【夜会話】ニーニャ（エッジVer.）

第3話

ニーニャ

「あら　エッジさん」

エッジ

「パスゥかと思った？」

ニーニャ

「いいえ　魂のかがやきがちがいますから　でも、どうしたんですか？」

エッジ

「ちょっとね…散歩だよ　ここにいると落ち着くってニーニャが言ってたから」

ニーニャ

「そうなんですか　じゃあ、ゆっくりしていってください　ね、ボルガノ？」

ボルガノ

「ぐるる…」

エッジ

「あはは…　ありがと
ところでニーニャ　体がないって、どんな感じなの？」

ニーニャ

「なんというか…ふわふわしてますね　地に足がつかないというか…」

エッジ

「たしかについてないしね」

ニーニャ

「！
ひ…ひどいです！」

エッジ

「あ…あの…！？　本当に浮かんでいるってことで…　ほら、足、浮いてるでしょ？」

ニーニャ

「あら、そうでした　ユーレイみたいなものですから」

エッジ

「あ…ごめん…　体はきっと取り戻してくるから…！」

ニーニャ

「はい」

エッジ

「よしっ！　がんばるぞ！」

第4話

ニーニャ

「今日は魔刃が見つかってよかったですね」

エッジ

「うん…　まだ3本残ってるけどね…」

ニーニャ

「それはそうですけど…　どうしたんです？　元気ないみたいですね…？
魂の色も少し…　なにがあったんですか？」

エッジ

「いや…なんていうか…　相手の気持ちがわからないから自信が持てないっていうか…」

ニーニャ

「リョウガさんという人のことですね…」

エッジ

「え…！？　なんで…！？」

ニーニャ

「わかりますよ　魂のかがやきは正直ですから」

エッジ

「そっか…　なんか、うらやましい…
僕も魂のかがやきが見えればリョウガの気持ちがわかるかもしれないのに…」

ニーニャ

「見えてしまうと　つらいことだってありますよ…」

エッジ

「え…！　そんな…　ごめん…　僕なんか悪いこと言った？」

ニーニャ

「いえ…　そんなことありません！　すいません、わたしったら！
とにかくですね…エッジさん　あきらめちゃダメですよ　そこで終わっちゃいますからね！」

エッジ

「も…燃えてるね、ニーニャ…」

ニーニャ

「わたしだってパスゥに何度逃げられちゃったことか…　でも、あきらめませんよ！」

エッジ

「そうだね…　悩んだって仕方ない！　今できることをやらなくちゃ！」

ニーニャ

「そうですよ！」

第4話（今回初めて選択した場合）

（エッジ、ニーニャの隣へ）

ニーニャ

「あら　エッジさん」

エッジ

「パスゥかと思った？」

ニーニャ

「いいえ　魂のかがやきがちがいますから　でも、どうしたんですか？」

エッジ

「ちょっとね…散歩だよ　ここにいると落ち着くってニーニャが言ってたから」

ニーニャ

「そうなんですか　じゃあ、ゆっくりしていってください
ね、ボルガノ？」

ボルガノ

「ぐるる…」

エッジ

「あはは…　ありがと」

ニーニャ

「今日は魔刃が見つかってよかったですね」

エッジ

「うん…　まだ3本残ってるけどね…」

ニーニャ

「それはそうですけど…　どうしたんです？　元気ないみたいですね…？
魂の色も少し…　なにがあったんですか？」

エッジ

「いや…なんていうか…　相手の気持ちがわからないから自信が持てないっていうか…」

ニーニャ

「リョウガさんという人のことですね…」

エッジ

「え…！？　なんで…！？」

ニーニャ

「わかりますよ　魂のかがやきは正直ですから」

エッジ

「そっか…　なんか、うらやましい…
僕も魂のかがやきが見えればリョウガの気持ちがわかるかもしれないのに…」

ニーニャ

「見えてしまうと　つらいことだってありますよ…」

エッジ

「え…！　そんな…　ごめん…　僕なんか悪いこと言った？」

ニーニャ

「いえ…　そんなことありません！　すいません、わたしったら！
とにかくですね…エッジさん　あきらめちゃダメですよ　そこで終わっちゃいますからね！」

エッジ

「も…燃えてるね、ニーニャ…」

ニーニャ

「わたしだってパスゥに何度逃げられちゃったことか…　でも、あきらめませんよ！」

エッジ

「そうだね…　悩んだって仕方ない！　今できることをやらなくちゃ！」

ニーニャ

「そうですよ！」

第5話

ニーニャ

「今日はいろいろ大変そうでしたね」

エッジ

「あはは……　そうだね……」

ニーニャ

「あの…エッジさん…」

エッジ

「なに？　どうしたの…？　あらたまって？」

ニーニャ

「やっぱりお色気って　大事なんですか…？」

エッジ

「そ…それは…　なんと言うか、人それぞれでは…」

ニーニャ

「やっぱり必要なんですね！　わたし召喚術の勉強ばかりしてたからそういうの、ウトいんです」

エッジ

「へぇ…　でもニーニャはかわいいし気にすることないんじゃない？」

ニーニャ

「かっ…！」

エッジ

「どうしたの？」

ニーニャ

「いえ…あの…　面と向かって…そんなこと言われたことがなくて…」

エッジ

「ああ…ごめんごめん…」

ニーニャ

「こちらこそ…」

エッジ

「こっちこそ…」

ニーニャ

「こちらこそ…」

ボルガノ

「ぐるる…」

第5話（今回初めて選択した場合）

（エッジ、ニーニャの隣へ）

ニーニャ

「あら　エッジさん」

エッジ

「パスゥかと思った？」

ニーニャ

「いいえ　魂のかがやきがちがいますから　でも、どうしたんですか？」

エッジ

「ちょっとね・・・散歩だよ　ここにいると落ち着くってニーニャが言ってたから」

ニーニャ

「そうなんですか　じゃあ、ゆっくりしていってください
ね、ボルガノ？」

ボルガノ

「ぐるる・・・」

エッジ

「あはは・・・　ありがと」

ニーニャ

「今日はいろいろ大変そうでしたね」

エッジ

「あはは……　そうだね……」

ニーニャ

「あの…エッジさん…」

エッジ

「なに？　どうしたの…？　あらたまって？」

ニーニャ

「やっぱりお色気って　大事なんですか…？」

エッジ

「そ…それは…　なんと言うか、人それぞれでは…」

ニーニャ

「やっぱり必要なんですね！　わたし召喚術の勉強ばかりしてたからそういうの、ウトいんです」

エッジ

「へぇ…　でもニーニャはかわいいし気にすることないんじゃない？」

ニーニャ

「かっ…！」

エッジ

「どうしたの？」

ニーニャ

「いえ…あの…　面と向かって…そんなこと言われたことがなくて…」

エッジ

「ああ…ごめんごめん…」

ニーニャ

「こちらこそ…」

エッジ

「こっちこそ…」

ニーニャ

「こちらこそ…」

ボルガノ

「ぐるる…」

第6話

ニーニャ

「あ！　エッジさん！　本当に今日はありがとうございました」

エッジ

「ううん…がんばったのはみんなの方だよ」

ニーニャ

「いいえ、エッジさんもがんばってましたよ　ボルガノのウデで戦っている姿は…
その…　か…」

エッジ

「か…？」

ニーニャ

「かっこ…いい…って…
きゃあ…　わたしったらなんてことを…！」

エッジ

「ここって、ほめられた僕がてれるところじゃないの？」

ニーニャ

「わたし…あんなこと言ったの　は…はじめてで…　はずかしくて…」

エッジ

「へぇ…　そうなんだ…」

ニーニャ

「はい…」

エッジ

「すっごくうれしいよ！　ありがとう！」

ニーニャ

「はい…！」

第6話（今回初めて選択した場合）

（エッジ、ニーニャの隣へ）

ニーニャ

「あら　エッジさん　どうしたんですか？」

エッジ

「うん・・・ちょっとね　ボルガノ、元気かなって・・・」

ニーニャ

「みなさんのおかげでとっても元気ですよ
ね、ボルガノ？」

ボルガノ

「ぐるる・・・」

エッジ

「あはは・・・　ありがと」

ニーニャ

「本当に今日はありがとうございました」

エッジ

「ううん…がんばったのはみんなの方だよ」

ニーニャ

「いいえ、エッジさんもがんばってましたよ　ボルガノのウデで戦っている姿は…
その…　か…」

エッジ

「か…？」

ニーニャ

「かっこ…いい…って…
きゃあ…　わたしったらなんてことを…！」

エッジ

「ここって、ほめられた僕がてれるところじゃないの？」

ニーニャ

「わたし…あんなこと言ったの　は…はじめてで…　はずかしくて…」

エッジ

「へぇ…　そうなんだ…」

ニーニャ

「はい…」

エッジ

「すっごくうれしいよ！　ありがとう！」

ニーニャ

「はい…！」

第7話

ニーニャ

「あ、エッジさん　いらっしゃいませ」

エッジ

「あの…　今日もバスゥを逃がしちゃってごめんね…」

ニーニャ

「いいんですよ、エッジさん　わたしが逃がした回数に比べたらまだまだですよ
それより、エッジさんがお会いした召喚師ってどんな方でしたか？」

エッジ

「そうだなあ…　なんか余裕があるっていうか大人って感じかなぁ…
それに強さのレベルがちがう感じで…　本気を出されたら僕なんか歯が立たないはずだよ」

ニーニャ

「そんなに…　すごいですね…」

エッジ

「でも、ちょっとドジかも」

ニーニャ

「あらら…」

エッジ

「ニーニャも同じ派閥なんだよね？　本当はすごい召喚師なんだ…」

ニーニャ

「本当は…って、なんですか！？」

エッジ

「ああ…ごめんごめん」

ニーニャ

「ウソです、いいですよ　わたしなんてまだまだです　召喚師の卵みたいなものですよ
わたしも早く一人前の立派な召喚師になりたいです」

エッジ

「なれるさ　ニーニャなら！」

ニーニャ

「エッジさん…」

エッジ

「そのためにも早く体を取り返さないと…」

ニーニャ

「そうですね　がんばります」

第7話（今回初めて選択した場合）

（エッジ、ニーニャの隣へ）

ニーニャ

「あら　エッジさん」

エッジ

「パスゥかと思った？」

ニーニャ

「いいえ　魂のかがやきがちがいますら　でも、どうしたんですか？」

エッジ

「ちょっとね・・・散歩だよ　ここにいると落ち着くってニーニャが言ってたから」

ニーニャ

「そうなんですか　じゃあ、ゆっくりしていってください　ね、ボルガノ？」

ボルガノ

「ぐるる・・・」

エッジ

「あはは・・・　ありがと」

ニーニャ

「ところで、エッジさんがお会いした召喚師さんってどんな方でしたか？」

エッジ

「そうだなあ…　なんか余裕があるっていうか大人って感じかなぁ…
それに強さのレベルがちがう感じで…　本気を出されたら僕なんか歯が立たないはずだよ」

ニーニャ

「そんなに…　すごいですね…」

エッジ

「でも、ちょっとドジかも」

ニーニャ

「あらら…」

エッジ

「ニーニャも同じ派閥なんだよね？　本当はすごい召喚師なんだ…」

ニーニャ

「本当は…って、なんですか！？」

エッジ

「ああ…ごめんごめん」

ニーニャ

「ウソです、いいですよ　わたしなんてまだまだです　召喚師の卵みたいなものですよ
わたしも早く一人前の立派な召喚師になりたいです」

エッジ

「なれるさ　ニーニャなら！」

ニーニャ

「エッジさん…」

エッジ

「そのためにも早く体を取り返さないと…」

ニーニャ

「そうですね　がんばります」

第8話

ニーニャ

「あら　エッジさん」

エッジ

「よかった、ニーニャ！　元気になったんだね…！」

ニーニャ

「はい　ユーレイみたいですけど、元気です　ごめいわくをおかけしました」

エッジ

「ううん…そんなことないよ　ところで、あの後どこにいたの？」

ニーニャ

「地面の下の方にもぐって　ずっと眠ってました」

エッジ

「地面の中で寝てたの？」

ニーニャ

「はい　暗くって、冷たくってじっとしてると元気になるんです」

エッジ

「さすがユーレイだ…」

ニーニャ

「いまチョット　バカにしませんでしたか？」

エッジ

「してないしてない！」

ニーニャ

「ならいいですけど　ところで、あの後どうなったんですか？」

エッジ

「あの後？　大変だったよ…　ゲドーに魔刃をうばわれたりそれを取り戻しに行ったり…
それに…」

ニーニャ

「え…？　どうしたんですか？　エッジさん？」

エッジ

「ゲドーの召喚獣のせいで　みんなが僕を敵だと思っちゃって誰も僕を信用してくれなくなって…
みんなに冷たくされちゃって　ちょっと、こたえたよ…」

ニーニャ

「ごめんなさい…　わたしも地下にいたから…　そんなとき、力になれなくて…」

エッジ

「いいんだ…　ニーニャが悪いわけじゃないし　その気持ちだけで、うれしいよ」

ニーニャ

「エッジさん…」

エッジ

「それから、リョウガが　僕が魔刃を取りに行けないようにブルニードを壊すって…」

ニーニャ

「ブルニードさんを！」

エッジ

「あいつは本気みたいだし　バスゥも一緒に来ると思う　今度こそ捕まえよう！」

ニーニャ

「そうですね！」

第9話

ニーニャ

「あ…エッジさん」

エッジ

「ニーニャ…」

ニーニャ

「やっぱり、元気ありませんね…　大丈夫ですか…？」

エッジ

「大丈夫…って言いたいけど　親方にはダメだって言われちゃった…
ゴウラを封印することを　第一に考えろってことぐらい僕にだってわかってるんだ…
リョウガのことで悩んでたってあいつが帰ってくるワケじゃないからね…！」

ニーニャ

「エッジさん…」

エッジ

「でも…どうしようもないんだ…　また魔刃使いの力が暴走して誰かをキズつけてしまったらって…」

ニーニャ

「こんなとき…　エッジさんに触れられたらよかったのに…」

エッジ

「え…？」

ニーニャ

「今、わたしが触れることができたら　もしかして、少しでも元気になってもらえたかもしれない…
人の温もりにはそういう心をいやす力があると思うんです　それなのに、わたしったら…」

エッジ

「ニーニャ…　キミが悲しまないで…　その気持ちだけで十分だよ…」

ニーニャ

「そうだ…！　明日、ここへ来てもらえませんか？」

エッジ

「え…？　それは…」

ニーニャ

「来てください！　待ってますから！」

エッジ

「うん…　わかった…」

デートイベント

ニーニャ

「お待ちしていましたわ　エッジさん」

エッジ

「ニーニャ」

ニーニャ

「今日はエッジさんに　元気になってもらうためにボルガノとあるものをご用意しました」

エッジ

「あるもの？」

ニーニャ

「はい　ボルガノの大好物です」

エッジ

「ああ…　ジュウユの実か…」

ニーニャ

「大当たりです　ジュウユの実を食べているボルガノはいつも、とても幸せそうだから
もしかしたらエッジさんも元気にって…」

エッジ

「そんな…　僕のために…」

ニーニャ

「ちょっと待っててくださいね」

ニーニャ

「はい、どうぞ」

エッジ

「あ…ありがと
そういえば、あの時もジュウユの実は持てたよね…　触れられるものもあるの？」

ニーニャ

「持ってるってわけではないですけど　あれくらいなら集中すれば運べるんです」

エッジ

「持ってるわけじゃないって…　そっちの方がすごいことなんじゃないの？」

ニーニャ

「こうすれば、エッジさんに直接触れることはできなくても　わたしを感じてもらえるかもって…」

エッジ

「ニーニャ…　ありがとう…　僕、なんて言っていいか…」

ニーニャ

「いいんですよ、エッジさん　少しでもお力になれればって思ったんです…
おこがましいかもしれませんが　わたし、エッジさんの悩みがわかる気がしたから…」

エッジ

「僕の悩みが…？」

ニーニャ

「砦で、タタンさんたちに聞きましたけど　エッジさんの魔刃使いの力はお父さんから受け継いだんでしょ？」

エッジ

「うん…　僕の命を助けるために力を受け継いだって聞いてるけど…」

ニーニャ

「大きな責任を受け継いだという点では　わたしの名前も同じなんです…」

エッジ

「ニーニャって名前が…？」

ニーニャ

「わたしに召喚師の資質があると信じた祖母が、一族の中でもっとも偉大な召喚師になるようにと…
ニーニャという名字をそのままわたしの名前につけたのです…」

エッジ

「そうだったんだ…」

ニーニャ

「小さい頃から祖母に教わった召喚師の勉強はきびしくはありましたが　とても楽しかったので…
わたしも立派な召喚師になることを目指していました…
蒼の派閥に入るまでは…」

エッジ

「なにかあったの…？」

ニーニャ

「派閥で出会った召喚師たちが　みんなわたしよりスゴイ存在に思えたんです…
だから…わたしなんかが立派な召喚師になれるわけないような気がして…」

エッジ

「そっか…」

ニーニャ

「それ以来、ニーニャという名前や祖母の言葉や態度にも圧迫感を感じてしまって…
逃げ出したいって考えているときにお使いをたのまれて　そのままフラっと船に…」

エッジ

「じゃ、もしかして　わざと迷子に…？」

ニーニャ

「わざとと言うか…　…やっぱり、わざとでしょうか…
バスゥに体をとられたときも　帰れない言い訳ができたって心のどこかでホッとしていたのかも…」

エッジ

「ニーニャ…」

ニーニャ

「でも…ここでひとりになってわかったんです　わたしが焦っていただけだって…
誰かと比べてじゃない…　わたし自身でニーニャという名に恥じないと思えるような…
そんな召喚師になればいい…　ううん、なりたいってあらためて思ったんです…」

エッジ

「そっか…」

ニーニャ

「だから今は、早く体を取り戻して　一人前の召喚師になりたいですしニーニャって名前も大好きです
だから、エッジさんも　お父さんから受け継いだ魔刃使いという力を…
心から受け入れられる日がくるといいなって…　すいません、勝手なこと言って…」

エッジ

「あやまらなきゃならないのは僕のほうだよ　ニーニャ…」

ニーニャ

「え…？」

エッジ

「僕がここまでやってこれたのは　こうやってニーニャたちに支えてもらえたからなんだ
それなのに、僕は知らない間に自分だけで戦ってきたような気になって…
本当にごめん…！」

ニーニャ

「そんな…エッジさんがそう思ってくださるだけで　わたしは…」

エッジ

「ニーニャのその気持ちをムダにしないためにも　僕は、もう恐れないよ…！
魔刃使いとして、必ずゴウラを封印してみせる」

ニーニャ

「ああ…見えますよ…　エッジさんの魂がかがやきを取り戻しました！」

エッジ

「これもニーニャのおかげだね」

ニーニャ

「もしかして　ジュウユの実は必要なかったかしら？」

エッジ

「そんなことないよ！　いただきます！」

ニーニャ

「お味はどうですか？」

エッジ

「おいしいよ！　ニーニャの気持ちがこもってるからかな？」

ニーニャ

「そのとおりですよ！」

エンディング

ニーニャ

「うーん　やっぱりお日様は気持ちいいですね」

エッジ

「ちょっと前までは苦手だったのにね　お日様」

ニーニャ

「仕方ないですよ　ユーレイみたいなものだったんですから」

エッジ

「そうだね…　ニーニャのせいじゃないか…
そういえば、やっぱりニーニャは家に帰るんだよね？　家の人も心配してるだろうし…」

ニーニャ

「そんなに心配してないと思いますよ　わたし、小さいときからよく迷子になってましたし」

エッジ

「そうかなぁ…」

ニーニャ

「でも、帰らないとダメですよね」

エッジ

「そうだね…　さびしくなるな…」

ニーニャ

「わたしだって…！　帰ったらすぐまたここに戻ってきますから…」

エッジ

「あれ？　立派な召喚師になるんじゃなかったの？」

ニーニャ

「あ…　そうでした…
じゃあ、立派な召喚師になって　すぐ戻ってきますから！」

エッジ

「じゃ、その時は僕もニーニャに負けないように立派な鍛冶師になってないと！」

ニーニャ

「はい！　がんばりましょう！」

エッジ

「でも、その前にニーニャ　ちゃんと家に帰れるの？」

ニーニャ

「なんとなく以前より進む道がわかるようになったような気がするんです
ユーレイみたいになっていたからでしょうか？」

エッジ

「本当に…？　じゃ、ボルガノのところはどっち？」

ニーニャ

「任せてください！
え～っと…」

（ニーニャ　汗）

ニーニャ

「あれ…？　あれれ…？」

エッジ

「もう仕方ないなぁ…　こっちだよ」

ニーニャ

「あ…！　そんな…！　手を…！」

（エッジ　汗）

エッジ

「あ…！　ごめん、そんなつもりじゃ…」

ニーニャ

「あ！　はなしちゃダメです！」

エッジ

「ニーニャ…」

ニーニャ

「だってちゃんと手をつないでないと　わたし、迷子になっちゃうかもしれませんから…」

エッジ

「…
うん！」

絶対…はなしちゃダメですよ！