【夜会話】レミィ(リフモニカVer.)

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森凪様/雫様/CLOCK様

第1話

レミィ
「まさか君がこんなところにいるなんて…」
リフモニカ
「いいでしょ ここはわたしのお気に入りの場所なんだよ
あなたこそ、調子悪かったんでしょ? こんなところでうろちょろしてて大丈夫なの?」
レミィ
「君に心配してもらうことなんて何もないよ」
リフモニカ
「ま、元気ならいいけどね ちゃんとザックの薬飲んだ? 約束だよ?」
レミィ
「…飲んだよ」
リフモニカ
「じゃあ、それが効いたんだね ザックもよろこぶよ」
レミィ
「…」
リフモニカ
「でも、たおれるまで仕事とは… あなたも大変なんだね…」
レミィ
「君に何がわかる?」
リフモニカ
「な、なにって…」
レミィ
「僕のこと何も知らないくせに勝手なこと言わないで欲しいな」
リフモニカ
「な、なによ、その言い方 知らないから聞いただけでしょ?」
レミィ
「…別に君が知る必要なんてないよ…」
(レミィ立ち去る)
リフモニカ
「あ、ちょっと待ってよ! なんなのよぉ! ハラ立つなぁ!」

第2話

レミィ
「やっぱり君か…」
リフモニカ
「やっぱりってなによ?」
レミィ
「あやしい人影が見えたから調べに来ただけだよ」
リフモニカ
「あやしいって、わたしのこと? わたしのどこがあやしいのよ」
レミィ
「気付いてなかったのか… 君は十分にあやしいよ」
リフモニカ
「なんですって!」
レミィ
「さわぎのあるところには必ず君がいるじゃないか」
リフモニカ
「う…反論できないところが…
そういえば あのケガした人たちはどうなったの?」
レミィ
「それほどのひどいケガじゃなかったからもう元気にしてる…
いや、元気じゃないか…」
リフモニカ
「なによ? どこか悪いの?」
レミィ
「いや、ケガじゃないけどおとなしくなってる
反省している…といいけど」
リフモニカ
「そっか
大丈夫でしょ とくにサージって人は」
レミィ
「また君がケンカでやっつけたからかい?」
リフモニカ
「ケンカじゃない! 勝負よ!」
レミィ
「それって、何がちがうの?」
リフモニカ
「全然ちがうでしょ! なんていうかさ… 心とか?」
レミィ
「ふ… 心、か… 君がたまにうらやましくなるよ」
リフモニカ
「な… 今わたしのことバカにしなかった?」
レミィ
「さあね」

第3話

レミィ
「君の声だったのか…」
リフモニカ
「あ、レミィ どうしてこんなとこに?」
レミィ
「スゴイうめき声が聞こえたからね またはぐれ召喚獣かと思って」
リフモニカ
「はあ… そっか…」
レミィ
「まだ元気がないみたいだね いつもそれくらいおとなしいと助かるのに」
リフモニカ
「はあ…」
レミィ
「まったく…」
リフモニカ
「あのさぁ、あなた… わたしでもさ、どこかのお店のカンバン娘になれると思う?」
レミィ
か、カンバン娘?
そんなこと自分で考えたら?」
リフモニカ
「だから悩んでるんじゃないの…
いいわね、あなた お気楽で…」
レミィ
「おどろいた… 君にそんなこと言われるだなんて…
毎日あれだけ好き勝手生きている君が僕より不幸だって言うのかい? 笑えない冗談だよ」
リフモニカ
「なんですって…? わたしは真剣に悩んでるのよ!」
レミィ
「本当に真剣に悩んでいるのなら今すぐ寝ることだね
そうすれば明日の朝には悩みなんて、忘れていると思うよ」
リフモニカ
「な…、なによ、それ! ムカつく!」
レミィ
「なんだ… もう元気になったじゃないか よかった
おとなしいのは助かるけど 君が元気じゃないと、こっちの調子までおかしくなっちゃうからね」
リフモニカ
「なによ! もーっ!」

第4話

レミィ
「あれ…? …? 君はどうしてこんなところに」
リフモニカ
「わたしもよくわかんない 歩いてたら、なんとなく…」
レミィ
「なんとなく? そんな風にフラフラしてて またからまれても知らないよ」
リフモニカ
「なによ? あなたそんなこと心配してこんなとこまで来たの?」
レミィ
「だ、誰が…! 僕が見回りをしてただけだよ 僕らの工房もこの町の自警団の一員だからね」
リフモニカ
「へえ…、アニキと同じなんだ じゃ、リュート岩窟にいたのも見回りなの?」
レミィ
「それは… そうだよ」
リフモニカ
「そっか、大変だね… ま、おかげでわたしたちも助かったわけだけど」
レミィ
「だからあれは! 君たちのためじゃなくて…」
リフモニカ
「ボスタフさんのためね… だったらあんたとはまた勝負することになるかもね」
レミィ
「どういうこと?」
リフモニカ
「…」
レミィ
「別にいいけど でも、その時は負けないから」

第7話

レミィ
「やっぱり君か…
どうしたんだい?またこっそりと町を抜け出すつもりだった?」
リフモニカ
「なによ、それ! わたしはただ、この辺の見回りを…」
レミィ
「見回り? どうして?」
リフモニカ
「それは、今だってアニスたちがどこかでミューノをねらってるかもしれないから…」
レミィ
「ふん… どうしてもあの人たちを悪者にしたいみたいだね」
リフモニカ
「あんたこそまだあいつらのこと仲間だと思っているの? ボスタフさんがそう言ったから!?」
レミィ
「それは… 親方にはまだ、話していない…」
リフモニカ
「なによ… さっきはあんなに…」
レミィ
「親方は忙しいんだ! 余計な心配なんてかけられるもんか!」
リフモニカ
「…っ! そんなに怒らなくても…」
レミィ
「明日、みんなを集めて話し合いがあるんだよね? きっとその時にハッキリするよ
ボスタフ親方がまちがったことなんてするはずないって」
リフモニカ
「…」

第8話

レミィ
「ここにいたのか…
あの…」
リフモニカ
「あれ? アカバネにおそわれた時のケガとか大丈夫なの?」
レミィ
「あ、うん もう大丈夫」
リフモニカ
「今日はありがとね おかげで助かったよ」
レミィ
「あ…、ああ…」
リフモニカ
「ホント、あなたが来てくれなかったらあの時、アニスたちにやられてたかもしれなかったんだよ」
レミィ
「ああ… そうなの… あの…」
リフモニカ
「アカバネだってわたしたちだけだったら勝てたかどうか、わからないし」
レミィ
「ああ、それは、その…」
リフモニカ
「それにボスタフさんを説得できたのだって…」
レミィ
「いいから僕にも話させて!」
リフモニカ
「え…? どうぞ」
レミィ
「その… 悪かったね」
リフモニカ
「何が?助けられたのはわたしたちの方でしょ? わたしの話、聞いてた?」
レミィ
「そうじゃなくて アニスたちが本当に悪いヤツだったってことだよ!」
リフモニカ
「あ、ああ! わかってもらえてホント良かったよ!」
レミィ
「だから、君のことうたがって悪かった思って…」
リフモニカ
「そうよね これからはもう少しわたしの言うこと信じるのね」
レミィ
「そ、そうだね… 考えておくよ」
リフモニカ
「なによ、その言い方!素直じゃないなぁ あんたはいつもそんなんだから…」
レミィ
「…あのさ あんまり調子にのらないんでほしいんだけど…」
リフモニカ
「は、はい…」

第9話

レミィ
「君か…」
リフモニカ
「あなたってホントいつもいいところに現れるよね」
レミィ
「え…? 今、何かいいところだったの?」
リフモニカ
「え? 何の話よ? アニスたちを追いつめた時だよ あの時、結構ヤバかったんだ
あなたたちが来てくれなかったらどうなっていたか… わたし、また助けられちゃったね」
レミィ
「だから僕は 君を助けになんて行ってない あの人たちを捕まえるためだよ
ザックがあの人たちにやられたし 放ってはおけなかっただけで…」
リフモニカ
「そっか でもわたしたちが助かったことは たしかだし…
ま、ありがとね」
レミィ
「…」
リフモニカ
「けど、あの調子じゃ ミューノの村へは行けそうにないよね…」
レミィ
「それ、どういうこと?」
リフモニカ
「だってさっき金の派閥でお母さんに すっごく反対されてたじゃない 行っちゃダメっだって」
レミィ
「そんなのは関係ない」
リフモニカ
「関係ないって、そんな… お母さんだってあなたのこと心配してるんだしさ…」
レミィ
「だから、母さんは関係ない! あの人は何を言おうと知らないよ 僕は…
僕は少しでもボスタフさんの力になりたいだけなんだ」
リフモニカ
「またボスタフさんね… どうしてそんなにボスタフさんにこだわるの?」
レミィ
「そんなこと… 君には関係ないよ じゃあね…」
リフモニカ
「あ、ちょっと…」

デートイベント

リフモニカ
「あれ? ランドル、ドコ行くの?」
ランドル
「みゅーの様ト 今後ノ計画ニツイテ打チ合ワスセル 必要ガアリマスノデ シバラク 出カケマス」
リフモニカ
「そっか… わかったよ」
(ランドルが去る)
リフモニカ
「ミューノのお父さんもいるし もうすぐ村にかえるワケだし きっと色々あるんだよね…
仕方ない わたしはわたしでミューノの村へ行く準備をすすめておこう
そういえば、レミィはやっぱりお母さんにだまって行くつもりなのかなぁ…」
(自由行動・工房から出るとイベントが進む)
リフモニカ
「あれ…? 何やってんだろ?」
イアナ
「いいわね、レミィ やめておくのよ」
レミィ
「…」
(イアナが去る)
レミィ
「なに見てるの?」
リフモニカ
「ご、ごめん… でもさあ、お母さんあんなに心配してるんだからさ…
ミューノの村に行くの止めといた方がいいんじゃない?」
レミィ
「昨日も言ったはずだよ 母さんは関係ないって 僕は絶対に行く
それにあの人は僕がどれだけ鍛えてるか全然知りもしないんだ… それで僕の何を心配するっていうの?」
リフモニカ
「子供があぶないとこに行くんだから普通、心配するでしょ? 母親だよ?」
レミィ
「僕が行ったら危ないと思う様な場所なら君こそ残ってた方がいいんじゃないの?
召喚獣がいないと何もできないくせに」
リフモニカ
「なによ、それ! ランドルがいなくたって わたしは…!」
レミィ
「マグドラドをたおして調子にのってるみたいだけど あれも召喚獣がいたからだよ
もしかして僕との勝負も自分の力で勝ったと思ってる?」
リフモニカ
「調子にのってるのはどっちよ! わたしひとりだってあんたくらいたおしてみせるわ!」
レミィ
「今日はいつもいっしょの召喚獣がいないみたいだし ムリしない方がいいんじゃないの?」
リフモニカ
「うるさい! 一度あんたとは1対1で勝負してみたかったのよ!」
レミィ
「勝負か…、いいね 僕もムシャクシャしてたし いい気晴らしになりそうだ」
リフモニカ
「じゃあ決まりね! 後悔しても、おそいんだから!」
レミィ
「すぐに勝負してもいいけど 君には色々準備がいりそうだから北門の前で待ってるよ
準備ができたら教えて」
リフモニカ
「北門の前ね わかったわ 待ってなさいよ!」
(北門のレミィに話しかける)
レミィ
「勝負の準備はできた?」
  • バッチリできてるよ
    リフモニカ
    「さあ、はじめましょう?」
    レミィ
    「さっきも言ったけど 僕は今、ムシャクシャしてるから手加減できるかどうか、自信ないんだ
    だから君は、僕のことよりも自分の心配をしていた方がいいと思うよ」
    リフモニカ
    「なんですって… 行っくぞー!」
  • もう少し待ってて
(戦闘勝利後)
レミィ
「… く…っ! また…」
リフモニカ
「あのさあ… そんな風に迷ってたらいい勝負はできないよ」
レミィ
「なん、だって… 僕が迷ってる…?」
リフモニカ
「なんていうか… 勝負に集中してないっていうか… アレでしょ? お母さんのことでしょ?」
レミィ
「なっ…! なんで僕が…!」
リフモニカ
「何があったか知らないけど 悩みがあるなら話してみない? スッキリするかもしれないよ」
レミィ
「君は何を…」
リフモニカ
「それでスッキリしたら もう1回勝負よ!」
レミィ
「は… はあ… 君って人は…
でも、母さんとは別に心配してもらうようなことはないよ」
リフモニカ
「でもさ、お母さんは召喚師なのに どうして鍛冶職人の修行してるの? ヘンじゃない?」
レミィ
「君って人は… そうやって思った通り話せるのは少しうらやましいよ」
リフモニカ
「でしょう? だからあなたも全部話しちゃえばいいのよ」
レミィ
「はあ、わかったよ… 僕だって召喚師の息子だよ 昔は召喚師を目指していたさ
だけど、父さんが死んでからすべてが変わってしまった…」
リフモニカ
「あ…、その… なんかシンコクそうな話ね あの、ムリしなくても…」
レミィ
「何を今さら… 君が話せって言ったんだ 最後まで付き合ってもらうよ」
リフモニカ
「はぁい…」
レミィ
「父さんが死んでから、母さんは派閥の中での地位をきずくことばかりを考えるようになってしまったんだ…
リングヴァル家の長に取り入ってベルヴォレンなんかの秘書をやっているのも、その証拠だよ…
僕がリングヴァル家で召喚術の勉強をさせてもらえるようにするためとか言ってはいたけどね…
あの人はきっと、僕のことも派閥での地位をきずくための道具のひとつぐらいにしか思ってないんだ
吐き気がする…!」
リフモニカ
「もしかして… その当てつけにボスタフさんのところに…?」
レミィ
「そんなんじゃない! ボスタフ親方は僕を道具じゃなくてひとりの人間として認めてくれたんだ
あそこでなら、僕はモーティア家の地位のことなんて気にしなくてもよかったんだ」
リフモニカ
「レミィ…」
レミィ
「でも、ボスタフさんも奥さんが出て行ってから少しずつ変わってしまって…
今度は僕が、ボスタフさんの力にならなきゃダメなんだ…」
リフモニカ
「… あなたの言い分は、大体わかったような気がする…
でも、お母さんのことって本当なの? かんちがいじゃないのかな?
お母さんは本当にあなたのためを思ってベルヴォレンさんの秘書に…」
レミィ
「そんなことない…! あの人は、派閥の中でモーティア家を認めさせたかっただけで…」
リフモニカ
「なんでそんな風に言えるの? お母さんからそう聞いたワケじゃないんでしょ?」
レミィ
「聞かなくったってわかる あの人は…」
リフモニカ
わかるもんかっ!
レミィ
「リフ…」
リフモニカ
「お父さんがいなくなったらお母さんはひとりであんたのメンドウをみなきゃならないのよ
それがどんなに大変なのかちゃんと考えたことあるの!?」
レミィ
「なんだって…! どうして君にそんなことが…
あ…
君も、親方を…」
リフモニカ
「そうよ… こういう時に支え合うのが家族ってもんでしょ!」
レミィ
「…」
リフモニカ
「さっきだって、お母さん あなたのこと本気で心配してたとわたしは思うよ
だからあなたももう少しお母さんのこと信じてあげて…」
レミィ
「… 君は誰に対しても、相手が召喚獣でも きっとそういう風なんだよね…
うらやましいよ… 僕にはマネはできない…」
リフモニカ
「もしかして、今のは バカにしてる?」
レミィ
「そうじゃない 本気でうらやましいんだ」
リフモニカ
「え…、そうなの? なんかテレるなぁ…」
レミィ
「くやしいけど、君の言う通り話したら少しスッキリしたよ
でも、勝負はまた今度… 悩みが全部解決したらあらためて勝負して欲しいんだ」
リフモニカ
「わかったわ! その日を楽しみにしてるから!」
レミィ
「僕も、楽しみだよ」

エンディング

リフモニカ
「へぇ… こんなとこ、あがれるんだね」
レミィ
「まあ、僕は自警団だし」
リフモニカ
「で、話ってなによ」
レミィ
「それは…、あの… 君にお礼を言いたくて…」
リフモニカ
「はぁ? そんなことでワザワザこんなとこに?」
レミィ
「だって… 君にお礼を言ってるところを誰かにみられたら…」
リフモニカ
「わたしにお礼を言うのは そんなに恥ずかしいことなのね…」
レミィ
「いや… それは…」
リフモニカ
「もういいよ… けど、なによ お礼って?」
レミィ
「ああ…、その…、この間… 君に言われたとおり母さんと色々話してみたんだ…
そうしたら、お互いのゴカイもとけたって言うか… だから…」
リフモニカ
「そっか!よかったね! これで悩みもなくなったから わたしと勝負を…」
レミィ
「まだだよ!」
リフモニカ
「え~!? まだなんか残ってるの~?」
レミィ
「それは… まだ君にちゃんとお礼を言ってない…」
リフモニカ
「なによ そんなこと…」
レミィ
「いいから!」
リフモニカ
「はい…」
レミィ
「だから、その…
ありがとう」
リフモニカ
「どういたしまして よかったね、レミィ」
レミィ
「うん これで心おきなく勝負ができる 今度は負けないから」
リフモニカ
「なによ、それ! わたしだって負けないから!」
レミィ
「ふふふ…」
ありがとう、リフ こんなに楽しい気持ちひさしぶりだよ

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