【夜会話】エンジ(リフモニカVer.)

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ファイポー様

第0話

エンジ
「見つかってしまったの…」
リフモニカ
「エンジ… どうしてこんなとこに?」
エンジ
「おぬしが出かけたのでな 跡をつけてきたのじゃ」
リフモニカ
「跡をつけてって… どうして?」
エンジ
「おぬしがミューノに手をださんように見張っておらんとな」
リフモニカ
「そんなことないって!」
エンジ
「そう言い切れると良いのじゃがな…」
リフモニカ
「言い切れるって! 絶対! 今日はいろいろあったんでアタマを冷やしてたの!」
エンジ
「なんじゃ 知恵熱か」
リフモニカ
「あははは… そうかもね
…ってちがうわよ!」
エンジ
「その様子じゃと本当にミューノとは関係ないようじゃな
では、用はない ワガハイは帰るとするか」
リフモニカ
「なによ、それ せっかくパートナーになったんだからもっと仲良くしようよ」
エンジ
「なるほど… おぬしの言うこともわからんでもない 考えておこう」
リフモニカ
「しっかり考えてよね… 良い武器をつくるためにもさ」
エンジ
「ワガハイとて一度やると決めたのじゃ このマゲにかけて、手は抜かぬぞ!」
リフモニカ
「そうこなくっちゃ! よーしっ! 景気づけにアレを叫ぼう!」
エンジ
「あれ? もしや、さっきの…」
リフモニカ
鍛冶師なら!
ハンマーは…

…ってどうしたの?」
エンジ
「今日の修行はもう終わったのじゃろ? すまんがまた明日にしとくれ ワガハイはつかれた…」
リフモニカ
「なによ まるでおじいちゃんみたい」
エンジ
「100年以上は生きておるからの 十分おじいちゃんじゃよ」
リフモニカ
「え? ホントに?」

第1話

エンジ
「ふむ、ここじゃったか」
リフモニカ
「あ、エンジ」
エンジ
「ついさっき、ミューノが目覚めたぞ すっかり元気になったようだ」
リフモニカ
「よかったね、エンジ」
エンジ
「うむ… おぬしにも礼を言わねばならんな ミューノのためにご苦労だった」
リフモニカ
「なに言ってるのよ あの薬ができたのはエンジがいたからでしょ
それに、ザックにも手を貸してもらったし わたしひとりでできたかどうか…」
エンジ
「そうじゃな おそらくムリじゃったろうて」
リフモニカ
「なによ ハッキリ言うなぁ」
エンジ
「それだけではないぞ ワガハイたちの留守中には親方にも世話になっておる
まったく、うたがってすまなんだな…」
リフモニカ
「エンジ…」
エンジ
「いくらワガハイがトラじゃとしても この恩を仇で返すわけにはいかんでの 鍛冶の手伝いをがんばってみるか」
リフモニカ
「本当! エンジがいてくれて本当に助かってたんだよ!
強い武器も作れるようになったし強い相手とも戦えるようになったしね」
エンジ
「うむ そうじゃろうて」
リフモニカ
「これからもよろしくたのむね エンジ」
エンジ
「まかせておくがいい」
リフモニカ
「あ、でも… エンジは恩を3日で忘れるんだっけ?」
エンジ
「な…! それはネコじゃ!」

第2話

エンジ
「ここにおったか
親方との勝負の前なのにずいぶんと余裕のようじゃの」
リフモニカ
「まあね 相手が親方だから 今さらジタバタしたって仕方ないよ」
エンジ
「まあ、たしかに そのようじゃな」
リフモニカ
「そう言えば、エンジ 今日はガマンしてくれてありがとね」
エンジ
「ガマン?
ガマンならおぬしのパートナーになった時からずっとしておるが?」
リフモニカ
「そうじゃなくて! 魔石を取り返す時のことだよ!
本当はさっさとやっつけて魔石を取り戻したかったんでしょ?
でも、わたしのためにそれをガマンしてくれて… ありがとう」
エンジ
「礼などいい あんな連中いつでもたおせたからの
だから、おぬしがミューノのためにどこまでやるか 見てみたかったのじゃ」
リフモニカ
「エンジ…」
エンジ
「おぬしはミューノのために 土下座までしてくれて…」
リフモニカ
「あれかぁ… あれはかなりカッコわるかったね」
エンジ
「そうでもないぞ おぬしの心意気にワガハイはうたれたぞ 格好良かったぞ」
リフモニカ
「エンジ…」
エンジ
「おぬしがそこまでできる者じゃからミューノの心も動いたのかもしれん」
リフモニカ
「え? ミューノの心?」
エンジ
「ん…? まったく、ニブいヤツじゃのう…」
リフモニカ
「な、なによ、それ!?」

第3話

エンジ
「こりゃまた大きなため息じゃの…」
リフモニカ
「あ、エンジ…」
エンジ
「しかし、やっかいなことになったの ため息もつきたくなるか」
リフモニカ
「うん… ホントにどうしたらいいんだろ…」
エンジ
「ワガハイはここで働く気など全くないからの」
リフモニカ
「わかってるわよ、そんなこと」
エンジ
「ではいいのじゃが あの時、おぬしが少しうれしそうに見えたものでな…」
リフモニカ
「たしかに鍛冶師として働かないかって言われたとき、少しうれしかったんだ わたしのウデが認められた気がして
でも、まさかカンバン娘だなんて… こんなことになるなんてわたしだって思ってなかったよ…」
エンジ
「ほう、そうかの? カンバン娘になれるということもうれしかったのではないか?」
リフモニカ
「ばっ…! そんなことないよ!」
エンジ
「ただ…、忘れるでないぞ ワガハイの使命はミューノを守ることじゃ」
リフモニカ
「それは…」
エンジ
「だからミューノを悲しませるやからは敵じゃ たとえ、おぬしでも」
リフモニカ
「トホホ…」

第4話

エンジ
「ここじゃったか…
どこに行ったのかと思ったぞ…」
リフモニカ
「あ、ごめん… 歩いてたら、なんとなくここに来ちゃってて…」
エンジ
「何を考えておるのじゃ ボスタフ工房がすぐ近くにあるのじゃぞ こんな場所で油など売っておらずに…」
リフモニカ
「油? なによ、それ…」
エンジ
「そんなことはいいからしっかりミューノを守るのじゃ!」
リフモニカ
「そりゃ、そうだけど… そんなキケンなところなのにどうしてミューノは逃げないの?」
エンジ
「それは…、まだこの町で やることが残ってるんだそうじゃ…」
リフモニカ
「それは何かってのは… ま、いつもどおりヒミツなんだろうけどね…」
エンジ
「むむ…」
リフモニカ
「はあ… わからないことだらけだよ…」
エンジ
「なんじゃ、その言い草は おぬしはもうミューノを守ることなぞできんとでも言うのか!」
リフモニカ
「そんなことないけど… 親方も言ってたでしょ 鍛冶師の約束は鋼よりカタイのよ
エンジがわたしのパートナーであるかぎり わたしはミューノを守るよ」
エンジ
「たとえロブとやらの死んでしまった原因がミューノにあったとしても、か?」
リフモニカ
「それは…」
エンジ
「ま、その時は仕方ないじゃろ ワガハイがおぬしのパートナーをやめるまでじゃ」
エンジ
「な…! どうして…!?」
エンジ
「そうすればおぬしにはもうミューノを守る必要などなくなるじゃろ?」
リフモニカ
「エンジ でもあなただって鍛冶師の約束を…」
エンジ
「ミューノを守るためじゃ 鍛冶師の約束をやぶることなぞどうということはない…!」

第5話

リフモニカ
「エンジ?」
エンジ
「うむ… どうやらおぬしはいつも通り元気のようじゃな」
リフモニカ
「うん! エンジは大丈夫なの?」
エンジ
「まあ、一応はな」
リフモニカ
「よかった… じゃ、ミューノは? ミューノはどうなった?」
エンジ
「それが、わからんのじゃ… ワガハイもおぬしらを助けるだけで精一杯でな…
ここについたとき住民たちに捕まってしまって… 気が付いたらこのザマじゃ…」
リフモニカ
「そっか… あなたが助けてくれたんだね ありがとう
で、ここはどこなの?」
エンジ
「そこまではわからん… ただ、カンゲイされてはおらんようじゃな…」
リフモニカ
「たしかに… こんなところに入れられてるんだもんね…
なんとかして逃げ出さないと… こんなカベくらいあなたの力でこわせない?」
エンジ
「それがの、妙な腕輪をつけられて 力を出すことができんのじゃ…」
リフモニカ
「うでわ…? そんな…!」
エンジ
「なんとかして、ミューノを助けだす方法を考えんと…」
リフモニカ
「あの連中、ミューノの持ってた魔石をねらってたんだね… アレは一体、なんなの?
…って、ヒミツだったっけ」
エンジ
「こんなことになってしまった以上 おぬしにも知らせるべきかもしれん ミューノを守るためにもな…」
リフモニカ
「そうなの?」
エンジ
「あのゴヴァンの魔石はの ミューノの家族が代々守ってきたものなのじゃ」
リフモニカ
「守ってきた? すごい力があるって言ってたもんね 宝物みたいなもの?」
エンジ
「宝物とはいいがたいの… 強すぎる力を悪用されないようにかくしてきたようじゃ
しかしどこから話がもれたのか 村に突然アニスたちがやってきての 魔石をよこせとあばれおった…
村はひどいありさまでな… ミューノは父上に魔石をたくされたのじゃ…」
リフモニカ
「それで、村から逃げてきたの… じゃあ、今その村がどうなってるのかは…」
エンジ
「わからん… しかし、おそらく あの様子では…」
リフモニカ
「そんな… そんなつらい目にあってたのにわたしたちにはずっとだまってて…」
エンジ
「ミューノはできるだけおぬしたちを巻き込まないようにと考えておったからの…」
リフモニカ
「わたしね… あなたがどうしてミューノを守りたいかわかったような気がするよ…
だから、わたしもがんばる!」
エンジ
「おぬし…」
リフモニカ
「もっともっとがんばって あなたといっしょにミューノを守りぬくよ!」
エンジ
「よし! その意気じゃ! 共に戦おうぞ!」
リフモニカ
「うん!
…ってまず この状態をなんとかしないといけないなぁ…」

第6話

エンジ
「なんじゃ… ここにおったのか
こんなところで何をしておったのかな?」
リフモニカ
「あ、ちょっとね 明日の勝負のことを考えてたんだ…」
エンジ
「うむ…、たしかに心配じゃの 1対1の勝負じゃワガハイがついておらんからの」
リフモニカ
「なに言ってるの! あんな人、わたしひとりで楽勝よ!
…と言いたいところなんだけど やっぱひとりはちょっと、ね」
エンジ
「リフ…」
リフモニカ
「でも、あなたにばっかカッコイイとことられてちゃカッコワルイからね わたしもがんばらないと」
エンジ
「ほう! おぬしもワガハイの格好良さがやっとわかったかの!」
リフモニカ
「うん! おっきいトラに変身してさ すっごくカッコよかったよ」
エンジ
「変身ではない アレが本来の姿じゃ! ワガハイは元々格好良いのじゃ!」
リフモニカ
「そ、そうだった 忘れてたよ、ごめんごめん でもよかったね、元に戻れて」
エンジ
「そうじゃの… 今まで力が出せなかったのは単純なことを忘れていたからじゃろう
単純じゃが とても大切な気持ちを、な」
リフモニカ
「単純だけど大切な気持ち? なによそれ?」
エンジ
「何を言っておる それを思い出させてくれたのはおぬしではないか?」
リフモニカ
「わたしが? え~…? わかんないよ…」
エンジ
「わからずともよい とにかくワガハイの力も戻ったワケじゃ 大船に乗ったつもりでいてよいぞ」
リフモニカ
「大船って、どれくらいの感じ?」
エンジ
「そんな細かいことはいい!」

第7話

エンジ
「ここじゃったのか、リフ…
何をしておるのじゃ? 今日はおとなしくしておれと親方に言われたのじゃろう?」
リフモニカ
「でもさ、アニスたちは今でもどこかでミューノを狙ってるんだよ ジッとしてられなくて…」
エンジ
「うむ! 良い心がけじゃな! あやつらも正体を知られたからにはどんな手に出てくるかわからぬ
よりいっそう気をひきしめてミューノを守るのじゃぞ」
リフモニカ
「そうだね 1日も早くあいつらを捕まえてミューノを安心させてあげよう!
エンジも変身できるようになったしね! たよりにしてるよ!」
エンジ
「承知した!」
リフモニカ
「よおーし! これからが、本番ってワケだね… 初心に返って、気合い入れよっか!」
エンジ
「気合い? もしや…」
リフモニカ
「そうだよ 覚えてるでしょ? 最初に叫んだアレよ!」
エンジ
「やはり…!」
リフモニカ
鍛冶師なら!
ハンマーは…

…ってどうしたの?」
エンジ
「ああ…、すまんの どうにもその、気分がの… やはり疲れがたまっておるのかの」
リフモニカ
「そういう時こそ アレを叫ぶと…」
エンジ
「それはそうと明日の話し合いでアニスたちの悪事を暴かねばならん! がんばるのじゃぞ」
リフモニカ
「あ…うん」

第8話

エンジ
「元気なのは、結構なのじゃがな…
なんじゃ、おぬし 今日のところは休んでいた方が良いのではないか?」
リフモニカ
「たしかに今日はヒドイ目にあったもんね… エンジも大丈夫?」
エンジ
「見くびるでないわ! あの程度のことでまいるワガハイではない!
今度あのデカ頭に会ったときはそのことを思い知らせてやるぞ! おぬしの方こそ、大丈夫なのか?」
リフモニカ
「まあね アイツらには結構やられちゃったけど一番こたえたのは…
ギランって人にだきつかれたことだなぁ 思い出すと、まだヘコむけど…」
エンジ
「ああ… たしかにアレはつらそうじゃの 想像するだけで、全身の毛が逆立つわ」
リフモニカ
「つらかったんだよ 本当に… それに…
アニスが言ったことも…」
エンジ
「何じゃ、それは?」
リフモニカ
「あ、ううん… 別にいいの…」
エンジ
「ワガハイにも言えぬこととなると余程のことであろう… あやつら…」
リフモニカ
「あ、いや… なんというか…」
エンジ
「あいわかった! 何も言わずともよい!
次にあやつらとあった時には おぬしの分も思い知らせてやるとこのマゲに誓うぞ!」
リフモニカ
「うれしいけど、コワイ…」
ロブ親方のことはエンジにも言えなかったな…

第9話

エンジ
「リフ…
…」
リフモニカ
「アニスたちも捕まえたし あとはゴヴァンの魔石を戻せばおしまいだね…」
エンジ
「そうじゃの ウェルマン殿の調子も大分よくなったそうじゃしの」
リフモニカ
「そっか… よかったね、ミューノ…」
エンジ
「うむ… おぬしも今までよくやったの もうひとふんばりじゃ」
リフモニカ
「ありがと、エンジ… それにしても、あなたと会ってからいろんなことがあったね…」
エンジ
「本当じゃ、まさかワガハイも鍛冶師のパートナーになるとはユメにも思わんかったぞい」
リフモニカ
「どうだった? 鍛冶師のパートナーは面白かった?」
エンジ
「まあの モノを作り出すことは単純に楽しいもんじゃ
それにおぬしといっしょだとなんだかんだと退屈することはなかったからの」
リフモニカ
「それはわたしだって同じだよ わたしだってあなたと会ってから毎日ドキドキすることばっかだったよ」
エンジ
「ははは… 亀の甲より年の劫 まだまだ若いモンには負けんぞ
おぬしもワガハイとの修行の経験をいかして立派な鍛冶師になるのじゃぞ」
リフモニカ
「うん、まかせといて! いつかエンジ用の武器も作ってあげるからね」
エンジ
「ほほう まあ、あまり期待しないで待っておるぞ」
リフモニカ
「そういえば、エンジ 魔石を戻しに行く前になんかやり残したこととかないの?」
エンジ
「やり残したこと…か ないの」
リフモニカ
「そ、そうなんだ… なんかさびしいなぁ…」
エンジ
「そう言われてもの まあ時間はまだある 考えておくよ」

デートイベント

リフモニカ
「そういえば、エンジ 今まであなたとはたくさん武器を作ってきたよね」
エンジ
「本当じゃ まさかワガハイもこんなことになるとはの…
それもこれもあの時おぬしに負けなければ… …」
リフモニカ
「ん? どうしたの?」
エンジ
「どうじゃ、リフ もう一度ワガハイと勝負してみんか?」
リフモニカ
「なによ、突然」
エンジ
「あの時ワガハイが負けたのは妖力を出せなかったからじゃ 今なら本気をだせるからの」
リフモニカ
「負け惜しみ? もういいじゃない今さら…」
エンジ
「そういうおぬしこそ本気のワガハイと戦うのはコワイのではないのか?
安心せい ワガハイが勝ったとしても今さらパートナーをやめるなどとは言わん」
リフモニカ
「言ったわね… わかったわ 勝負してあげる!」
エンジ
「そうこなくてはな しかしおぬしとでは力の差がありすぎるかの?
なんなら武器はおぬしの好きなだけ持ってきてもいいぞ」
リフモニカ
「バカにしないで ひとつよ!」
エンジ
「なに?」
リフモニカ
「聞こえなかった? あなたとの勝負に使う武器はひとつだって言ったのよ!
これなら言い訳できないでしょ わたしもあなたもね」
エンジ
「ふふふ…面白い ではジックリ選ぶんだな ワガハイは工房の前で待っておるぞ」
(工房の前で話しかける)
エンジ
「どうじゃ 勝負の準備できたか?」
  • 最高の武器を選んできたよ
    (武器が一つでない場合)

    エンジ
    「しかし、その装備は…? 最高の武器をひとつ選ぶのではなかったのか?」
    リフモニカ
    「ああ、そうだ ひとつだったんだ ちょっと待ってて」
  • 最高の武器を選んできたよ
    (武器が一つの場合)

    リフモニカ
    「あなたの本気、見せてもらうわ エンジ…」
    エンジ
    「うむ… 恨みっこなしじゃぞ!」
    (エンジが変身)
    エンジ
    カクゴせいよ!!
  • もう少し考えさせて
(戦闘勝利後)
(エンジが元に戻る)
エンジ
「ワガハイとしたことがまた負けてしまうとはな さすがじゃの…」
リフモニカ
「エンジ…、そんな… あなたの戦い方を見ていればわたしにケガさせないようにって…」
エンジ
「いや、本当に強力な武器じゃった そんな良い武器ができたのもワガハイと修行してきたおかげじゃな」
リフモニカ
は?
あははは! そうだね! わたしが勝てたのはこの武器の…あなたとの修行のおかげだよ!
ありがと、エンジ」
エンジ
「おぬし… おぬしは本当に面白いヤツよのう…」
リフモニカ
「なによ、それ? バカにしてるの?」
エンジ
「そうではない おぬしの様な人間にはこれまで会ったことがなくての…
シルターンにおった時、ワガハイはすんでいた山のヌシの様な存在として見られておったようでの…
周りにおった人間たちはワガハイを恐れる者、あがめる者 それに、憎むものばかりじゃった…」
リフモニカ
「エンジをにくむ… どうして? 何か悪いことでもしたの?」
エンジ
「そんなつもりはないが… まあ、悪さをする人間をこらしめたことはあったかの…」
リフモニカ
「それって良いことしてたってことじゃないの 何で憎まれなきゃなんないのよ?」
エンジ
「物事の善悪など、立場で変わるものじゃ 片方には良いことでも もう片方にはそうでないこともある…
だからワガハイがジャマだと考える人間も大勢おってのぉ よく命を狙われたもんじゃ」
リフモニカ
「そんな…」
エンジ
「そんなヤカラとばかり戦っておったから勝負の後には憎しみとむなしさしか残らないと思っておった…
じゃが純粋に勝負を挑んでくる おぬしに教えられたぞ 楽しい勝負もあるもんじゃ、とな」
リフモニカ
「エンジ…」
エンジ
「100年以上生きておるワガハイがこんな子供にモノを教わるとは思ってもみなんだわ!
ありがとう、リフ… おぬしに出会えて本当に良かったぞ!」
リフモニカ
「なによ、それ… わたしだってエンジに会えて本当に良かったよ!」
エンジ
「そうか、そうか… このまま鍛冶師のパートナーでおるのも悪くなかったかもしれんな…」

エンディング

リフモニカ
「ミューノと出会って あなたの召喚石を拾って ホントに色んなコトがあったね」
エンジ
「ミューノもおぬしに出会わなければ召喚石を落とすことなどなかったのにのぉ…」
リフモニカ
「そんなこと… あるかな」
エンジ
「しかし、おぬしに出会ったからこそ あの連中からミューノを救うことができたのじゃからな
礼を言わねばならんの」
リフモニカ
「なに言ってるのよ、エンジ ホントはわたしがいなくたって自分が助けたとか思ってるでしょ?」
エンジ
「む… バレたかの?」
リフモニカ
「やっぱりか…」
エンジ
「ジョウダンじゃよ ワガハイひとりであの連中からミューノを守れたかどうか、わからん
本当にカンシャしておるよ」
リフモニカ
「そんな… ありがと、エンジ…」
エンジ
「だから、100万バームをかせげと言われても だまってついてきておるのじゃ」
リフモニカ
「あ、あはははは~ 100万バームねぇ~ ホントにかせげるのかなぁ…」
エンジ
「何を弱気になっておる! コケの一念、岩をも通すじゃ! なせばなるぞ!」
リフモニカ
「そ、そうか、気合いだね… わかった! そういうときはアレだね!」
エンジ
「アレ? もしや…」
リフモニカ
鍛冶師なら!
ハンマーは、友!
エンジ
ハンマーは、力!
リフモニカ&エンジ
ハンマーは、命!
リフモニカ
「ありがとう、エンジ いっしょに叫んでくれるなんてすっごいうれしいよ!」
エンジ
「まあの… おぬしとはなかなかはなれられん運命の様じゃからの」
これからもよろしくたのむぞ… リフ

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