スターライト様
第9話 先生の休日
- レックス
- 「でも、驚いたよ まさか、マルルゥが戦いに加わるなんてさ」
- マルルゥ
- 「マルルゥだってやる時はやるのです
ちっちゃくったって 怒ったら、こわいのですよ」 - レックス
- 「うん、よくわかったよ」
- マルルゥ
- 「これからは マルルゥも、みんなと一緒に戦うですよ」
- レックス
- 「え、でも・・・」
- マルルゥ
- 「シマシマさんは「好きにしろ」って言ったです」
- レックス
- 「ヤッファが・・・」
- マルルゥ
- 「はい
もう、この島に絶対に安全な場所はないから・・・
どこにいても同じだって、言ってました」 - レックス
- 「そっか・・・
(なら、自分の側が一番安全だってことなんだろうな、きっと・・・)」 - マルルゥ
- 「そういうわけですから これから、よろしくお願いするですよ」
- レックス
- 「うん だけど、くれぐれも無茶はダメだよ」
- マルルゥ
- 「はいです 約束しますですよ♪」
- もう安全な場所はない、か・・・ それって、けっこうキツイよな・・・
第10話 もつれあう真実
- マルルゥ
- 「帝国の人たちも攻めてきませんでしたし、今日は、平和な一日でしたねえ」
- レックス
- 「うん・・・ そうだね・・・
(遺跡で起きたことは言えないよな さすがに・・・)」 - マルルゥ
- 「マルルゥも 先生さんたちと一緒に戦うと決めたですけど
できれば、やっぱりケンカはしたくないですよ」 - レックス
- 「なら、どうしてマルルゥは戦いに参加することにしたんだ?」
- マルルゥ
- 「うーん・・・
それはですね、きっと先生さんと同じですよ」 - レックス
- 「俺と?」
- マルルゥ
- 「はい
先生さん、いつも言ってますよね?
戦って、誰かを傷つけてしまうのはイヤだって」 - レックス
- 「・・・」
- マルルゥ
- 「でも、放っておいたら他の誰かと誰かが、もっとひどく傷つけあってしまうから
それはもっとイヤだから 自分が前に出て、戦ってるんですよね?」 - レックス
- 「うん・・・ そうすれば、絶対に最悪の結果だけは見なくてすむからね」
- マルルゥ
- 「マルルゥもおんなじです
みんながケンカするの もう、見たくないから
だから、止めるのです」 - レックス
- 「マルルゥ・・・」
- マルルゥ
- 「一緒にがんばるですよ みんなが、もうケンカしなくてすむようにするために!」
- レックス
- 「うん、そうだな 早く、そうなるようにがんばらないとな」
- マルルゥ
- 「はいですよ♪」
- たとえ遠い道のりでも 歩き出さなくちゃたどり着けないもんな・・・
第11話 昔日の残照
- マルルゥ
- 「帝国の人たちはどうして、ガマンしてくれないのですかねえ」
- レックス
- 「え?」
- マルルゥ
- 「欲しいものであっても それがどうしてもダメだったら
マルルゥならちゃんとガマンできるですよ
なのに、ダダをこねて欲しがって、暴れて
まるで、赤ちゃんです」 - レックス
- 「ははは・・・」
- マルルゥ
- 「どうして、そんなにも強い力を欲しいって思うですか?」
- レックス
- 「強い力があれば、自分の望むことを他人に認めさせることができるからね」
- マルルゥ
- 「そんなの変です おかしいですよ
そんなことしなくても きちんとお願いすればいいじゃないですか?
無理なことを力ずくでとおそうとするなんて、すごくワガママです
やっぱり、赤ちゃんと同じですよ」 - レックス
- 「そうだね・・・ うん、そうなのかもしれない・・・」
- マルルゥ
- 「みんながきちんと話を聞いて どうぞって、譲りあうことを忘れなかったら・・・
強い力なんて必要ないと思うです
どうして、ガマンすることができないかな
マルルゥには、すごく不思議ですよ・・・」 - みんながマルルゥのように考えられたら 本当は、いいんだろうけどね・・・
第12話 黄昏、来たりて
- マルルゥ
- 「先生さん、もう寝てなくて平気ですか?」
- レックス
- 「だいじょうぶさ 前と同じで、ちょっと疲れただけだよ
それより、マルルゥ 君こそ、なんだかつらそうじゃないか?」 - マルルゥ
- 「あやや、そうですか? 別に、平気・・・」
- (バタッ)
- レックス
- 「マルルゥ!?」
- マルルゥ
- 「じゃ、なかったですね 落っこっちゃいました あはは・・・」
- レックス
- 「クノンに診てもらおう ほら、マルルゥ!」
- マルルゥ
- 「心配しないでください ちょっと休めばすぐによくなるですよ」
- レックス
- 「でも!?」
- マルルゥ
- 「妖精は・・・ 生き物のうれしい気持ちで元気になるですよ
逆に 悲しい気持ちに包まれると元気がなくなっちゃうんです」 - レックス
- 「そうか・・・ さっきの戦いのせいでマルルゥは・・・」
- マルルゥ
- 「そんな顔してたらダメですよ 先生さん
マルルゥなら平気です だから、ね?」 - レックス
- 「うん・・・」
- マルルゥ
- 「そうそう、そうです 先生さんは、やっぱり笑顔が一番ですよ♪」
- 笑わなくちゃ・・・ マルルゥに、元気を出してもらうためにも笑わなくちゃ・・・
第13話 断罪の剣
- マルルゥ
- 「悪いことをしてると こわいオジサンがきて連れていかれちゃうぞ?
先生さんが、前に言っていたお話は、ホントのことだったのですねえ・・・」 - レックス
- 「連れて行かれるようなおぼえ マルルゥにはあるか?」
- マルルゥ
- 「なななっ!? ないですよう!?!?
それは、たまにはヒゲヒゲさんのとっといたハチミツなめちゃったりぃ
わからない宿題 シマシマさんに手伝ってもらったりしてたですけどぉ
マルルゥ、そんなに悪い子じゃないです 連れていかれるのはイヤですよぉ!?」 - レックス
- 「ああ、わかったから落ちついて?」
- マルルゥ
- 「うぅ~っ」
- レックス
- 「マルルゥはどこにも連れて行かせたりなんかしないよ
マルルゥだけじゃない みんな、誰一人だって連れて行かせないさ
俺がいる限りはね」 - マルルゥ
- 「先生さぁん・・・」
- レックス
- 「その代わり、もうこれからはそういうことしちゃダメだぞ?」
- マルルゥ
- 「はいです、マルルゥ約束するですよ!」
- レックス
- 「うん、約束だ」
- 必ず、君たちが安心して暮らせるようにしてみせるよ
第15話 相談イベント
第15話 ひとつの答え(好感度・通常)
- マルルゥ
- 「ばんざーい♪ ばんざいですよーっ♪
先生さんのおかげで、無色の人たちどっかに逃げちゃったですよー♪」 - レックス
- 「俺だけの力じゃないよ
マルルゥや、みんなが力を貸してくれたから勝つことができたんだし」 - マルルゥ
- 「それでも、ばんざいなのは変わらないのです♪
それに、マルルゥたちががんばれたのは先生さんのおかげなんですから
やっぱり、先生さんがばんざいですよーっ♪」 - レックス
- 「あははは・・・まいったなあ・・・」
- マルルゥ
- 「これで、あとはもうニコニコさんをこらしめるだけですね?」
- レックス
- 「そうだね・・・」
- マルルゥ
- 「今の先生なら、絶対負けっこないですよ マルルゥ、保証するです」
- レックス
- 「どうかな・・・正直なところ、俺にはよくわからないよ
一度は、負けちゃった相手だしね・・・」 - マルルゥ
- 「・・・
ねえ、先生さん・・・マルルゥ、いい加減なこと、言ってるんじゃないですよ」 - レックス
- 「え?」
- マルルゥ
- 「先生さんの新しい剣 蒼くて、キレイな色です
よく晴れた日の海の色みたいに澄んでいて、キラキラしてて・・・
見てるだけで、なんだか元気になっちゃうです うれしくなっちゃうです
ずっと前に、マルルゥ言ったですよね?
先生さんの笑顔はおひさまみたいだって」 - レックス
- 「!」
- マルルゥ
- 「あの剣の光は、そんな先生さんの優しい気持ちでいっぱいでした・・・
マルルゥにはわかるんです! 妖精だから、わかるのです!」 - レックス
- 「マルルゥ・・・」
- マルルゥ
- 「先生さんは負けませんよ だって・・・
海とおひさまが、味方してくれてるですから!」 - レックス
- 「海と、おひさま、か・・・
そうだよな・・・それなら、絶対に負けっこないもんな?」 - マルルゥ
- 「そうですよー♪」
第15話 ひとつの答え(好感度・大)
- マルルゥ
- 「ばんざーい♪ ばんざいですよーっ♪
先生さんのおかげで 無色の人たち、どっかに逃げちゃったですよー♪」 - レックス
- 「俺だけの力じゃないよ
マルルゥや、みんなが力を貸してくれたから勝つことができたんだし」 - マルルゥ
- 「それでも、ばんざいなのは変わらないのです♪
それに、マルルゥたちががんばれたのは、先生さんのおかげなんですから
やっぱり、先生さんがばんざいですよーっ♪」 - レックス
- 「あははは・・・ まいったなあ・・・」
- マルルゥ
- 「これで、あとはもうニコニコさんをこらしめるだけですね?」
- レックス
- 「そうだね・・・」
- マルルゥ
- 「今の先生なら、絶対負けっこないですよ マルルゥ、保証するです」
- レックス
- 「どうかな・・・ 正直なところ、俺にはよくわからないよ
一度は、負けちゃった相手だしね・・・」 - マルルゥ
- 「・・・
ねえ、先生さん・・・ マルルゥ、いい加減なこと言ってるんじゃないですよ」 - レックス
- 「え?」
- マルルゥ
- 「先生さんの新しい剣 蒼くて、キレイな色です
よく晴れた日の海の色みたいに、澄んでいてキラキラしてて・・・
見てるだけで、なんだか元気になっちゃうんです うれしくなっちゃうんです
ずっと前に、マルルゥ言ったですよね?
先生さんの笑顔はおひさまみたいだって」 - レックス
- 「!」
- マルルゥ
- 「あの剣の光は、そんな先生さんの、優しい気持ちでいっぱいでした・・・
マルルゥにはわかるんです! 妖精だから、わかるのです!」 - レックス
- 「マルルゥ・・・」
- マルルゥ
- 「先生さんは負けませんよ だって・・・
海とおひさまが、味方してくれてるですから!」 - レックス
- 「海と、おひさま、か・・・
そうだよな・・・ それなら、絶対に負けっこないもんな?」 - マルルゥ
- 「そうですよー♪
でも・・・ 戦いが終わっても、もう学校はおしまいですね」 - レックス
- 「え?」
- マルルゥ
- 「だって、先生さんたちがここにいるのは、島から出られなかったからで
戦いが終わったら、もうホントのお家に帰ってしまうんでしょう?」 - レックス
- 「マルルゥ・・・」
- マルルゥ
- 「わかってます・・・ それが、一番なんだってシマシマさんも言いました
でも、マルルゥは・・・っ マルルゥは・・・っ」 - レックス
- 「泣かないで、笑顔で見送りしてくれるよね?」
- マルルゥ
- 「は、はい・・・っ」
- レックス
- 「しばらくしたら、また戻ってくるんだしさ?」
- マルルゥ
- 「はい・・・って・・・
戻ってくるですか~っ!?」 - レックス
- 「当然、そのつもりだよ
ベルフラウを進学させて、村のみんなに事情を説明したらね」 - マルルゥ
- 「せ、せんせいさぁん・・・」
- レックス
- 「ごめんな、マルルゥ? 不安にさせちゃって」
- マルルゥ
- 「いいんです! いいんです!
先生さんと、いっしょにいられるのなら・・・
マルルゥ、しあわせですよ! すっごく、すっごくうれしいですよーっ!!」 - レックス
- 「あはははっ、そんなにしがみつかなてもちゃんと、約束するってば」
- マルルゥ
- 「はいです♪ マルルゥ、いい子にして待ってるですよーっ♪」
エンディング(好感度・通常)
- マルルゥ
- 「先生さん、先生さん お仕事、まだ終わらないですか?」
- レックス
- 「ああ、マルルゥ わざわざ、迎えに来てくれたんだ?」
- マルルゥ
- 「はいですよ♪ だって、今日の先生さんはお客さまなのですから!」
- レックス
- 「お客さまって・・・家庭訪問なんだしそんな気を遣わなくても・・・」
- マルルゥ
- 「ダメですよう!? お客さまは、お客さま 先生さまなのです!
シマシマさんも とっておきのお酒を用意して、待ってるですよ」 - レックス
- 「あ、あははは・・・」
- マルルゥ
- 「さあ、行くですよ♪」
- 先生さん、マルルゥ、今 とーってもしあわせですよう♪
エンディング(好感度・大)
- マルルゥ
- 「先生さん、先生さん お仕事、まだ終わらないですか?」
- レックス
- 「ああ、マルルゥ わざわざ、迎えに来てくれたんだ?」
- マルルゥ
- 「はいですよ♪ だって、今日の先生さんはお客さまなのですから!」
- レックス
- 「お客さまって・・・ 家庭訪問なんだし、そんな気を遣わなくても・・・」
- マルルゥ
- 「ダメですよう!? お客さまは、お客さま 先生さまなのです!
シマシマさんも とっておきのお酒を用意して、待ってるですよ」 - レックス
- 「あ、あははは・・・」
- マルルゥ
- 「さあ、行くですよ♪
そういえば、委員長さん 今度は、いつ、戻ってくるですか?」 - レックス
- 「卒業は、まだ先だけど 長期休暇になったら、また遊びにくると思うよ」
- マルルゥ
- 「ゲンコツさんやブーブーさんも、みんな一緒ですか?」
- レックス
- 「うん、多分ね」
- マルルゥ
- 「マルルゥ、今からとっても楽しみですよ♪
本当は、ずっとずーっと みんな一緒にいられたらいいんですけど・・・」 - レックス
- 「そうだね・・・
でも、どこにいたって みんな、この島のことを家みたいに思ってるはずさ
だから、こうやって 時間を見つけては、帰ってきてくれるんじゃないかな」 - マルルゥ
- 「そうですよね・・・
この島は、大きなお家で みんな、みんな・・・ おっきな家族ですよね!?」 - レックス
- 「ああ、そうだとも」
- マルルゥ
- 「えへへ・・・」
- 離れてても、会えなくても みんな、みーんな マルルゥ大好きですよう♪
- 「ニコニコでいこう♪」
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