【夜会話】スタウト(トウヤVer.)

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ササミ様

第11話 炎情の剣

スタウト
「よぉ、坊主!
お前はたいしたやつだよなぁ!!」
トウヤ
「…酔ってますね」
スタウト
「おう、お前も飲むか?」
トウヤ
「遠慮します」
スタウト
「なんでぇ、つきあいの悪い坊主だなぁ
ラムダの旦那も、お前らの大将も、めでたく仲直りしたんだぜぇ?
祝い酒のひとつくらいつきあいな!
ほれほれっ!!」
トウヤ
「ちょ、ちょっと…
うわあぁぁっ!?」
酔っ払いは苦手だ

第12話 蒼の派閥

スタウト
「あの黒装束ども、かなり徹底した訓練をされてたな
召喚師というよりは暗殺者って感じだぜ」
トウヤ
「わかるのか?」
スタウト
「まあな…
もともと俺は、そっちが専門だったし」
トウヤ
「スタウトって暗殺者だったのか!?」
スタウト
「あんまり自慢できる話じゃねえけどな」
スタウトにそんな過去があったとはな

第14話 エルゴの呼び声

スタウト
「お前も大変な役どころになっちまったなぁ」
トウヤ
「代われるものなら、他の誰かに代わってもらいたいよ…」
スタウト
「なぁに、失敗したってたかが世界が終わっちまうだけなんだ」
トウヤ
「たかがって…!!」
スタウト
「いいか、坊主?
世界が終わる原因は、お前が作ったわけじゃねえんだ…
今日までこの世界で生きてきた人間、全ての責任なんだぜ?」
トウヤ
「……」
スタウト
「他の世界から来たお前が、わざわざその始末をしようとしてるんだ
しくじったって、誰にも文句は言わせねえさ」
トウヤ
「スタウト…」
スタウト
「肩の力を抜いてよ
やれるだけやってみな」
とにかく、やるしかないんだ…

第17話 守るべきもの

スタウト
「カッコよかったぜ
坊主?」
トウヤ
「からかうなよ」
スタウト
「いやいや、俺は真剣にほめてんだぜ?
当たり前のことだがな
なかなか言えねえよ」
トウヤ
「あの時は、必死だったから」
スタウト
「ククク、まあいいさ
言った以上は、きちんと実行してもらうぜ?
終わらせちまおうや
お前がお前であるための戦いをな…」
決着をつけよう! 僕が僕であるために

エンディング

あれからもう、どれくらいたったのだろうか? いくつもの問題や戦いを越えて
僕はまだ、答えを出せずにいる。
でも、あきらめたりはしない。 僕は一人じゃないのだから。
頼りになる仲間が側にいてくれる だから、きっと見つけてみせる。
誓約者として、僕が導いていく未来の形を…。
スタウト
「たいしたもんだぜ お前ってやつはよぉ その調子でこれからも頼むぜ」

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