいつは、楽しみだな マルルゥたちも喜ぶぜ」
アティ
「その頃には、カイルさんたちもまた、島に顔を出すって言っていたから・・・
よかったら、ヤッファさんも工船都市まで、一緒に迎えにいこうよ?」
ヤッファ
「いや、オレは・・・」
アティ
「剣の持ち主である、私が一緒なら、島の外に出ても不自由はないんでしょう?
見てほしいの
私たちが暮らしてきた海の向こうに広がってる色んな場所を・・・」
ヤッファ
「アティ・・・」
アティ
「きっと、楽しい旅になるはずだから・・・ね?」
ヤッファ
「そうだな・・・
それも・・・悪くはねえかもな・・・」
アンタと一緒なら、きっとどこに行っても退屈だけはしねえかもしれねえしな

エンディング(好感度・大)

ヤッファ
「・・・で、家庭教師の仕事は、どうなったんだ?」
アティ
「はい、おかげさまでアリーゼは無事に合格できました」
ヤッファ
「なら、よかったじゃねえか」
アティ
「保護者として、入学式にも参列してきたんですけど
あの子、新入生の総代として挨拶することを 私に内緒にしてて、驚いちゃって」
ヤッファ
「ほう・・・」
アティ
「立派に挨拶を読みあげるあの子の姿を見ていたら
なんだか、昔の自分の姿を思い出して、ちょっとだけ泣けちゃいました・・・」
ヤッファ
「そうか・・・アイツがなあ・・・」
アティ
「長期休暇になったら こちに遊びにくるからよろしくですって」
ヤッファ
「そいつは、楽しみだな マルルゥたちも喜ぶぜ」
アティ
「その頃には、カイルさんたちも また、島に顔を出すって言っていたから・・・
よかったら、ヤッファさんも工船都市まで、一緒に迎えにいこうよ?」
ヤッファ
「いや、オレは・・・」
アティ
「剣の持ち主である、私が一緒なら、島の外に出ても不自由はないんでしょう?
見てほしいの
私たちが暮らしてきた海の向こうに広がってる色んな場所を・・・」
ヤッファ
「アティ・・・」
アティ
「きっと、楽しい旅になるはずだから・・・ね?」
ヤッファ
「そうだな・・・
それも・・・悪くはねえかもな・・・」
アティ
「だけど、こうして星空を見あげていると、すごく実感しますよ・・・
本当に、私・・・帰ってきたんだなあ、って」
ヤッファ
「夜空なんて、どこにいてもかわりばえしねえんじゃねえのか?」
アティ
「そんなことないですよ
人がたくさん集まる場所は、その灯りでどうしても星の光が、かすんじゃうし」
ヤッファ
「そういうもんなのか」
アティ
「私の故郷も小さな村だから 子供の頃は、こうしてよく星空を眺めてたけど・・・
ここまで、きれいな星空は多分、この島ぐらいしか見られないって思います」
ヤッファ
「そうか・・・」
アティ
「それに・・・
この島で見た星空にはたくさんの思い出がありますしね?
楽しい時も、苦しい時も こんなふうに、星の光と貴方に見守られて・・・
たくさん、たくさん お話してきたんですもの」
ヤッファ
「そうだな・・・」
アティ
「なんか、改めて言うのも照れくさいですけど・・・
これからもよろしくお願いしますね?」
ヤッファ
「しゃあねえな・・・」
ずっと守ってやるって約束しちまったからな・・・
「ため息と微笑み」

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