【夜会話】リプレ(トウヤVer.)

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第1話 最初の戦い

リプレ
「あら、眠れないの?」
トウヤ
「ああ」
リプレ
「無理もないわね 今日はすごくいろんなことがいっぺんに起きたんだもの
・・・ごめんね」
トウヤ
「え?」
リプレ
「なんだか、貴方に無理言った気がして
早く、元の世界に帰りたいはずなのに・・・」
トウヤ
「でも、方法が見つかるまでは仕方がないさ
あてもなく一人でそれを探すのは、正直言って怖くて不安だった
だから、リプレたちが僕を迎えてくれたことには感謝してるよ」
リプレ
「ほんとに?」
トウヤ
「ああ、本当さ」
リプレ
「・・・よかったぁ!」
トウヤ
「これからもいろいろと面倒をかけるだろうけど、よろしく頼むよ」
リプレ
「ふふっ、こちらこそ」
あんなに喜んでくれるなんて、ちょっとだけ照れくさいな

第2話 その名を知る者

トウヤ
「今日は大変だったようだね」
リプレ
「うん でも、それはお互いさまでしょ?
レイドから聞いたわよ バノッサのこととか、あの召喚師さんの話だとか・・・」
トウヤ
「迷惑かけてばかりで、すまないな」
リプレ
「それもお互いさまだわ
留守は任せて、なんて偉そうに言ったくせにフィズの面倒も見られなかったもの・・・
・・・なーんて、過ぎたことクヨクヨしてても仕方がないわね
できること、一生懸命やっていきましょ!」
トウヤ
「ああ、そうしよう」
今回もまた、リプレに迷惑をかけてしまったようだな・・・

第3話 金の派閥

トウヤ
「あ・・・」
リプレ
「・・・ぷっ」
トウヤ
「ま、まいったな」
リプレ
「ふふっ きちんと反省してるみたいね?」
トウヤ
「ああ もうこりごりだよ」
リプレ
「なら、許してあげる・・・はい」
トウヤ
「(クッキー?)」
リプレ
「お腹がすいて眠れないんでしょ?
明日の朝までは、それで我慢しなさいね」
トウヤ
「う、うん ありがとう、リプレ!」
最初からこうなることもお見通しだったのか まいったな・・・

第4話 さまよう拳

リプレ
「男の人の考え方って、時々わかんなくなるわ」
トウヤ
「え?」
リプレ
「意地とか誇りとか 男の人ってそういうの大事にするじゃない?
そのせいで傷つくこともあるのに・・・」
トウヤ
「たしかにね」
リプレ
「ぶつかって、傷ついて そのくせ、一度相手のことを認めたらすぐにわかりあえちゃう
なんで、そんなことができちゃうの?」
トウヤ
「それは・・・すこし難しい質問だな」
リプレ
「男だから、なのかな?
ちょっとだけうらやましいかも」
うーん、こればかりは説明できないよな

第5話 追憶の荒野

リプレ
「朝から、二人っきりでどこへ行ってたの?」
トウヤ
「ああ、例の穴を調べに行ってたんだよ」
リプレ
「ふうん・・・
声ぐらいかけてくれてもいいじゃない・・・」
トウヤ
「え?」
リプレ
「べーつーに!なんでもないですよぉだ」
トウヤ
「???」
あれはやっぱり、すねてるのかな?

第6話 静かなる凶鬼

リプレ
「いきなり決闘だなんて聞いた時には、どうしようかと思ったわよ?
みんな無事だったからよかったけど・・・
あーあ、これからは私もついていこうかな」
トウヤ
「えっ!?それは無茶だよ」
リプレ
「私が女の子だから?
それとも役に立たないからなの!?」
トウヤ
「あ、いや・・・」
リプレ
「・・・いいの
無茶を言ってるって、わかってるから
でもね 私、くやしいんだよ
男の子に生まれてたら貴方たちを助けてあげられるのに・・・(ソル)
カシス/クラレットみたいな力があれば、貴方たちを助けてあげられるのに・・(女性パートナー)」
トウヤ
「それじゃ、困るよ」
リプレ
「どうして!?」
トウヤ
「僕たちが安心して戦えるのは、リプレが留守を守っていてくれてるからなんだ
安心して帰れる場所があるから、つらい時にも頑張れるんだ」
リプレ
「・・・・・・」
トウヤ
「わかってくれるよね?」
リプレ
「・・・うん」
リプレがあんなことを思ってたなんて・・・

第7話 戦乱の紡ぎ手

トウヤ
「リプレは、今の暮らしをどう思う?」
リプレ
「そうね・・・確かに貧乏は辛いし、不満ならあるけど
でも、だからって不幸だとは思ってないわよ
どんな暮らしにだって幸せは絶対にあるって私は思うよ
それを見つけられないことが、不幸ってものなんじゃないのかな」
リプレは強いな・・・

第8話 異界の迷子

リプレ
「迷子だよね モナティもガウムも そして貴方も・・・
知らない世界で途方に暮れてる迷子」
トウヤ
「ああ・・・」
リプレ
「いいんだよ?
心配しなくても ずっとここにいてもいいんだよ?」
トウヤ
「リプレ・・・」
迷子、か・・・

第9話 メスクルの眠り

トウヤ
「みんな、元気になって良かったよ
これも、リプレが一生懸命に看病してくれたおかげだな」
リプレ
「ううん・・・みんなのおかげよ
私だけだったらきっと何もできずに泣いてただけだと思うもの
ちょっと疲れちゃったかな・・・悪いけど、先に寝るね」
トウヤ
「ああ、おやすみ リプレ」
リプレ 本当に必死だったからな・・・

第10話 迷走列車

リプレ
「貴方たちが、この街を救ってくれたってこと みんな気がつきもしないんだろうね」
トウヤ
「感謝してほしくてしたことじゃないんだ 気にしてないよ
それに僕が本当に救いたかったのはレイドの心だったんだから」
リプレ
「うん、わかってるけどね・・・
なんだかちょっと 私は不満だよ
こんなにがんばってる貴方たちのこと、誰も知らないなんて・・・」
トウヤ
「リプレ・・・」
街を救ったって実感はあんまりないけれどね

第11話 炎情の剣

リプレ
「それで、アキュートの人たちもここで一緒に暮らすの?」
トウヤ
「いや、例の酒場があるからね。顔は出すけど向こうで暮らすらしい」
リプレ
「でもよかったわ これでもう、貴方たちが戦う必要はなくなったんだもの」
トウヤ
「だと、いいんだが」
本当に、これで終わりなんだろうか?

第12話 蒼の派閥

リプレ
「ミモザさんから聞いたんだけど、召喚師の人たちはみんな名字をもってるんだって」
トウヤ
「なにか意味があるのかな?」
リプレ
「うん、なんでも召喚師同士の身分証明のようなものになるみたい
その人がどこの生まれで、どんな系統の術が使えるのかとか」
トウヤ
「そういえば ソル/カシス/クラレットの名字って知らないな」
リプレ
「あ、私も・・・
私たちは召喚師じゃないから、名乗らなかったのかしらね」
ソル/カシス/クラレットの名字ってどういうのなんだろう?

第14話 エルゴの呼び声

リプレ
「ねえ、どうして貴方たちが戦わなくちゃならないの?
貴方たちだけ戦って、傷ついて・・・そんなの、やっぱりおかしいよ!?」
トウヤ
「リプレ?」
リプレ
「わかってるよ 貴方じゃなくちゃダメだってことは・・・
でもね!?貴方がこの世界に来たのは事故なんだよ?
不思議な力が使えるのも、たまたまじゃない
ただそれだけなのに、どうしてなの!?」
トウヤ
「・・・・・・」
リプレ
「こわいのよ!みんなの帰りを待っているのが・・・!!
私の手の届かない場所へ行ってしまいそうで こわいのよ・・・」
トウヤ
「リプレ・・・」
それでも、僕は・・・

第17話 守るべきもの(好感度・通常)

トウヤ
「(いよいよ明日は、この街を出て無色の派閥の本拠地へと向かう
こんな風に、この場所で夜空を見上げるのもこれが最後になるのかも知れない・・・)」
リプレ
「戦いに行くんでしょう 魔王の復活を止めるために・・・」
トウヤ
「・・・ああ」
リプレ
「わかってたよ 貴方なら、絶対にそうするだろうって」
トウヤ
「リプレ・・・」
リプレ
「約束、して・・・
絶対に帰ってくるって約束して!」
トウヤ
「ああ、約束するよ 僕は必ずここへ帰ってくる」

第17話 守るべきもの(好感度・大)

トウヤ
「こうしてリプレと話ができるのも、みんなのおかげだね」
リプレ
「うん・・・」
トウヤ
「どうしたんだい? さっきからずっと元気がないじゃないか」
リプレ
「だって・・・また、私は何もできなかったから
みんな、貴方を助けるために戦ったのに 私は・・・」
トウヤ
「気にすることないさ 戦わなくても、リプレは僕たちの力になってくれているんだから」
リプレ
「今まではそうだったのかもしれない・・・
だけど、これから貴方がしようとしてることには、私はなにもしてあげられない!!」
トウヤ
「リプレ・・・」
リプレ
「戦いに行くんでしょう 魔王の復活を止めるために・・・」
トウヤ
「・・・ああ」
リプレ
「わかってたよ 貴方なら、絶対にそうするだろうって
誰が止めたって、絶対そうするだろうって
でも・・・でもね・・・!
それでも私は、貴方を行かせたくない!」
トウヤ
「リプレ・・・」
リプレ
「だって、貴方には何の責任もないんだよ!?
魔王の力も、誓約者の資格も、そんなの関係ないわ!!
全部、まわりが勝手に貴方に押しつけたことじゃない・・・」
トウヤ
「・・・・・・」
リプレ
「英雄なんかにならなくてもいいじゃない
世界が滅びるのなら 滅びたって構わないよ
私は・・・貴方にもうこれ以上、傷ついてほしくないの
ただ それだけなのよ・・・」
トウヤ
「ありがとう、リプレ
だけど・・・僕は行くよ・・・
たとえそれが押しつけられた運命でも、僕は逃げたりはしない」
リプレ
「トウヤ・・・」
トウヤ
「僕は戦う 自分でそう決めたんだ
大切な人たちが暮らすこの世界を守りたい
リプレたちと出会ったこの世界を、僕は守りたいんだ・・・」
リプレ
「約束、して・・・
絶対に帰ってくるって約束して!」
トウヤ
「ああ、約束するよ 僕は必ずここへ帰ってくる」
リプレ
「待ってるから・・・いっぱいご馳走作って待ってるから・・・
約束・・・したんだからね・・・」

エンディング(好感度・通常)

リプレ
「帰ってきてくれるって信じてた。だって、約束したんだもの・・・。」

エンディング(好感度・大)

リプレ
「おかえりなさい・・・」
リプレ
「帰ってきてくれるって信じてた。だって、約束したんだもの・・・。」

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