【夜会話】オルカ(エアVer.)

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第3話

オルカ
「お…なんだ… エアじゃないか どうしたんだ?」
エア
「うん…ちょっと、散歩」
オルカ
「今日はいろいろあったからな… オレもスッキリしたくてさ… やっぱ滝だな!」
エア
「あの…ごめん… 親方はわたしのせいで…」
オルカ
「辛気くさいカオすんなよ…せっかくスッキリしたのにまた落ち込んじまうじゃないか…」
エア
「ごめん…なさい…」
オルカ
「それが辛気くさいって言うんだよ お前はオレに勝ったんだろ? ほら、笑って!」
エア
「こ…こう…?」
オルカ
「なんだそのカオ? ま…落ち込んでるよりはマシか」
エア
「もう…ヒドイなぁ…」
オルカ
「おきてしまったことは仕方ないさ ブルニードの修理も終わったし早く魔刃を手に入れよう!」
エア
「そうだね…ブルニードのことは助かったよ ありがとう」
オルカ
「礼を言うのはこっちさ! お前のおかげで機械兵士をさわれたんだぞ…
すごかったなぁ…あのカラクリ… あんなの作りたいなぁ…」
エア
「あはは…よかったね ほんとうれしそうだよ…」
オルカ
「お前…絶対こわすなよ!」
エア
「わかってるって!」

第4話

オルカ
「お、エア! お前もコーフンして眠れない、か?」
エア
「コ…コーフンって…」
オルカ
「ブルニードの空間転移もできたし 巨大な機械兵士も見れたし すごかった…!」
エア
「あの機械兵士 本当はもっと調べたかったでしょ?」
オルカ
「当たり前じゃないか! 思い出すと、心残りで…く~…っ!」
エア
「まあまあ 落ち着いて落ち着いて…!」
オルカ
「だけど、仕方ないさ お前たちのジャマをするのはもっとイヤだからな」
エア
「オルカ…」
オルカ
「巨大機械兵士もすごかったけど 魔刃の鞘にしかけられているあの封印もすごかったぜ」
エア
「へぇ…でも、アレとけるんでしょ? オルカ?」
オルカ
「外すことはできても作ることはできないよ… まったくすごいウデだ…
親父よりすごいかもしれない…」
エア
「そんなにすごいの…」
オルカ
「いつかはオレもあんなものが作れるような鍛冶師になりたいな」
エア
「オルカならできるよ!」
オルカ
「ありがとう… お前に言われても説得力を感じないがな」
エア
「ひっどーい」
オルカ
「とにかく、今のオレにはあの鞘を外すことしかできない あとは、お前にしか扱えないんだ…」
エア
「うん… そっか… わたししかいないんだ…
(魔刃を使って、リョウガがゴウラを復活させちゃうのをとめられる人間は…)
がんばる!」
オルカ
「すまないが…たのむぞ」

第5話

オルカ
「お、エア アタマでも冷やしにきたか?」
エア
「なんでわたしがアタマを冷やさなきゃなんないの?」
オルカ
「だって、海でいろいろあったんだろ? お色気たっぷりなのが… いいよなぁ…」
エア
「なに考えてるのよ!」
オルカ
「だってこっちはトウメイさんとず~~~~~~~~~~~っといっしょだったんだぜ…
心底つかれたよ…」
エア
「でも、悪い人じゃないって…」
オルカ
「村にいるのもゴウラの邪気をはらうためなんだしね 悪人ではないと思うんだけど…
とにかく人の話を聞かないんだよな それに、なんか強そうだし」
エア
「強そうだね 色んなイミで」
オルカ
「そんなわけで当分いすわりそうだから気を付けてな」
エア
「わかった」
オルカ
「ところでさ…エアもお色気いっぱいだったのか?」
エア
「も、もちろんよ!」
オルカ
「…
ミエ、張らなくていいぞ…」
エア
「うるさいなぁ!」

第6話

オルカ
「お…エアか… やっぱりお前も悲しみを流しに来たんだな…?」
エア
「え…どういうこと…?」
オルカ
「そんな…てれるなよ… ガンヴァルドがこわれちまった悲しみをこの滝に流しにきたんだろ?」
エア
「よっぽどショックだったんだね… オルカ…」
オルカ
「当たり前だ! こわれちまったんだぞ…! あんなカッコイイ機械兵士が…!」
エア
「ごめん…オルカ… こんなことになる前に…わたしがリョウガを止めていれば…」
オルカ
「無茶なこと言うな! くやしいが、あいつの言うとおり今のお前じゃ、勝てないぞ!」
エア
「そ、そうかもしれないけど…」
オルカ
「お前はいつもオレたちのために危ない目にあっているけど…少しは自分のことも考えろ…!
お前を失ってしまったら…イミはないんだ…」
エア
「それは…たしかに…魔刃使いはわたしだけだし…」
オルカ
「そういうことを言ってるんじゃない! オレはただ、お前が…!」
エア
「ご…ごめん…」
オルカ
「いや… オレの方こそ悪かったな… 感情的になってしまって…
もう少しここでアタマを冷やすか…」
エア
「わたしも付き合っていいかな?」
オルカ
「もちろん」

第7話

オルカ
「お、エア 今日はご苦労さん」
エア
「オルカこそトウメイさんのお相手おつかれさま」
オルカ
「たしかにつかれた… あの人と話すとどうしてこんなにつかれるんだ…
早くゴウラを封印しないとこっちの体がもたないな…」
エア
「魔刃もあと1本だし もう少しガマンしてよ」
オルカ
「わかったよ お前も油断するなよ」
エア
「そうだね… 世の中にはまだまだ強い人がいるもんね
今日会った召喚師の人たちなんてわたしなんかとは強さのレベルがちがってたよ
わたしももっと強くならなきゃ!」
オルカ
「強くなるのもいいけど その目的を見失うなよ」
エア
「え?」
オルカ
「強くなって、その力をなんに使うかってことさ お前も鍛冶師ならわかるだろ?
オレたちの作る武器は使い方によっては人を幸せにも不幸にもするんだからな」
エア
「そうだね…
ありがとうオルカ わたし、がんばるよ!」

第8話

オルカ
「お、エア よかった… 来てくれたんだな」
エア
「どうしたの、オルカ? そんなこと言うなんて?」
オルカ
「いや…操られてたとはいえヒドイことしちまったしな… やっぱり怒ってるかと思って…」
エア
「しかたないよ あれはゲドーのせいなんだし」
オルカ
「そう言ってもらえると助かるよ なんてったって、オレもむりやり食べさせられたんだし
タタンのおかしを!」
エア
「ああ…だって…あのときはあの方法しか思いつかなくって! しかたなく!」
オルカ
「アレは、キいたぜ~!」
エア
「うう…ごめんなさい…」
オルカ
「じゃあこれでおあいこってことで」
エア
「うん」
オルカ
「よし! これで心おきなくブルニードのお守りに専念できるってもんだ!
今度は絶対こわさせないぞ!」
エア
「うん!」

第9話

オルカ
「おい…大丈夫か…? エア」
エア
「大丈夫…って言いたいけど まだ親方にはダメだって言われちゃうだろうな…」
オルカ
「エア…」
エア
「ゴウラを封印することを第一に考えろってことぐらい わたしにだってわかってる…
リョウガのことで悩んでたってリョウガがかえってくるワケじゃないもんね…!」
オルカ
「落ち着け、エア 親父はそんなこと言いたいワケじゃ…」
エア
「あ…ごめん…
でも…どうしようもないの… また魔刃使いの力が暴走して誰かをキズつけてしまったらって…」
オルカ
「エア…」
エア
「ねえ、オルカ… こんなことで悩んでるくらいならなにも考えない方がいいのかな…?
どうせ、ゴウラの封印はわたしにしかできないんだし…」
オルカ
「お前…っ!
どうやら…少しアタマ冷やした方がいいみたいだな
そうだな…明日、釣り人の池に行こう いっしょにな」
エア
「釣り人の池…? どうして?」
オルカ
「言っただろう アタマを冷やすんだよ じゃあな」
エア
「あ…オルカ…」

デートイベント

オルカ
「エア、来たか」
エア
「でも、どうしたの…? こんなところへ呼び出したりして…?」
オルカ
「言っただろ アタマを冷やすって
どうだ? ひさしぶりに泳ぐか?」
エア
「なっ…! なに言ってるの!?」
オルカ
「なんだよ 昔はよくいっしょに泳いだじゃないか」
エア
「そうだけど…」
オルカ
「覚えてるか? はじめてみんなでここに来たときのこと…
一言泳げないって言えばいいものをお前ったらムリしちゃってな おぼれちゃってさ…」
エア
「そんな昔のこと…」
オルカ
「あのとき、親父に言われただろ 勇気と無謀はちがうって…
今のお前も同じだよ…」
エア
「でも、こんなことしたってゴウラは封印できないでしょ! だから…!」
オルカ
「リョウガのことがショックだからって自暴自棄になるな!
魔刃使いの力を恐れたままじゃゴウラの門に入っても実力なんか出せるわけないだろ!?
今のお前じゃゴウラを封印する前に… 本当に…」
エア
「オルカ… でも…やっぱり… コワイの…
またあの力が暴走して とりかえしのつかないことをしてしまったらって…」
オルカ
「そのときはオレが正気に戻してやるよ お前がオレにしてくれたようにな」
エア
「え…」
オルカ
「おいおい… お前、忘れてないか? 魔刃の鞘の封印のこと」
エア
「あ…そういえば…」
オルカ
「親父があの調子じゃオレが付き合うことになるんだ 少しは信用してくれよ…」
エア
「…オルカ…ごめんなさい!」
オルカ
「おいおい! なんだよ!」
エア
「わたしは知らないあいだに わたしひとりがゴウラを封印できる人間なんだと思っていたみたい…
本当はちがうのに… みんなの力がないとゴウラは封印できないのに…!
そんなことも忘れて… わたしは…!」
オルカ
「そうだぜ、お前ひとりじゃない オレがいつでもお前の側についていてやるからな
お前は自分のやるべきことを思いっきりやればいいさ!」
エア
「オルカ… ありがと…」
オルカ
「ま、アーノより役に立てるといいがな…」
エア
「がんばってね」
オルカ
「言うな、こいつ」
エア
「ねぇ? やっぱりいっしょに泳ごうか?」
オルカ
「な…なに言ってるんだよ!」

エンディング

エア
「これで一段落ついた…って感じだね? オルカ?」
オルカ
「ん…ああ…」
エア
「どしたの? 元気ないね?」
オルカ
「これでも反省してるんだぞ」
エア
「反省? なんで?」
オルカ
「オレがついてる! なんて…カッコイイこと言いながら人質になんかされちまって…」
エア
「仕方なかったじゃない… あのときは…」
オルカ
「それに魔刃の封印だって といたのはオレだし…」
エア
「あれだってタタンがいたから…」
オルカ
「こうしてお前が無事だったから言い訳もできるが もしお前になにかあったら…」
エア
「オルカ…」
オルカ
「すまない、エア 許してくれ…!」
エア
「そんな、あやまらないでよ ゴウラの封印がとかれたのは元はと言えば、わたしのせいで…
それに…オルカはずっといっしょだったじゃない…!」
オルカ
「え…? どういうことだ?」
エア
「あの時、ちゃんと聞こえたよ オルカの声
オルカが応援してくれたから すごく、勇気が出たんだよ… だから、グレンと戦えたんだから!」
オルカ
「エア… ありがとう…」
エア
「お礼を言うのはこっちの方よ ありがと、オルカ これからもよろしくね!」
オルカ
「なに言ってるんだ 当たり前だろ? オレたちは家族なんだ」
エア
「そっか… こんな妹だけどこれからもよろしくね
オルカお兄ちゃん!」
オルカ
「な…まったく…」
こちらこそ、だ… エア

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