番外編・各集落での影討伐戦

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藍空れぃん。様
<バトル VS謎の影>
≪リペアセンター≫
トリス
「無事だったのね
クノン?」
クノン
「はい、おかげさまで被害は、最小限にとどめることができました
それより、貴方がたのほうこそ、ケガをしているではないですか?」
リューグ
「ああ、これぐらいの傷なんでもねえよ」
クノン
「いけません!
傷口からバイキンが入ったら、赤くはれてウミが出て、大変なことになりますよ?」
リューグ
「う…」
クノン
「きちんと消毒をして抗生物質を注射します
腕を出してください」
リューグ
「よ、よせ…っ!?
ぐっわわわわっ!?」
ミニス
「うっわ…痛そう…」
ウィル
「怪我人を治療する時は容赦がないんだよ
クノンは…」
ロッカ
「あいつ、昔から医者が嫌いだしね」
アメル
「うんうん、薬なんか絶対に飲まないって逃げ回ってたよね」
ケイナ
「へえ、意外な弱点ね」
クノン
「…処置終了です」
リューグ
「くうぅぅ…っ」

<バトル VS謎の影>
ミスミ
「助太刀、かたじけない
感謝しておるぞ」
トリス
「…って、えっと ミスミさまって、槍も使えたんですか!」
ミスミ
「はは、槍だけではない
弓も剣も、ひととおり武芸はこなせるぞ」
アメル
「すごい…
ちょっと、あこがれちゃうかも…」
トリス
「うん、ホントだよねえ」
ネスティ
「…コホン!」
ウィル
「ミスミさまがいれば郷の守りは安心だね」
フォルテ
「しっかし、どうして俺が出くわす女どもはこうも、好戦的なのばかりかねえ…」
ケイナ
「聞こえてるわよ」
モーリン
「悪かったね」
フォルテ
「い…!?」
-殴る音-
フォルテ
「…っでばあっ!?」
ウィル
「口にするから…」
トリス
「(いつものこととはいえ、元気ね…)」

<バトル VS謎の影>
フレイズ
「やれやれ…おかげで助かりました」
ネスティ
「こいつらの正体ご存じですか?」
フレイズ
「いえ、残念ながらわかりません
ただ、私の光を浴びて苦しんでいたところをみると…
なんらかの形で、悪魔と関わりのある存在なのかもしれませんね」
アメル
「悪魔と…」
フレイズ
「心配はありませんよ
アル…ではなくアメルさん?
貴方たちの魂の奥には私を軽くしのぐほどの強い光が宿っています
それを忘れなければけして、闇にのまれることはありません」
アメル
「フレイズさん…」
フレイズ
「手助けをしたいところですが、この領域を留守にするわけにはいきません」
ウィル
「わかってる…
集落のみんなのこと
よろしく頼むよ?」
フレイズ
「お任せください!」

<バトル VS謎の影>
≪妖精の花園≫
トリス
「だいじょうぶ
マルルゥ?」
マルルゥ
「ううぅ、なんだかぁ力が入らなくてぇふらふらぁ…」
ミニス
「あいつらが出てきてから、ずっと顔色がよくないよ…」
ウィル
「多分、マルルゥは連中の悪意のせいでおかしくなったんだ
妖精は、負の感情が苦手だっていうし」
モーリン
「あたいのストラでちょっとは、楽にしてあげられるかな?」
オウキーニ
「ストラやったらウチがやりますわ」
トリス
「オウキーニさん…」
オウキーニ
「あんさんたちの力は化け物たちを追い払うために、とっといておくんなはれ
マルルゥや、この村はそれまで、うちらが守ってみせるさかい」
ジャキーニ
「オウキーニ…」
オウキーニ
「あんさん…あの時の言葉、今も忘れてまへんで?
ほれた女を守って生きろ…
だから、うちは絶対に負けたりしまへん!!」
ジャキーニ
「ふん、いっちょまえの口を叩きおってからに」
オウキーニ
「ご武運を…」
ジャキーニ
「ああ、義兄弟…お前もな…」
禁忌の領域

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