自由行動時会話・ユクレス村

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スターライト様

第3話

幻獣界集落(機霊ルート)

マルルゥ
「はーい、ここがメイトルパの集落「ユクレス村」です
マルルゥも、ここに住んでるですよー♪」
レックス
「(幻獣界メイトルパの「ユクレス村」・・・)」
マルルゥ
「ユクレスというのは村はずれにあるおっきな木のことで
お願いごとを聞いてくれるんだってシマシマさんが言ってたですよ」
レックス
「へえ・・・
(亜人の集落ってそんなに人間の村と違ってるわけじゃないんだな
なんか、故郷の村に雰囲気が似てる気がする・・・)」
マルルゥ
「先生さん、この村を気に入ってくれたですか?」
レックス
「うん、そうだね なんか、ほっとする素敵な村だよ」
マルルゥ
「よかったですよー♪
ここの護人さんはシマシマさんなのです シマシマさんのお家はあそこですけど
いっつも、さぼってどこかでお昼寝してるのですよー!」
レックス
「そうなんだ?」
マルルゥ
「だから、マルルゥがついていないとダメなのですよ・・・」
レックス
「(たしかに、あの人やる気なさげーって感じだったからなあ)」
マルルゥ
「出かける前に待っててくださいねってお願いしてきたですけど・・・
うー、心配です・・・」

なまけ者の庵(機霊ルート)

ヤッファ
「おう、よくきたな
きたねえトコで悪いがよ、楽にしてくれや」
レックス
「いえ、こちらこそ招いてくださって感謝しています」
ヤッファ
「他の連中から聞いたとおりだ
あんたたちとの交流 まあ、納得できねえもんじゃねえしな」
レックス
「ヤッファさん・・・」
ヤッファ
「ま、俺としては めんどくさいことにならなきゃ、それでいいってワケよ
変にきばらずに気楽にやっていこうや」
レックス
「ありがとう ヤッファさん」
ヤッファ
「んじゃ、細かい話は集いの泉でな・・・」

第4話 海から来た暴れん坊

ユクレスの広場

スバル
「おーい、マルルゥー!」
マルルゥ
「この声は・・・」
(タタタタタッ)
スバル
「おっす、マルルゥ そいつが、母上たちが言ってたニンゲンか?」
マルルゥ
「むー、ヤンチャさん ニンゲンなんて言い方失礼ですよー?
先生さんのお名前は えっと、名前・・・ あや? あやや???」
レックス
「レックスだよ」
マルルゥ
「そうでしたー!」
スバル
「なんだい、変な名前」
マルルゥ
「ヤンチャさん!?」
スバル
「おいらの名前はスバル いい加減、覚えとけよマルルゥ?」
マルルゥ
「イジワルですよぉ マルルゥが、お名前おぼえるの苦手って知ってて・・・」
レックス
「スバルくん、か 君は鬼の子だよね?」
スバル
「おう! おいらは鬼神の血をひく一族のまつえいなんだぞ」
レックス
「へえ・・・」
マルルゥ
「あ、ヤンチャさん ワンワンさんとは一緒じゃないんですか?」
スバル
「・・・あっち」
パナシェ
「う・・・」
スパル
「ニンゲンはコワイから近づきたくないってさ」
パナシェ
「こわくなんかないってば!」
マルルゥ
「だったら、ちゃんと先生さんに挨拶するですよー」
パナシェ
「う・・・っ」
レックス
「君は亜人の子なんだね」
パナシェ
「う、うん・・・ ボク、パウナスです」
レックス
「たしか、犬に近しい種族だったよな」
マルルゥ
「はい、だからワンワンさんですよ」
レックス
「これからよろしくな?」
パナシェ
「う・・・うんっ」
レックス
「スバルくんも、な?」
スバル
「おう!」

第5話 自分の居場所

ユクレスの広場

スバル
「おーい!」
レックス
「ああ、スバルくんにパナシェくん マルルゥも・・・」
スバル
「呼び捨てでいいよ おいら、そのほうが慣れてるし」
レックス
「それじゃ、これからはそうするよ」
スバル
「おう!」
レックス
「で、みんな集まってなにしていたんだい?」
マルルゥ
「これから、なにして遊ぼうかって話をしてたですよー」
パナシェ
「いつも、ボクたち ここに集まってから遊ぶんです」
レックス
「そうなんだ」
スバル
「なあ、おいらたちと一緒に遊ぼうぜ!?」
レックス
「よし、遊ぼう!」
パナシェ
「ホント!?」
スバル
「よーし、だったらいつものあれをして遊ぼうぜ?」
パナシェ
「ああ、あれだね」
レックス
「あれ???」
スバル
「へへっ、それは見てのお楽しみ♪」
パナシェ
「ほらほら、こっち!」
レックス
「???」
レックス
「うわ・・・ 大きな葉っぱが池一面に・・・」
スバル
「「おばけ水蓮」っていうんだぜ」
パナシェ
「こういう大きな池にしか、育たない草花なんだって」
レックス
「へえ・・・」
スバル
「よーく見てろよ えいっ!」
レックス
「(飛び乗った!?)」
スバル
「へへへ、こうやって乗っかってもへっちゃらなんだ」
パナシェ
「ふわふわ弾んですごく楽しいんだよ」
レックス
「どれどれ・・・ ・・・ととっ!?
(さすがに大人の体重だと、長くは支えられないか)」
スバル
「なあ、どれだけ早く向こう岸にいけるか勝負しようぜ?」
レックス
「え、でも・・・」
パナシェ
「だいじょうぶだよ ボクにだってできるんだもん
先生なら、きっと簡単にできちゃうよ」
レックス
「いや、そういうことじゃなくて・・・」
スバル
「ははーん もしかして、先生こわいのか?」
レックス
「む・・・」
スバル
「思ってたより度胸ないんだなあ」
レックス
「そこまで言われちゃ逃げるわけにはいかないなあ?」
パナシェ
「先生、がんばれー!」
スバル
「うまく跳べたらおいらたちの宝物わけてやるよ」
レックス
「よーし、見てろよぉ」

実りの果樹園

カイル
「よお、先生!」
レックス
「あれ、カイル? こっちに来てたんだ」
カイル
「まあな・・・ 軽く、挨拶がてらと
こいつらに確かめることがあったんでな」
ジャキーニ
「・・・」
カイル
「で、本当なのかよ? フカシじゃあねえだろうなァ?」
オウキーニ
「へえ、ホンマです! この島を出ようとすると、絶対にあの嵐が起こって
また、同じ場所に戻されてしまうんや」
レックス
「なんだって!?」
ジャキーニ
「そうでなけりゃあ さっさと、ワシらはここからオサラバしとるわい!!」
オウキーニ
「結界ってヤツでっか? なんか、そんなカンジなんですわ」
レックス
「じゃあ、カイル もいそうなら、船が直っても・・・」
カイル
「心配すんな、先生? 入れた以上は、出る方法もあるはずさ」
ジャキーニ
「そうそう、ウマイこといくはず・・・」
(ボコッ!)
ジャキーニ
「がひゃっ!?」
オウキーニ
「ああ、あんさんっ! しっかりしてえな!?」
カイル
「とりあえず、この件はしばらく、あんたの胸だけにしまっといてくれねえか?」
レックス
「うん、わかった・・・」

第6話 招かざる来訪者

なまけ者の庵

レックス
「メイトルパの亜人って 俺たちと、ひとくくりにしていましたけど
本当に、色々な種族がいるんですね」
ヤッファ
「まず、オレの種族は「密林の呪い師」たるフバースだろ?
「草原の覇者」であるリオネルに「さまよう狩人」のオルフル・・・
「神秘なる目」を持つメトラルに・・・「調停者」とされるレビット・・・」
レックス
「はあ・・・」
ヤッファ
「と、まあ・・・数をあげれば、キリがねえくらいだがよ
暮らしぶりそのものは 実のところ、そんなに差はねえのさ」
レックス
「なるほど・・・」
ヤッファ
「ちなみに、今あげた5つの種族がな
メイトルパで、最も古い歴史を持ってるとのことだ
ま、だからってなんか得をしてるワケでもねえけどな」

芋畑

ジャキーニ
「ぬがあぁぁぁっ! 放せ、放さんかいっ 義兄弟ぇっ!」
オウキーニ
「短気はあきまへん!」
マルルゥ
「落ちつくですよう!?」
レックス
「みんなして、いったいなにを騒いでるんだ?」
マルルゥ
「あ、先生さん」
ジャキーニ
「どうもこうもないんじゃあっ! 見れ、この惨状を!」
レックス
「うわ・・・ この畑、穴ぼこだらけじゃないか・・・」
オウキーニ
「ヘルモグラの仕業ですわ」
レックス
「ヘルモグラ?」
マルルゥ
「すごい食いしん坊で 畑を荒らし回ってる悪魔のようなヤツらなのですよう!」
オウキーニ
「話には聞いとったけど まさか、ここまで豪快にやられるとは」
ジャキーニ
「育てる先からほじくり返されまくりよる
これじゃ、おちおち土いじりに精を出すこともできんわい!」
レックス
「困ったもんだなあ」
ジャキーニ
「ええい、こうなったらもう、戦争じゃあ!!
畑に火をつけてにっくきヘルモグラをまとめて・・・」
オウキーニ
「そないなことしたらせっかくの畑まで台無しでっせ!」
ジャキーニ
「ぐぬぬぬぬ・・・っ」
レックス
「悪さをしないように見張るしかないな
こらしめて、二度とイタズラしないように言い聞かせるんだ」
オウキーニ
「しかし、ヤツらはすばしっこいでっせ」
マルルゥ
「だいじょうぶですよ マルルゥも一緒にお手伝いしますから」
レックス
「よーし、それじゃさっそく挑戦だ!」
(ミニゲームへ)
  • 0~59点を取った場合
    マルルゥ
    「バ、バカにされてるですよう・・・」
    レックス
    「うう・・・っ」
    ジャキーニ
    「ぬがああぁぁぁっ! 火じゃ! 油じゃ! 戦争じゃあぁぁっ!!」
    オウキーニ
    「あかん、アカンて!?」
  • 60~79点を取った場合
    オウキーニ
    「ふう、これであいつらも少しはこりますやろ
    おおきに、先生はん これはお礼ですわ」
    ジャキーニ
    「次もまた、よろしゅう頼むけんのう?」
  • 80点以上取った場合
    オウキーニ
    「ふう、これであいつらも少しはこりますやろ」
    ジャキーニ
    「がはははっ! おかげで胸がすうっとしたわい!!」
    オウキーニ
    「おおきに、先生はん これはお礼ですわ」
    ジャキーニ
    「次もまた、よろしゅう頼むけんのう?」

第7話 すれ違う想い

妖精の花園

マルルゥ
「らららん、らんらん らんららん・・・♪」
レックス
「なんか、ご機嫌だね マルルゥ?」
マルルゥ
「あ、先生さん 今日はとってもいい天気ですから
おひさまを浴びて歌っていたですよ」
レックス
「ああ、マルルゥは花の妖精だもんな」
マルルゥ
「はいです だから、おひさまをいっぱい浴びてるとうれしくなるですよ
らん、ららら・・・♪」
レックス
「(妖精の歌には不思議な力があるって言うけど・・・
マルルゥの歌は、なんだか聞いていて心が休まる気がするよ)」

ユクレスの広場

カイル
「おい、先生 ちょっと来てくれよ」
レックス
「どうしたんだ?」
ミスミ
「いいから、黙ってこの魚の煮物を食うてみるがよい」
レックス
「・・・! なんだよ、これ!? メチャクチャ美味しいじゃないか・・・?」
ミスミ
「じゃろう?」
レックス
「いったい、誰が作ったんだ?」
カイル
「こいつだよ」
オウキーニ
「ま、まいど・・・」
レックス
「ええええぇぇっ!?」
カイル
「こいつが、もともと料理人だったってことは聞いていたけどよ
まさか、ここまですげえとは思いもしなかったぜ・・・」
オウキーニ
「ウチのニイさんは食べ物の好き嫌いがひどうて、ひどうて
そやから、ウチが色々と工夫して食べさせとるんですわ」
レックス
「なるほど・・・」
ミスミ
「ここまで完璧なシルターン料理を人間が作るとは、正直思わなんだぞ」
オウキーニ
「もともと、ウチは自治区育ちやさかい これしか、料理はしらんだけですわ」
カイル
「にしても、なあ?」
レックス
「うん、このまま眠らせておくには惜しい才能かもしれない・・・」

なまけ者の庵

レックス
「ヤッファ?
(留守か・・・)
マルルゥに隠れてまたどこかで、昼寝でもしてるのかな?」

第8話 卑怯者

なまけ者の庵(自由行動2回目)

ヤッファ
「果樹園に火をつけたのは、間違いなく帝国軍の連中だぜ
前に戦ったときの匂いと同じのが残っていたからな」
レックス
「そうか・・・」
ヤッファ
「ただ、女の匂いは感じられなかったからな
アンタの知り合いが直接、手を下したってことだけはなさそうだ
ちっとは慰めになったか?」
レックス
「うん・・・ ありがとう、ヤッファ」
ヤッファ
「だが、ケジメだけはしっかりとつけねえとな」
レックス
「わかってるよ
(絶対に、やめさせないと・・・!)」

第9話 先生の休日

実りの果樹園

オウキーニ
「なあ、あんさん そないなこと、やめたほうがええって?」
ジャキーニ
「やかましいわい!
ちょっとばかし料理ができるからとちやほやされよってからに・・・
牙の抜けた飼い犬のお説教など、ワシにはいらんのじゃあっ!」
オウキーニ
「そんな・・・ ウチは別に、そんなつもりはないって」
ジャキーニ
「なら、義兄弟よ お前も、ワシらに協力せえ」
オウキーニ
「それは・・・」
ジャキーニ
「海の男は、海へ帰る それこそが、自然の摂理じゃ・・・
陸の上で、土いじりなんぞしておったら 今に、干からびて死ぬんじゃあ!」
海賊
「へい、船長!」
ジャキーニ
「なあ、オウキーニよ お前も、海の男なら察してくれるよな・・・のう?」
オウキーニ
「・・・」
レックス
「やあ、オウキーニさん ジャキーニさんに子分のみなさんも」
ジャキーニ
「ひイっ!?」
オウキーニ
「あれ、先生? 今日はたしか、お休みじゃあ・・・」
レックス
「うん、今からどうしようかって考えてるところなんだ」
ジャキーニ
「せ、せっかくの休みなんじゃきに、どっか遠くへ出かけるなんてどうかのう?
のう、お前らもそう思うじゃろう?」
海賊
「へい、船長!」
レックス
「遠くへ、か・・・」
ジャキーニ
「そうじゃ、そうじゃ! 思いっきり遠くへ! できたら、思いっきり大勢でのう!!」
レックス
「(うん、それも悪くない考えだよな・・・)
ありがとうジャキーニさん ちょっと考えてみるよ」
ジャキーニ
「い、いや・・・ 礼にはおよばんわい わは、わはは・・・っ
・・・・・・
ふう・・・ 危ないところでワシの機転が発揮されたわい・・・」
海賊
「さすが、船長!」
レックス
「・・・ああ、そうだ」
ジャキーニ
「ひイっ!?」
レックス
「そのうち、みんなにもお休みがもらえるよう話をしておくからさ」
ジャキーニ
「え?」
レックス
「雨の日以外、毎日畑仕事ばかりじゃつまらないだろう?
その時は、俺が代わりに畑の面倒をみるからさ 楽しみにしててよ」
オウキーニ
「あんさん・・・ あないなこと、言うてくれてますけど・・・」
ジャキーニ
「・・・言うな!
サイは投げられてしもうたんじゃ・・・ 今さら、後には引けん
これも、海の男の運命じゃきに!!」
海賊
「へい、船長!」
オウキーニ
「そうでっか・・・ ほな、しかたがないのやろなあ・・・」

ユクレスの広場

マルルゥ
「あ、先生さん お出かけですかー?」
(マルルゥを・・・)
  • 誘ってみる
    マルルゥ
    「あやや、マルルゥとですか?」
    レックス
    「ああ、一人で過ごすよりも、そのほうが楽しいと思ってさ
    今日一日、つきあってくれないかな?」
    マルルゥ
    「よろこんでー♪」
    レックス
    「それじゃ、あとはなにをして過ごすかだけど・・・」
    マルルゥ
    「遊びに行くのならみくんな一緒のほうがきっと楽しいですよ
    待っててください マルルゥが、誘ってくるですよー♪」
    レックス
    「で、いつの間にやらこんな大所帯になってしまった、と・・・」
    マルルゥ
    「えへへ・・・ 張り切って、誘い過ぎてしまったですよ」
    パナシェ
    「こっそり出かけちゃうなんて、ズルイよ」
    スバル
    「そうだ、そうだー!」
    レックス
    「わかった、わかった みんな一緒に、遊びに出かけるから、ね」
    アルディラ
    「子供たちのことは私たちに任せて 貴方は、好きなように過ごせばいいのよ
    今日は、貴方のための休日なんですもの ね?」
    クノン
    「特に、私はその目的のために、同行すると決めたわけですから
    遠慮などはしないで どうぞ、ご自由におくつろぎください」
    レックス
    「ありがとう、みんな」
    ヤッファ
    「よーし、そんじゃあそろそろ出発するとしようかい?」
    ヤード
    「いってらっしゃい」
    スカーレル
    「後はアタシらに任せて、思いっきり楽しんできなさいよ」
    レックス
    「うん、それじゃあ行ってきます!」
    (イベントへ)
  • やめておく
    マルルゥ
    「せっかくのお休みなんですし、のんびりできるといいですねえ」

なまけ者の庵

ヤッファ
「休みだってのに わざわざ、オレんとこに来るとは、物好きなヤツだなあ・・・」
(ヤッファを・・・)
  • 誘ってみる
    ヤッファ
    「本気か?」
    レックス
    「ああ、一人で過ごすよりも、そのほうが楽しいと思ってさ
    今日一日、つきあってくれないかな?」
    ヤッファ
    「まあ、別にあんたがそれでいいんなら構わなねえけどよ」
    レックス
    「それじゃ、あとはなにをして過ごすかだけど・・・」
    ヤッファ
    「アテがねえんなら ひとつ、おもしろい場所に連れてってやろうか?
    のんびり過ごすにはうってつけの場所があるんだよ」
    レックス
    「で、いつの間にやらこんな大所帯になってしまった、と・・・」
    ヤッファ
    「のんびりってわけには、いかねえかもな やれやれ・・・」
    マルルゥ
    「マルルゥたちだって 先生さんと一緒に遊びたいのですよー!」
    パナシェ
    「こっそり出かけちゃうなんて、ズルイよ」
    スバル
    「そうだ、そうだー!」
    レックス
    「わかった、わかった みんな一緒に、遊びに出かけるから、ね」
    アルディラ
    「子供たちのことは私たちに任せて 貴方は、好きなように過ごせばいいのよ
    今日は、貴方のための休日なんですもの ね?」
    クノン
    「特に、私はその目的のために、同行すると決めたわけですから
    遠慮などはしないで どうぞ、ご自由におくつろぎください」
    レックス
    「ありがとう、みんな」
    ヤッファ
    「よーし、そんじゃあそろそろ出発するとしようかい?」
    ヤード
    「いってらっしゃい」
    スカーレル
    「後はアタシらに任せて、思いっきり楽しんできなさいよ」
    レックス
    「うん、それじゃあ行ってきます!」
    (イベントへ)
  • やめておく
    ヤッファ
    「そうそう、若い者は若い者同士で、楽しむってのが相応ってもんだ」

第11話 昔日の残照

実りの果樹園

レックス
「あれ? あれは、オウキーニさんと・・・」
シアリィ
「それじゃ、わたしお返事待ってます!」
オウキーニ
「え? えええっ!?
ちょ・・・っ!? シアリィはんっ!?」
レックス
「あ・・・」
オウキーニ
「せ、先生!? まさか、今の、全部見て・・・」
レックス
「ご、ごめん! 成り行きでというか その・・・」
レックス
「あの子・・・ シアリィちゃんはユクレス村の住人ってわけか・・・」
オウキーニ
「うちが、食事を作りに村を回ってる時に知りおうたんですわ
料理がごっつ好きで 色々、教えてほしいと習いに通ってくるようになって・・・」
レックス
「で、こうやって告白されることになったってわけか」
オウキーニ
「こっ、告白やなんて! そんな・・・!?」
レックス
「でも、嫌いなわけじゃないんでしょ?」
オウキーニ
「そ、それは・・・ まあ・・・」
レックス
「よかったじゃないか? あんな可愛い子に好かれるなんてさ」
オウキーニ
「あきまへんのやっ!!」
レックス
「え・・・」
オウキーニ
「あ・・・ すんまへん、大きな声出してしもて・・・
そやけど、ほんまに困るんですわ・・・」
レックス
「どうして?」
オウキーニ
「海の男は、陸の上にしがらみを残したらあきまへん・・・
うちは、これでも海賊なんです! ジャキーニ一家の副船長なんですわ!
シアリィはんが好いてくれたって いつかは、ここから出ていくんです!」
レックス
「あ・・・」
オウキーニ
「それに、うちはリィンバウムの人間や
メイトルパ生まれのシアリィはんを幸せにできるわけがないんや 絶対に・・・っ」
レックス
「オウキーニさん・・・」
オウキーニ
「先生、頼みますからこのことは、あんさんには、黙っといてください・・・
きちんと、自分でケリをつけますさかい お願いします!」
レックス
「う、うん・・・」

第12話 黄昏、来たりて

なまけ者の庵

レックス
「あれ? なんだか珍しい組み合わせ」
スカーレル
「あら、アタシがここにいるのって、そんなに不自然なワケ?」
レックス
「あ、いや・・・」
ヤッファ
「ま、たしかに珍しいな アンタらが、同時に訪ねてきたのはよ」
レックス
「同時、って? それじゃ・・・」
ヤッファ
「前から、ちょくちょくやって来てんだよ コイツはな」
スカーレル
「そーゆーこと」
レックス
「へえ、ちっとも知らなかったよ」
ヤッファ
「ま、会いに来るのはもっぱら夜だったしな」
スカーレル
「飲み友達ってヤツね」
レックス
「なんか、いいなあそういうのって
次の機会には、俺も仲間に入れてくれよ」
ヤッファ
「ああ、そうだな」
スカーレル
「そのうちに、ね」

実りの果樹園

ジャキーニ
「わははははっ! どうじゃ、どうじゃ? この見事に育った野菜の数々は!?」
レックス
「すごいな・・・ どれもまるまるとして見るからに美味そうじゃないか」
ジャキーニ
「当たり前じゃい ワシらが手塩にかけて育てに育てぬいたんじゃからのう
帝国市場に並ぶ代物より、はっきり言って新鮮すぎるわい!」
海賊
「へい、船長!」
レックス
「本当だ・・・ このトマトなんか生で食べても、すごくおいしい・・・」
ジャキーニ
「わはははっ そうじゃろうとも そうじゃろうとも」
レックス
「これなら、陸でも充分やっていけるんじゃない?」
ジャキーニ
「う・・・
イヤじゃあぁっ!? ワシは、ワシは海に帰りたいんじゃ~っ!」
海賊
「せ、船長!?」
レックス
「(どうして、そこまでいやがるかな・・・
勿体ない才能だと思うんだけどなあ)」

第13話 断罪の剣

ユクレスの広場(1回目)

オウキーニ
「ええいっ あんさん、放しておくなはれーっ!」
ジャキーニ
「落ち着くんじゃあ!? 義兄弟っ!!」
海賊
「副船長ーっ!?」
レックス
「な、なんの騒ぎだよ?」
ジャキーニ
「おおっ、お前からもこいつを説得してやってくれい!
森にメシの材料を取りに行くというてきかんのじゃあ!?」
オウキーニ
「こんな時やからこそ みんなに、うまい料理食うて、きばってもらわなアカンのや
そのためには、ウチもきばらんと・・・」
レックス
「気持ちはうれしいけど危険すぎるよ」
オウキーニ
「せやけど・・・」
レックス
「だいじょうぶ すぐに、前みたいに外を出歩けるにしてみせるから
だから、その時にはとびっきりの料理を食べさせてくれよ?」
オウキーニ
「先生はん・・・」
レックス
「な?」

ユクレスの広場(2回目)

パナシェ
「先生・・・」
レックス
「なにをしてたの?」
パナシェ
「ユクレスの木にお願いをしてたんだ
早く、悪いヤツらがいなくなるようにって」
レックス
「・・・」
パナシェ
「だいじょぶだよね? ボクたち、みんな死んじゃったりなんかしないよね?」
レックス
「パナシェ・・・」
パナシェ
「こわいよぉ・・・ ボク・・・っ 死んじゃうなんてイヤだよぉ・・・」
レックス
「だいじょうぶだよ 先生が、絶対にそんなことさせない」
パナシェ
「せんせえ・・・っ」
レックス
「(させたりなんか・・・ するもんか・・・)」

なまけ者の庵

ヤッファ
「派閥の兵隊の使い方 ありゃ、軍隊っていうより、群れで行う狩みたいなもんだな」
レックス
「群れ?」
ヤッファ
「ああ、メイトルパでいえば、オルフル族の戦い方に近いな
目標を定めたあとは個人の判断で動き回り 吠え声をかけあって連携をとるのさ」
マルルゥ
「そういえば、みんなしゃあー、とかヘンテコな声をあげていたですねえ・・・」
レックス
「よほど訓練されている そういうことだよな」
ヤッファ
「まあな・・・ だが、つけこむ手がないこともねえ」
レックス
「本当に?」
ヤッファ
「兵隊の中に、一人だけ戦況を見守っていた女が混じっていただろう?」
マルルゥ
「いたです、いたです ぶかぶかのマフラーを巻いてた女の人!」
ヤッファ
「おそらく、あの女が群れのアタマだ そいつをうまく押さえちまえば・・・」
レックス
「連携を断つことも可能ってことか」
ヤッファ
「効果のほどは定かじゃねえが、とりあえず頭に入れておくこった」

第14話 砕けゆくもの

幻獣界集落

ヤッファ
「いや、オレんとこには来てねえぜ」
ベルフラウ
「そう・・・」
ヤッファ
「どうしたんだ? バカに沈んでるみたいじゃねえか」
ベルフラウ
「ううん、別に なんでもないわよ
じゃあ、私 他を探してくるから」

実りの果樹園(ミニイベント)

レックス
「やあ、シアリィさん・・・だったよね?」
シアリィ
「あ、ええと・・・ 先生さん、ですか?」
レックス
「へえ、俺のこと知っててくれたんだ?」
シアリィ
「はい、マルルゥちゃんたちから、色々とお話聞いてますから・・・」
レックス
「ははっ、だから「先生さん」なんだね」
シアリィ
「あ・・・」
レックス
「まあ、それはともかく・・・ 知ってるよね?
今は、できるだけ外に出るのを控えたほうがいいってこと」
シアリィ
「あ、はい・・・ ちょうどお家に戻るところなんです」
レックス
「なんだったら送っていこうか?」
シアリィ
「いえ、平気です ほんと、すぐ近くですから」
レックス
「そっか・・・ それじゃ、気をつけて帰るんだよ?」
(ガチャッ)
オウキーニ
「せ、先生! シアリィはんがどこへ行ったか知りまへんか!?」
レックス
「どこって・・・ 彼女なら、さっき家に帰るって言ってたけど?」
オウキーニ
「おらんのです・・・」
レックス
「え?」
オウキーニ
「村のどこを探しても彼女の姿が見当たりまへんのや!」
レックス
「なんだって!」
レックス
「ダメだ・・・ 他の集落も探したけど見つからない・・・」
オウキーニ
「あああ・・・ シアリィはん・・・」
ジャキーニ
「お前が慌てふためいてどうすんじゃい!」
オウキーニ
「あんさん・・・」
ジャキーニ
「心配するな 今、手下どもに外を探させちょる!
見つかったら、すぐに知らせが入るわい」
オウキーニ
「すんまへん・・・」
ジャキーニ
「あの娘は、何度もわしらに手料理を差し出してくれた恩人じゃからな
これぐらいのこと 屁でもないわい」
海賊
「船長!」
ジャキーニ
「見つかったか!?」
海賊
「へい・・・ ですが・・・」
ジャキーニ
「・・・無色じゃと!?」
オウキーニ
「・・・っ!?」
レックス
「オウキーニさん!?」
無色の派閥兵士
「・・・・・・」
シアリィ
「いや・・・ 来ないで・・・」
無色の派閥兵士
「シャアアアッ!!」
シアリィ
「いやあぁぁぁっ!?」
オウキーニ
「うちの大事な大事なシアリィはんになにさらすんじゃい! こん、ボケがァ!」
(ボコッ!)
シアリィ
「オウキーニさん・・・」
オウキーニ
「ほんま、アホやなあ? こんなコワイ目におうてまで、食材を取りに来るなんて」
シアリィ
「ご、ごめ・・・っ ごめ・・・なさいっ」
オウキーニ
「ええんや・・・ もう、なんにもこわいこと、あらへんやさかいな」
ジャキーニ
「よくも、わしの弟分の嫁さん候補をいじめてくれよったな・・・
いくぜ、野郎ども! 戦争じゅあぁぁっ!!」
海賊
「へい、船長!!」
レックス
「俺たちも、行くぞ!」
(イベントバトルへ)
オウキーニ
「さ、シアリィはん? おんぶや・・・
今度は、ウソつかんよう、うちが家まで送ってくさかいな?」
シアリィ
「はい・・・」
レックス
「めでたし、めでたし・・・かな?」

第15話 ひとつの答え

実りの果樹園

レックス
「やっぱり、ここにもいないか・・・ う・・・っ」
ジャキーニ
「うおっと!?」
(ドサッ)
ジャキーニ
「なにもない場所ですっ転ぶとは、おぬしつくづく器用じゃのう」
レックス
「ジャキーニさん・・・」
ジャキーニ
「メシも食わずにほっつき歩いとったら そりゃ、めまいだって起こすわい!
まあ、ワシの抜群な行動力のおかげでケガせずにすんだわけじゃがのう?
がっはっはっは!」
レックス
「すみません・・・」
ジャキーニ
「は・・・
まあ、あれじゃ・・・ ワシは無学じゃけえ むずかしいことはようわからんがなあ
おぬしはよくやった それは、間違いないと思うとるぞ」
レックス
「・・・・・・」
ジャキーニ
「とりあえず・・・ ほれ、ナウバの実食うか?」
レックス
「え・・・」
ジャキーニ
「好物なんじゃろう?」
レックス
「う、うん・・・」
ジャキーニ
「腹が減っておったらなにをやったってうまくいかん オウキーニの口癖じゃ
たらふく食って ぐうすか眠って 頭の芯をしゃっきりさせてみりゃあ
また、違った波だって見えてくるかもしれん そうじゃろうが?」
レックス
「うん・・・ (ありがとう・・・ ジャキーニさん・・・)」

ユクレスの広場

レックス
「(あそこにいるのはパナシェか?)」
パナシェ
「・・・・・・」
レックス
「(こんなところでいったい、なにをして・・・ !?)」
パナシェ
「ユクレスさま・・・ ユクレスさま・・・ どうか、ボクのお願い叶えてください・・・
先生に、笑顔を返してあげてください・・・ 今までのお願い 全部叶わなくてもいいから
先生に、笑顔を返してあげてください・・・」
レックス
「(パナシェ・・・ ・・・っ)」

(以下、キャラクター選択)

なまけ者の庵

ヤッファ
「ようやっと、いつものあんたの顔に戻ったみてえだな?」
レックス
「心配かけてごめん ヤッファ・・・」
ヤッファ
「なぁに、そんなもん気にしちゃいねえよ
ほっといたってあんたは、自分から立ち上がってくる なまけ者のオレとは違ってな?」
レックス
「あははは・・・」
ヤッファ
「それにな、謝るのはむしろ、オレたちかもしれねえ・・・
いい年こいた連中がまとめて、尻ぬぐいをさせようとしたんだ 悪かったな・・・」
レックス
「いいんだよ! そんなの、俺は全然気にしてないし」
ヤッファ
「なら、これでチャラにしとくか?」
レックス
「ああ!」
ヤッファ
「よし・・・ それじゃ、話ってヤツを聞こうじゃねえか?」
レックス
「あの時、俺はあせってたんだと思う
オルドレイクやイスラ 言葉も理屈も通じない強大な力をもった敵を前にして
正直、みんなを守っていけるのか、こわくて仕方なかった・・・
本当はわかってるんだ
こんなやり方ばかりしていたら、損をするばかりだってことは
でも、俺はバカだから 傷つけられるよりも傷つけることのほうがこわくて・・・
最後の最後で迷ってみんなに迷惑をかけることになって・・・」
ヤッファ
「いいんじゃねえのか?」
レックス
「え?」
ヤッファ
「損をするのがイヤってわけじゃねえんだろう?」
レックス
「あ、ああ・・・」
ヤッファ
「だったら、それでいいじゃねえか・・・ バカなやり方しかできなくたって、な?」
レックス
「ヤッファ・・・」
ヤッファ
「あの時、あんたが負けた理由は考えが甘かったからじゃねえ
周りの言葉に流されて 自分自身を、知らず疑っていたせいじゃねえのか?」
レックス
「!」
ヤッファ
「所詮、世の中ってのは意地と意地の張り合いで回ってるもんだ
万人が納得できる答えなんか、出せっこねえ だったら・・・
せめて、自分が納得できるやり方をしてえじゃねえか?」
レックス
「うん・・・」
ヤッファ
「他人がどう言ったって あんたは、あんたさ
それを変えろったってできっこねえ なら、今のままでいくしかねえだろ?」
レックス
「そうだな・・・ それしか、ないよな?」
ヤッファ
「好きにやってみな 振り替えらなくても
ついていきたいヤツは勝手についてくるさ それに・・・
あんたの後ろはこのオレが、守ってやるからよ」
レックス
「うん・・・ ありがとう ヤッファ
俺、自分が忘れていたものが何か、わかった気がするよ!」
ヤッファ
「よせやい・・・ こそばゆいじゃねえか」

妖精の花園

マルルゥ
「先生さん・・・ 元気になってくれたですね?」
レックス
「心配かけてごめんよ マルルゥ」
マルルゥ
「う、うわぁぁぁん! よかったですよう! マルルゥ、とってもとっても心配したです
このまま、先生さんが笑えなくなっちゃったら、どうしようって
先生さんの笑顔 マルルゥ、とっても大好きだから・・・」
レックス
「ありがとう・・・ 俺も、マルルゥの笑顔大好きだよ・・・
だから、ほら もう泣かないで」
マルルゥ
「は、はいです・・・っ」
レックス
「あの時、俺はあせってたんだと思う
オルドレイクやイスラ 言葉も理屈も通じない強大な力をもった敵を前にして
正直、みんなを守っていけるのか、こわくて仕方なかった・・・
だから、その不安を振り払うように強引に、決着をつけてしまおうとしたんだ
自分の気持ちにウソをついても、勝てるなら構わないっ、て・・・
結局、こんなことになっちゃったけどね」
マルルゥ
「それは・・・ やっぱり、そうなって当然だったかもです」
レックス
「え?」
マルルゥ
「あの時の先生さんはとってもコワイ顔をしてました
なのに、悲しい気持ちが、背中からあふれ出していて・・・
見てられなかったです かわいそうだったから」
レックス
「!?」
マルルゥ
「先生さん、やっぱりウソはダメです! 無理して、ウソついてごまかしたって・・・
つらいよう、って心は、悲鳴をあげて泣いてしまうですよ!」
レックス
「マルルゥ・・・」
マルルゥ
「どんなにがんばってもマルルゥは、マルルゥだし、先生さんだって先生さんなんです
できないことだってあるけど、そのかわり別のことができるです
先生さんしかできない特別なことが、きっとあるはずですよ!?」
レックス
「俺にしかできない特別なこと・・・」
マルルゥ
「きっと、それでいいのですよ 同じじゃなくても だって・・・
マルルゥ、そんな先生さんが、とっても大好きですから♪」
レックス
「そっか・・・ ありがとう、マルルゥ
俺、自分が忘れていたものが何か、わかった気がするよ!」
マルルゥ
「あやや・・・ なんだか、照れくさいですよう」

第16話 彼が願ったこと

妖精の花園

ヤッファ
「だからな、マルルゥ もう、そんぐらいでいいってばよ・・・」
マルルゥ
「ああ、ダメですよう! じっとしててください シマシマさん!?」
レックス
「二人とも、いったいなにをしてるんだ?」
ヤッファ
「あ、いや、その・・・」
マルルゥ
「シマシマさんの毛づくろいをしているですよー♪
シマシマさん面倒くさがりだから 伸ばしたまま、いつもほっぽっとくんです
だから、マルルゥがきちんと手入れしてあげてるのですよ」
レックス
「へえ・・・」
ヤッファ
「別に、俺はこのままでかまやしねえんだがよ」
マルルゥ
「ダメなのです せっかくのキレイなタテガミが、もったいないのですよう
もう少しで終わりますから、じっとしていてください」
ヤッファ
「やれやれ・・・」
レックス
「はははは・・・」

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