不断様
第11話 炎情の剣
- ペルゴ
- 「おみそれしましたよ まさか貴方が、こんな形で決着をつけるとは」
- ハヤト
- 「俺の手柄じゃないよ
二人の気持ちが通じていたから、この結末にたどり着いたんだ
俺はただ、その手助けをしただけだよ」 - ペルゴ
- 「なるほど・・・
なにはともあれ、今後もよろしく頼みますよ」 - ハヤト
- 「ああ、こちらこそ」
- たいしたことしたわけじゃないのになぁ
第12話 蒼の派閥
- ペルゴ
- 「あの黒装束たちは誰かの命令で動いているようですね
そうでなくては、あのように統率された行動はとれません」 - ハヤト
- 「それって、黒幕が別にいるってことなのか?」
- ペルゴ
- 「そう思っておいたほうがいいでしょうね
ただ、その黒幕が何を企んでいるのかまではわかりませんが・・・」 - 黒幕はいったいどんな奴なんだろう?
第14話 エルゴの呼び声
- ペルゴ
- 「サプレスのエルゴは、本当に失われたのでしょうか?」
- ハヤト
- 「他のエルゴがそう言うんだから、きっとそうなんじゃないかな?」
- ペルゴ
- 「私はどうも、そのことが気がかりなのです
守護者に守られていたエルゴが、自然に消えてしまうはずがない
だとすれば、考えられるのはひとつ・・・」 - ハヤト
- 「まさか、誰かが守護者の手からエルゴを!?」
- ペルゴ
- 「あくまで推測ですが、あり得ない話ではないでしょう
もっともそれがわかったところで、失われたものが戻りはしないのですがね」 - サプレスのエルゴは、どうなったんだろう?
第17話 守るべきもの
- ハヤト
- 「びっくりしたよ まさかペルゴまでがあんな無茶なことをするなんてさ」
- ペルゴ
- 「たしかにそうかも知れませんね・・・
貴方たちとも長いつきあいですから、無茶がうつってしまったのかもしれません」 - ハヤト
- 「あはは・・・」
- ペルゴ
- 「ですが私は後悔していませんよ あの場合、あれが一番だったのです
この世界のためにも それに、私の良心のためにもね?」 - 俺なんかのために無茶をしてくれたんだな
エンディング
- あれからどれぐらいたっただろう? いくつもの問題や戦いを越えて。
まだ、俺は答えを出せずにいる。 だけど・・・。
いつかはきっと見つけてみせる、 だって、俺は一人じゃないんだ。
頼りになる仲間が側にいてくれる だから、きっと見つけてみせる。
これがそうだ、と胸を張って言える俺だけの答えってヤツを! - ペルゴ
- 「失敗を怖れずに、貴方の信じる道を進んで下さい 後ろの守りは私たちが引き受けますから」
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