番外編・禁忌の領域

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藍空れぃん。様
≪遺跡・禁忌の領域≫
ウィル
「これは!?」
トリス
「遺跡の壁が、不気味に変色してる…これって結構シャレになってない状況かも…」
ネスティ
「おそらく、あの影と同じ力によって、浸食されたんだろうな
やはり、原因はこの奥にあるようだ」
アメル
「…っ!?」
バルレル
「ケッ!
どうやらお出迎えらしいな!?」
「aAAaAAA…」
ケルマ
「ねえ、どうしますの?」
トリス
「決まってるわ…
このまま、奥まで強引に突破よ!!」
フォルテ
「よっしゃあっ!!」
<バトル VS謎の影>
≪核識の座跡≫
トリス
「これが、かつて核識の座と呼ばれたものなの…」
ウィル
「先生が封印をして以来、誰もここには近づかなかったんだ
だから、こうやって見るのは、僕自身も初めてだけど…」
-霧が出て暗くなる-
だ、カラ、こそ…
バルレル&テコ
「!?」
ダ、から、コソ…われに、トッテ…さいてきの、ナエドコト、なった…
コウシテ、じがをモツホドノ、そんざいに、ナ‥‥
フォルテ
「どうやら、こいつが親玉らしいな」
アメル
「この感じ…暗くて、冷たくてよどんだ風…
間違いない!?
あたしたち、これと同じ風を知ってる!!」
ネスティ
「まさか!?」
ソノトオリダ…
われは、源罪…カスラの…ディエルゴなり…
ケイナ
「源罪ですって!?」
ウィル
「カスラ?」
トリス
「メルギトスが滅びる時まき散らした、悪意の種子のことよ
まさか、こんな場所にまで、流れてきていたなんて…」
ロッカ
「バカな!?
あの時、源罪は全て聖なる大樹の力で浄化されたんじゃ…」
かんぜんに、ワレヲけしさることなどフカノウダ…
ひとの、アルカギリワレハ、なんどでもヨミガエル…
よくぼう、ネタミ
きずつけあう、ココロ
うばいあう、ココロ
それが、ワレヲソダテはぐくんでいく…ナンドデモ…なんどでも…
ケルマ
「そんな!?」
ウィル
「なるほど…
護人のみんなの具合が悪くなった原因は
核識の座に巣食ったお前が、共界線から魔力を奪っていたせいだったんだな!?」
ダッタラ、どうだとイウノダ…
ウィル
「それなら…貴様を倒して、僕が原因をとりのぞく!」
ミニス
「ウィル!?」
くワあアぁァぁッ!!
-源罪の力-
ウィル
「ぐあああぁぁっ!?」
テコ
「ミャミャミャ!?」
パッフェル
「無茶はダメよ!」
ウィル
「くそ…っ
剣さえ、剣さえ…抜ければ…っ」
ヒカリト、やみはツネニ、ひとつ
ワカツコトナドハできない…
キョムニ、かえれ
セイモ、ふもないゼロトナレ…
それが…キサマラノ、さだめナノダァッ!!!!
トリス
「させないッ!!」
ウィル
「トリス…」
トリス
「確かな運命なんてどこにも存在しない!
うれしいことも…悲しいことも…
それは全部、その人が自分の手で選びとったものなのよ!!
自分で責任をもって越えていくべきものなんだから!!」
-召喚術-
くワあアぁァぁッ!!
アメル
「一生懸命に生きること
それを忘れない限り人は、けして負けたりなんかしない…」
ネスティ
「僕たちは、痛みの中でそれを学んできたんだ
だから、お前の妄言に踊らされはしない!」
-召喚術-
ヌぐウぅッ!?
トリス
「ネス…アメル…」
ネスティ
「わかってるさ、トリス」
アメル
「あたしたちの手で終わらせましょう?」
トリス
「ディエルゴ…お前の押しつけようとする運命に、私たちは負けはしない…
超律者…トリス・クレスメントの名に誓って…
あたしたちは最後まであきらめたりなんかしないッ!!!!」
ほザけエえエえエぇェぇェぇェぇッ!!!!
<バトル VS源罪の影>
モーリン
「今だよ、二人とも!」
リューグ
「ザコは俺たちに任せてとっとと、メルギトスの野郎の置き土産をぶっ潰しちまえ!!」
トリス
「わかったわ!
古き盟約を超えて今、新たなる契りをここに結ぶ…
超律者・クレスメントの呼びかけに応えよ!
…いぃっけええええぇぇぇぇっ!!!!」
-召喚術-
くゥおオおオぉォぉォぉォ…ッ!?!?
バルレル
「よっしゃあッ!!
コレデ…」
ウィル
「…違う!?
まだ、終わってなんかいないっ!!」
テコ
「フゥーッ!!」
トリス
「な…っ!?」
源罪
「シゅオぉオぉオおオおォおォおォ…っ」
ケイナ
「再生、してる…」
-霧が出て暗くなる-
ミニス
「うそ…っ」
フ…っハはハっ!
ウひャはハはハっ!?
ヒゃーッはっハッはッハっはっハッ!!!
ワれハ、けセぬ…
ケしテ、ほロびヌ!!
ウィル
「あいつは、核識の座の機能を使って、共界線から、再生の魔力を得てるんだ…
それをなんとかしない限り、あいつを滅ぼすことはできない!」
ひトは…カてヌ…
やミにハ…かテぬ…
ヒと、ソのモのガ源罪の、カタマリデあるイジョウ…ヤミニ、のまれるサダメナノダアアアぁぁぁァッ!!!!
-源罪の力-
ウィル
「うあああぁぁっ!?」
パッフェル
「…違うわ!!」
トリス
「パッフェルさん…」
パッフェル
「闇にのまれても、罪を重ねても、そこから人間は、何度だってやり直せるの!!
だって…私は、そうやって生きてきた…」
ウィル
「ヘイゼルさん…」
パッフェル
「負けないで!
貴方は、あの人の教え子でしょう!?
勝って…そして、みんなの笑顔を守って…
お願いよ…っ」
ウィル
「くぅ…っ
うおおぉぉぉぉっ!!」
ケルマ
「この魔力…
あの子、いったい!?」
ウィル
「泣かないで…ヘイゼルさん…
僕が…守ってみせるから!!」
-召喚術-
ぬウおオおォぉ…
-霧が出て暗くなる-
ロッカ
「ダメだ!
やはり、再生してしまう…」
ネスティ
「ならば…その源を、断ち切るまでだっ!!」
アメル
「ネスティ?」
-ネスティ融機人化-
ネスティ
「君の力を貸してくれ
アメル…
そのための道は、僕がつないでみせる!」
-アメル天使化-
アメル
「…わかりました!
光の翼よ…悪しき力の源を吹き払って…」
ネスティ
「アクセス!!」
-融機人の力-
マ…っ!?
マリョクッ、ちからっ
チカラガ、うバわレるぅゥぅゥっ!?!?
-源罪の力が弱まる-
アメル&ネスティ
「さあ、トリス!?」
トリス
「ウィル!?」
ウィル
「わかってる!」
く…ッ、くルなあアあアぁァッ!!!!
トリス
「…っ!?」
-バルレルが本来の姿へ-
バルレル
「残りカスの分際でぎゃあぎゃあ、わめきやがってよォ…」
-バルレル&テコの力-
テコ
「ミャーミャミャ!」
バルレル
「ほれッ!?
とっととすませてきやがれッ!」
トリス
「バルレル…」
ウィル
「ありがとう、テコ!」
テコ
「ミャミャーン!」
クルナアァァッ!?
くるな!クルナ!!
くるなああぁぁっ!?
ウィル
「共界線が浄化された今だったら、きっと喚べるはず…
来てくれ…「不滅の炎」フォイアルディアよ!!」
-抜剣-
トリス
「抜剣者…そっか、あなたがもう一人の…」
ウィル
「僕と一緒に、剣を握ってくれ…
ありったけの魔力で一撃で終わらせる!!」
トリス
「わかったわ!!」
ヤ…っ!?
ヤめロおオおオぉォぉォぉ…っ!?!?
トリス
「因果を超えて…」
ウィル
「闇を、切り開け!!!」
-超律者と抜剣者の力-
ぎぃィ…ッ!?
ヤああアアぁぁァァァぁぁぁァァ‥‥ッ
天地万象…星命流転…百邪万精…破邪龍声…
王よ…聞こえますか…
貴方が守り続けたもの
信じたいと願ったもの
それは今も、こうして新たな時代の子たちへと受け継がれています
だいじょうぶ…貴方の愛した世界はけして、失敗作ではありません…
だから、私は…見守り続けていきます
ほんのすこしだけこうやって、手助けをしながら…
メイメイ
「界の意志よりはぐれしこの地へと、新たなる星命と祝福を与えん
四界天輪…陰陽太極…龍命祈願…破邪堅牢…
星の巡りよ…楽園の地に、永久の安らぎを…王命に於いて疾く、為したまえ!!」
-メイメイの力-
≪快速船・船上≫
ケルマ
「無色の派閥によって生み出された、人間が界の意志に成り代わるための施設…
メルギトスの源罪がそこにとりつき、あの化け物が生まれたというわけですわね」
フォルテ
「しかしまあ、よりにもよって、厄介もん同士が、くっついてくれたもんだよなあ…」
リューグ
「はっ、まったくだぜ!」
ミニス
「ねえ、エクス総帥やお母さまは、このこと知ってたのかな?」
ケイナ
「どうかしら…」
ロッカ
「知っていたとしても知らなかったとしても確かなのは
僕らを信じていたからこの島のこと、任せてくれたんじゃないかな」
モーリン
「そうかもね…」
ミニス
「うん…きっと、そうだよ!」
≪岩浜≫
マルルゥ
「ほんとに、もう…いっちゃうのですか?
マルルゥ、もっとみなさんと仲良しになりたかったのに残念ですよう…」
トリス
「ありがと、マルルゥ
でも、今回のことであたし、わかったんだ
源罪は、この世界から消え去ってしまったわけじゃない…
どこかでまた、誰かの笑顔を奪おうとしているかもしれないって
それを防ぎたいの
私にできる限りの力で守ってあげたいから」
ミスミ
「そうか…」
クノン
「よろしいのですか?
ネスティさま
調査の結果、遺跡が危険なものならば処分する
それがあなたたちの役目だったのではありませんか?」
ネスティ
「僕たちのリーダーが決めたことだからな
異存はないよ
それに…君たちがいる限りけして悪用されたりはしないだろうさ」
アメル
「ええ、そうですとも!
この島には、頼もしい抜剣者さんたちがいるんですから、ね?」
フレイズ
「お心遣い…感謝します…」
ウィル
「ありがとう…僕たちだけの力じゃきっと、この島のこと守れなかった…」
トリス
「それは、私も同じよ
私たちと、あなたたち
たくさんの力を束ねて立ち向かったから勝てたんだから」
ウィル
「トリス…」
トリス
「聖王国まで遊びに来る時には、絶対声をかけてよね?」
アメル
「その時には、あたしがいっぱい、ごちそうを作っちゃいますから!」
ネスティ
「君たちの先生にもよろしく伝えてくれ」
トリス
「さよなら、みんな!」
ミニス
「絶対にまた、遊びにくるからねぇーっ!」
-皆の別れの挨拶-

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