【夜会話】ロッカ(トリスVer.)

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第3話 再会と別れ

ロッカ
「すいません トリスさん
無関係な貴女たちをすっかりまきこんでしまって・・・」
トリス
「いいのよ、ロッカ あいつらを敵に回したのは、それとは別のことなんだから
アメルや君が関わってなくたって、あたしは多分あの村で戦っていたと思うし・・・」
ロッカ
「お優しいんですね」
トリス
「そうかな、ネスに言わせたら、タダのお人好しってことだけどね」
ロッカ
「リューグの奴にも見習わせてやりたいですよ
復讐だなんて言ってはいたけれど、あいつはひょっとして
僕に対する反発心で飛び出していったのかも知れないんです」
トリス
「ロッカ・・・
大丈夫だよ リューグは、たしかに君のことを嫌っていたかも知れないけど
それだけの理由でアメルを放り出して出ていくような奴じゃないわ」
ロッカ
「トリスさん」
トリス
「今は信じましょう リューグが自分なりに納得できる答えを見つけだして
自分から帰ってきてくれることをね」
ロッカ
「そうですね・・・
無茶だけは絶対にしてくれるなよ・・・リューグ・・・」
口ではああ言っててもやっぱり兄弟なのね 二人は・・・

第4話 小さな召喚師

ロッカ
「大丈夫でしょうか あの子を、僕たちと必要以上に関わらせて」
トリス
「あらあら ロッかもネスと同じでミニスがあたしたちの害になるっていうの」
ロッカ
「とんでもない!その逆ですよ・・・
僕たちは得体の知れぬ敵に狙われてるんです
一緒にいたら、あの子まで巻き添えになってしまうかもしれないんですよ!?」
トリス
「(そうか・・・ あたし、派閥のことばかり考えてて・・・
そんな簡単なことに気づいてなかった!?)」
ロッカ
「とはいえ、今さら放り出すわけにもいきませんからね
できるだけ早くあの子の目的をかなえてあげましょう 僕もできるだけ協力しますから」
トリス
「ごめん、ロッカ よく考えずにあの子と約束しちゃって・・・」
ロッカ
「いいんですよ、それは 多分、僕が貴女の立場だったとしても
同じことをしただろうと思いますから
小さな子供が困ってるのを、ほっとけるわけないですからね」
ひょっとしたらネスもロッカと同じことを考えていたのかもしれないわね・・・

第5話 はかなき平穏

ロッカ
「ネスティさんの言っていたとおりでしたね」
トリス
「ええ、やっぱりあのイオスたちも村を襲ったあの黒騎士の仲間だったのね」
ロッカ
「ルヴァイドって名乗ってましたよね あの人・・・
あんな非道をしてなお堂々と名乗れる神経が僕には理解できません
軍に属する人間はみんな、ああいうものなんでしょうか?」
トリス
「さあ、それはあたしにもわからない けどさ、師範から聞いたことがあるわ
組織に属する人間はともすればそのせいで人間らしさをなくしてしまうんだって
あいつらはきっとそうなってしまったんじゃないかな」
ロッカ
「こわいことですよね それって・・・
目的を果たすことだけを優先するあまりに他のことが見えなくなってしまうなんて
僕はリューグのことが心配です
あいつも復讐のために周りのことが見えなくなっていないといいんですが・・・」
トリス
「そうよね でもリューグは大丈夫だとあたしは思うわ
彼にはあなたやアメルのことが、ちゃんと見えているはずよ
それが続く限りはやつらと同じ間違いはしないわ きっと・・・」
ロッカ
「だと、いいんですが」
リューグは今、どこでなにをしてるんだろう?

第6話 彼女の決意

ロッカ
「結局、最後までギブソンさんたちのお世話になってしまいましたね」
トリス
「うん、あの二人の目はごまかせなかった
あらかじめ予想してんかったら、ああまで手際よく助けに入れるはずないもの」
ロッカ
「でも、これから先は僕たちが自分の力で旅を続けていかなくてはなりません・・・
貴女たちに迷惑をかけっぱなしの僕たちが言うようなことじゃないですけどね」
トリス
「そのことなんだけどね ロッカ もう、よそうよ そういう考え方」
ロッカ
「え?」
トリス
「自分の意志でアメルを守っていくと決めた時点で、あたしたちは対等の仲間なのよ
仲間同士で、いちいちそんなこと気にするのっておかしいじゃない」
ロッカ
「ですが・・・」
トリス
「と・に・か・く! あたしはロッカと対等の仲間でいたいってこと!」
ロッカ
「トリスさん・・・」
トリス
「変な遠慮なんてしてたらそれこそ承知しないわよ ・・・わかった?」
ロッカ
「・・・はい」
生真面目なのはロッカのいいところだけど悪いところでもあるのよねぇ・・・

第7話 波乱の港

ロッカ
「海賊から街を守れたことは良かったんですけど・・・
今日のことは、きっと噂になるでしょうね」
トリス
「ルヴァイドたちの耳にも入っちゃうわね きっと・・・」
ロッカ
「できるだけ早くこの街から離れたほうがいいと思います
ゼラムの街でギブソンさんたちに迷惑をかけてしまった時のように
下町のみなさんを巻きこむことだけは避けないと」
トリス
「ええ、そうよね」
あたしたちの事情であの人たちに迷惑はかけられないものね

第8話 屍人の砦

ロッカ
「アメルが奇跡の力を使う時、彼女の手がうっすらと輝くのは目にしてきましたが
さっきみたいに全身から強い光を放ったのは、これが初めてですよ」
トリス
「どうして、あんなことになったのかしら?」
ロッカ
「僕にもわかりません ただ・・・」
トリス
「ただ?」
ロッカ
「村が襲われてからあの子の力が日増しに強くなってる気がするんです
今までは、一度に治せなかったような傷さえ今は一瞬で癒すことができるようになって」
トリス
「それはあたしも思った 最初に治してもらった時より、ずっと痛みが引くのが早いし」
ロッカ
「毎日がこういう戦いの連続ですから、自然に力が強くなったのだと思いますが
それがあの子にとっていいことなのか、僕は心配なんです・・・」
アメルが倒れた原因がそのせいじゃなければいいんだけど・・・

第9話 まだ見ぬ故郷

ロッカ
「裏目に出てしまったようですね おじいさんのウソが」
トリス
「そんな、ロッカ!?まだウソだと決まったわけじゃ・・・」
ロッカ
「僕もそうは思いたいですが、この状況ではとても・・・
信じろというほうが無理じゃないですか?」
トリス
「・・・・・・」
ロッカ
「おじいさんを責めるつもりじゃないんです
あの人はいつだってアメルを大切に思っていましたから
このウソにも、なにか理由があったはずです
ただ、よりによってこんな時に、こんな形でバレてほしくはなかった・・・!」
トリス
「ロッカ・・・」
ロッカ
「もう一度、村を探してみること自体は、僕も賛成です ですが、、、
きっとあの子にはつらい思いをさせることになってしまうんでしょうね・・・」
それでも・・・あたしは信じたいよ ロッカ・・・

第10話 封印の森にて

ロッカ
「これから先みなさんはどうするおつもりですか?」
トリス
「とりあえず、デグレアの動きを調べてみるつもり
そのうえで、あつらの手が出せない場所にアメルを連れていくわ」
ロッカ
「ですが・・・」
トリス
「送り先の村にはたどり着けなかったものね」
ロッカ
「!?」
トリス
「前に言ってたことは全部、無効よ 当然じゃない?」
ロッカ
「トリスさん・・・」
トリス
「それで異存はないわね ロッカ?」
ロッカ
「ええ・・・あるはずがないですよ もちろん・・・」
確かめても分かるようになってもらいたいなあ そろそろ・・・

第11話 処刑台の騎士

ロッカ
「あのビーニャという召喚師のとった行動は
どうやら、ルヴァイドの意図していたものと違っていたようですね」
トリス
「ロッカも、気がついていたんだ?」
ロッカ
「ええ、途中で・・・
あれが内部分裂でなかったなら、他の敵が僕たちに手を出していたはずですもの」
トリス
「すくなくともあの時シャムロックとも約束をルヴァイドは守ろうとしたわけね・・・」
ロッカ
「ですが、そのことで僕があの男を評価するつもりはありません
あの男がレルムの村で虐殺を行ったことは事実ですから!
いくら騎士として正しい振る舞いをしたところで、なんの意味もないんですよ・・・」
トリス
「ロッカ・・・」
非情さと高潔さ・・・ 相反するどちらが黒騎士の本質なんだろう・・・?

第12話 絶望の先へと

ロッカ
「キュラーの使ったあの術は、本当に恐ろしいものですね」
トリス
「シャムロックが尊敬していた領主様でさえ鬼になってしまったんだもの・・・」
ロッカ
「誰だって、心の中にいくばくかの暗い感情はあるものです
僕にしたって、自分でそれをもてあますことがありますから」
トリス
「ロッカにも、そういう時があるんだ?」
ロッカ
「当たり前ですよ できるだけそれを表に出さないようにしているだけです
ひょっとすると思ったことをためこむぶんだけ・・・
リューグよりも僕のほうが、過激なことを考えてるのかも知れませんよ?」
トリス
「ははは、まさか・・・」
ロッカ
「すくなくとも、昔は僕がする無茶をリューグが必死に止めるなんていう
今とまったく逆の状態だったんですしね」
トリス
「・・・・・・」
今の二人を知ってるだけにちょっと想像がつかないわね その光景は・・・

第13話 祭りの夜

ロッカ
「お祭りですか?」
トリス
「ええ、たまには息抜きもかねてさ 遊びに行きましょう?」
ロッカ
「そうですね、せっかく誘っていただいたんですし・・・
おつきあいさせていただきますよ」
トリス
「さすがに賑わってるわよねぇ・・・」
ロッカ
「これだけ大きなお祭りだと、警備する人はさぞ大変でしょうね」
トリス
「え?変なところで感心するのねぇ」
ロッカ
「村の祭りの進行や警備も、自警団の仕事でしたから
つい、そういう所に目がいってしまって すいません・・・」
トリス
「それじゃ、ロッカはあまり祭りを楽しんだことってないの?」
ロッカ
「ええ、それ以前にこういう大きな街のお祭りは初めてですよ」
トリス
「それじゃ、今日はめいっぱい楽しんでいかないとね!」
ロッカ
「ええ、そうですね 色々と教えてください」
ロッカ
「今のが、花火というものですか・・・」
トリス
「ええ、キレイでしょ?」
ロッカ
「ええ、とっても・・・ あれが召喚術じゃないなんて、信じられないくらい不思議です」
トリス
「はははっ、それは大げさじゃないの?」
ロッカ
「夢みたいですよ こうして僕が今 祭りを楽しんでいることが・・・」
トリス
「・・・え?」
ロッカ
「村が滅ぼされた時正直、僕はアメルを逃がすために死を覚悟していました
そんな僕が、こんなゆったりとした時間を過ごせるなんて・・・」
トリス
「ロッカ・・・」
ロッカ
「ありがとうございます トリスさん
ひさしぶりに、こんな気持ちを味わえた それだけでも
誘っていただいて感謝しますよ・・・」

第14話 確かな想い

トリス
「アメルがアグラ爺さんの本当の孫娘じゃないってこと、ロッカは知ってたのね?」
ロッカ
「いえ、そこまでは ただ・・・」
トリス
「ただ?」
ロッカ
「おじいさんがもともとあの村の住人ではないのは、僕もリューグも知っていました」
トリス
「えっ!?」
ロッカ
「傷を負ったあの人をこの村へと連れてきて面倒を見たのが
夫婦で行商をしていた僕たちの両親なんです
赤ん坊だった僕には当時のことは記憶にないんですが・・・
それが縁になって両親が他界してからは一緒に暮らすことになったんですよ」
トリス
「(そうだったの・・・)」
ロッカ
「ですから、僕たちにもおじいさんに尋ねたいことは、たくさんあるんです
本人が語らない以上詮索はしないつもりでいましたけれど 今日のアメルを見て決心がつきました
明日は思いきってなにもかも聞いてみるつもりですよ
今の僕たちは、もう子供じゃありません
あの人が抱え続けてきたものを、横から支えてあげるぐらいはできると思うんです」
ええ・・・そうしてあげるのがいいと、あたしも思う

第16話 縛鎖を断つもの

ロッカ
「ようやく、アメルに笑顔が戻ってきてうれしいですよ
これも・・・貴女のおかげです トリスさん」
トリス
「おだてないでよ」
ロッカ
「いいえ、今のあの子は僕たちやおじいさんと同じか、それ以上に
貴女のことを信頼しているんですよ
これからもあの子の良い友達でいてあげてください」
トリス
「うん、わかってる!」
でも、ロッカ・・・ なんだか、すこし寂しそうだったわね

第17話 影は歌う

ロッカ
「レイムの言ったことがもし本当だとしたら
デグレアは今回の戦争の準備に、かなり時間をかけていたことになりますね」
トリス
「多分、本当だと思うわ そうじゃなかったら
あれだけの数の兵士が警戒を強めていたファナンに入れるはずないもの」
ロッカ
「改めて、思い知らされましたよ これは戦争なんだって
僕たちが戦ってるのは黒騎士たちじゃなくてひとつの都市国家そのものなんですね」
トリス
「ええ・・・」
ロッカ
「できれば、こんな後味の悪い思いは、今日で最後にしたいですよ 本当に・・・」
うん・・・あたしも、ロッカと同じ気持だよ・・・

第18話 誰がための剣

ロッカ
「もしかすると、僕は自分をごまかそうとしてたのかもしれない」
トリス
「ロッカ?」
ロッカ
「父母の死に、間接的におじいさんが関与したことに腹を立てたんじゃなくて・・・
今まで、それに気づきもしなかった自分が悔しかったのかもしれません」
トリス
「それじゃ、おじいさんを恨む気持ちは?」
ロッカ
「ないと言えば、嘘になります。でも・・・
リューグが言っていたように、あの人は自分なりに責任をとろうとしてくれたんです
今まで黙っていたのも僕たちのためを思ってのことでしょうし
こんなことですねたらアメルにも笑われてしまいますよ?」
トリス
「・・・そうよね?」
ロッカ
「おじいさんとは、明日もう一度、話してみるつもりです
その前に、心配かけた貴女に、ちゃんと報告しておきたくて
心配をかけました トリス それから・・・ ありがとう」
トリス
「・・・うん」
どうなることかと思ったけどロッカが自分で答えを見つけてくれてよかったわ

第19話 デグレアの闇

ロッカ
「デグレアは僕にとって絶対に許すことができない敵でした
村を焼き払い、人々を容赦なく殺したことを思い出すたびに・・・
同じ人間とは思えない連中だって、ずっと思っていまいた
でも、まさかその敵が本当の意味で、人間でなかったなんて・・・」
トリス
「デグレアの暴虐は屍人使いたちの手で仕組まれたものだったわけだものね」
ロッカ
「僕は、絶対にあいつらを許しません
レルムの村の人たち トライドラの人たち そして、デグレアの人たちのためにも
必ず、倒してみせます 絶対に!」
トリス
「ロッカ・・・」
そうだよね・・・ あの三人だけは、許すわけにはいかないわね

第20話 知の略奪者(好感度・通常)

トリス
「ねえ、ロッカ・・・」
ロッカ
「なんですか?」
トリス
「アメルがあたしたちに背負われて帰ってきたのに、どうして平気でいられるの?」
ロッカ
「冷たいなって思いました?」
トリス
「そうじゃないけど前だったら、もっと大騒ぎしてたからそれが不思議で・・・」
ロッカ
「それは、信用しているからですよ あの子のことを それに、貴女をね?」
トリス
「あ・・・」
ロッカ
「以前の僕は見守るということと束縛するということを
同じように、考えていた気がするんです
だけど、トリス 貴女とネスティさんを見ていて・・・ 僕は自分の間違いに気がついたんです
大事な存在だからこそ自分の腕の中だけに抱えこんではいけないということに・・・」
トリス
「ロッカ・・・」
ロッカ
「ようやく、僕も過保護な兄から卒業できそうです
あの子も、リューグももう、僕の後ろを必死についてきていた
小さな子供なんかじゃないんですから・・・」
トリス
「ロッカは・・・アメルのこと、妹としてだけじゃなくて本当は・・・」
ロッカ
「好きだったのかもしれませんね
だけど、それはもう恋になることは絶対にありません
僕にとって、やっぱりあの子は、なによりも妹だったんです」
トリス
「ロッカ・・・」
ロッカ・・・なんだか、ずっと大人になった気がする

第20話 知の略奪者(好感度・大)

トリス
「ねえ、ロッカ・・・」
ロッカ
「なんですか?」
トリス
「アメルがあたしたちに背負われて帰ってきたのに、どうして平気でいられるの?」
ロッカ
「冷たいなって思いました?」
トリス
「そうじゃないけど前だったら、もっと大騒ぎしてたからそれが不思議で・・・」
ロッカ
「それは、信用しているからですよ あの子のことを それに、貴女をね?」
トリス
「あ・・・」
ロッカ
「以前の僕は見守るということと束縛するということを
同じように、考えていた気がするんです
だけど、トリス 貴女とネスティさんを見ていて・・・ 僕は自分の間違いに気がついたんです
大事な存在だからこそ自分の腕の中だけに抱えこんではいけないということに・・・」
トリス
「ロッカ・・・」
ロッカ
「ようやく、僕も過保護な兄から卒業できそうです
あの子も、リューグももう、僕の後ろを必死についてきていた
小さな子供なんかじゃないんですから・・・」
トリス
「ロッカは・・・アメルのこと、妹としてだけじゃなくて本当は・・・」
ロッカ
「好きだったのかもしれませんね
だけど、それはもう恋になることは絶対にありません
僕にとって、やっぱりあの子は、なによりも妹だったんです」
トリス
「ロッカ・・・」
ロッカ
「それに、気づかせてくれたのは・・・」
トリス
「?」
ロッカ
「いいえ・・・なんでもありません」
ロッカ・・・なんだか、ずっと大人になった気がする

第21話 メルギトスの嘲笑

ロッカ
「虚しいですね こういう結末は・・・」
トリス
「うん・・・」
ロッカ
「不思議ですよ 村を滅ぼされた時には絶対に許せないと思った黒騎士たちが
今は、とても哀れで・・・同情さえしてる僕がいるんです」
トリス
「ロッカ・・・」
ロッカ
「おじいさんが騎士を辞めた理由、なんだかわかった気がします
争うことはなにも生み出さない それどころか、多くのものを壊してしまう
でも・・・ 僕はまだ、戦います そうすることで守れるものがあるというのなら
失う悲しみを知った僕たちだから、それらを守る楯になれる そう、思うんです」
それが、ロッカの望む生き方なんだね・・・

第22話 真なる罪人(好感度・通常)

トリス
「止めたりはしないの ロッカ?」
ロッカ
「どうしてそう思ったりするんです?」
トリス
「だって、あたしのしようとしてることって・・・
わざわざ危険の中に飛び込んでいくようなことじゃない
それも、自分だけじゃなくて、みんなにまで迷惑かけて・・・」
ロッカ
「でも・・・それが必要だから貴女は、そうしようと決めたんですよね?」
トリス
「うん・・・」
ロッカ
「貴女はそうやってちゃんと、自分のしたことの意味をわかっているじゃないですか
そのうえで選んだ道ならば、僕は最後までおつきあいしますよ
人を信じるってことはそういうことだって僕は思うから・・・」
トリス
「ロッカ・・・」

第22話 真なる罪人(好感度・大)

トリス
「止めたりはしないの ロッカ?」
ロッカ
「どうしてそう思ったりするんです?」
トリス
「だって、あたしのしようとしてることって・・・
わざわざ危険の中に飛び込んでいくようなことじゃない
それも、自分だけじゃなくて、みんなにまで迷惑かけて・・・」
ロッカ
「でも・・・それが必要だから貴女は、そうしようと決めたんですよね?」
トリス
「うん・・・」
ロッカ
「貴女はそうやってちゃんと、自分のしたことの意味をわかっているじゃないですか
そのうえで選んだ道ならば、僕は最後までおつきあいしますよ
人を信じるってことはそういうことだって僕は思うから・・・」
トリス
「ロッカ・・・」
ロッカ
「動かないで・・・」
トリス
「え・・・あ!?」
ロッカ
「僕は、不器用ですから こうやってしか気持ちを伝えることができません・・・
貴女のことが・・・好きです・・・」
トリス
「・・・」
ロッカ
「だから、守りたい 束縛するのではなく自由なままの貴女を守りたいんです」
トリス
「・・・・・・」
ロッカ
「迷惑なら、この腕をほどいてください?」
トリス
「ズルイよ・・・こんな不意打ち・・・
あたしだって伝えたい言葉ぐらいあったのに・・・
これじゃ・・・なにも、言えないよう ロッカの・・・いじわる・・・っ」
ロッカ
「貴女と出会うことで今まで以上にたくさん守りたいと思うものが僕にはできました
だから、僕はそれらのために戦います がんばりましょう?トリス」
トリス
「うん・・・」

エンディング(好感度・通常)

戦いは終わった・・・
源罪の嵐によってリィンバウムに混乱と破壊をもたらそうとしたメルギトスの最後の企みは
彼女の命がけの行動によって完全に潰えたのだ・・・
禁忌の森に隠されていた忌まわしき召喚兵器たちは永遠に抹消されて
そこには、今・・・一本の巨木がそびえている
聖なる大樹
人々が、その樹のことをそう呼ぶようになってから
二度めの季節が・・・巡ろうとしていた・・・
~聖地の森~
ロッカ
「・・・トリス?
もしかして、また考えていたんですか? あの子のことを・・・」
トリス
「ええ・・・」
ロッカ
「やはり、まだあの時のことは忘れられそうにないみたいですね」
トリス
「うん・・・よくないな、って思ってはいるんだけど
つい、ね 一人でいると思い出しちゃって」
ロッカ
「無理もないですよ 特に、今日は・・・
あの子がいなくなってちょうど、二年目になる日ですからね」
トリス
「・・・・・・」
ロッカ
「さあ、行きましょう 他のみんながたずねてきてくれる前に
あの子の身の回りをきれいに掃除してあげないと・・・」
トリス
「そうね・・・」
ロッカ
「集めた落ち葉はまとめて、この袋に入れておきますね」
トリス
「ご苦労さま、ロッカ
樹皮の痛んでる部分も処置したし、なんとかみんなが来る前に作業が終わったわ」
ロッカ
「せっかく、みんなが揃うんですからね」
トリス
「ええ、そうよね
聖なる大樹・・・ この樹がアメルだって知っているのは、多分あたしたちだけ・・・
あの時から、ずっと邪悪な魔力を吸収して浄化し続けているのも」
ロッカ
「あの子のおかげで僕らは救われたんです 本当に、感謝しないと
ですが・・・本音を言えば、僕にも悔いがありますよ
こんな形の結末しか迎えられなかったのは今でも残念です
それに・・・トリス 貴女が、こうして暮らしていることも」
トリス
「ロッカ・・・」
ロッカ
「聖なる大樹の護人 いったい、いつまで続けるつもりですか?
いくら待ち続けてもあの子が帰ってくる保証はないんですよ」
トリス
「ええ、わかってるのよ 本当はこんなこといつまでもしてちゃいけないって・・・」
ロッカ
「トリス・・・」
トリス
「でも、もうすこしだけ待っていたいの あたしは・・・」
ロッカ
「信じているんですね あの子が最後に、貴女と交わした約束を・・・」
トリス
「ええ、あたしはね あの時、たしかに聞いた気がしたんだよ
帰ってきます、って そう言ってくれたアメルの声を・・・」
ロッカ
「僕も・・・信じたいです・・・」
トリス
「ありがとう・・・ロッカ・・・
でも、キミまで無理にあたしにつきあう必要はないんだよ」
ロッカ
「別に無理はしてないですよ、僕は
僕がここにいるのは自分で望んで、決めたことなんですから」
トリス
「ロッカ・・・」
ロッカ
「あの子もきっとそれを望んでくれるはずです・・・」
トリス
「うん・・・っ」
アメル、聞こえる?
あなたの愛したこの世界は今もこうして息づいてる
相変わらず、あたしたちは不器用な生き方しかできないみたいだけど・・・
でも、あなたは言ったよね
人間は自分自身の力だけで変われるんだって・・・
そんな人間のことが愛しいって・・・
だから、あたしも信じるわ
いつかきっと・・・誰も悲しまずにすむ未来がこの世界におとずれるって
だから・・・ずっと、ずっと この場所から、あたしたちを見守っていてね
ねえ アメル・・・
ロッカ
「そろそろ戻りましょう リューグのやつもやって来る頃ですし」
トリス
「あら?リューグはたしか、旅に出てたんじゃなかったの」
ロッカ
「前にパッフェルさんが手紙を持ってきてくれたんですよ
闘戯都市での生活も飽きたから、そろそろ帰ってくるって」
トリス
「そっか・・・」
ロッカ
「また一段と、腕をあげたようですからね 手合わせするのが楽しみですよ」
トリス
「お爺さんもルヴァイドも言ってたわ 二人には、もう教えることはないって」
ロッカ
「そんな、まだまだ僕たちは未熟ですよ
本当の強さは、技ではなく、心にあるんです
そこに至るまでにはもっと、自分を磨いていかないと・・・」
トリス
「ロッカらしいわね そういう考え方はね」
ロッカ
「ところで、この集めた落ち葉はどうします?」
トリス
「みんなが来たらさ これで焚き火をしておイモを焼こうかって思うんだけど」
ロッカ
「うん、そうですね それはいい考えかも」
トリス
「ねえ、ロッカ」
ロッカ
「はい?」
トリス
「ありがとう・・・側にいてくれて・・・
キミがいてくれたからあたし、悲しみに負けずにすんだんだと思ってる・・・
ロッカは、いつだってあたしを気づかってくれてるから・・・」
ロッカ
「トリス それは、貴女も同じじゃないですか?」
貴女の優しさが、僕を強くしてくれるんです 貴女と会えてよかった 貴女を好きになって、本当に・・・

エンディング(好感度・大)

戦いは終わった・・・
源罪の嵐によってリィンバウムに混乱と破壊をもたらそうとしたメルギトスの最後の企みは
彼女の命がけの行動によって完全に潰えたのだ・・・
禁忌の森に隠されていた忌まわしき召喚兵器たちは永遠に抹消されて
そこには、今・・・一本の巨木がそびえている
聖なる大樹
人々が、その樹のことをそう呼ぶようになってから
二度めの季節が・・・巡ろうとしていた・・・
~聖地の森~
ロッカ
「・・・トリス? もしかして、また考えていたんですか?
あの子のことを・・・」
トリス
「ええ・・・」
ロッカ
「貴女と一緒にここで暮らすようになってずいぶんと経ちますが
やはり、まだあの時のことは忘れられそうにないみたいですね」
トリス
「うん・・・よくないな、って思ってはいるんだけど
つい、ね 一人でいると思い出しちゃって」
ロッカ
「無理もないですよ 特に、今日は・・・
あの子がいなくなってちょうど、二年目になる日ですからね」
トリス
「・・・・・・」
ロッカ
「さあ、行きましょう 他のみんながたずねてきてくれる前に
あの子の身の回りをきれいに掃除してあげないと・・・」
トリス
「そうね・・・」
ロッカ
「集めた落ち葉はまとめて、この袋に入れておきますね」
トリス
「ご苦労さま、ロッカ
樹皮の痛んでる部分も処置したし、なんとかみんなが来る前に作業が終わったわ」
ロッカ
「せっかく、みんなが揃うんですからね」
トリス
「ええ、そうよね
聖なる大樹・・・ この樹がアメルだって知っているのは、多分あたしたちだけ・・・
あの時から、ずっと邪悪な魔力を吸収して浄化し続けているのも」
ロッカ
「あの子のおかげで僕らは救われたんです 本当に、感謝しないと
ですが・・・本音を言えば、僕にも悔いがありますよ
こんな形の結末しか迎えられなかったのは今でも残念です
それに・・・トリス 貴女が、こうして暮らしていることも」
トリス
「ロッカ・・・」
ロッカ
「聖なる大樹の護人 いったい、いつまで続けるつもりですか?
いくら待ち続けてもあの子が帰ってくる保証はないんですよ」
トリス
「ええ、わかってるのよ 本当はこんなこといつまでもしてちゃいけないって・・・」
ロッカ
「トリス・・・」
トリス
「でも、もうすこしだけ待っていたいの あたしは・・・」
ロッカ
「信じているんですね あの子が最後に、貴女と交わした約束を・・・」
トリス
「ええ、あたしはね あの時、たしかに聞いた気がしたんだよ
帰ってきます、って そう言ってくれたアメルの声を・・・」
ロッカ
「僕も・・・信じたいです・・・」
トリス
「ありがとう・・・ロッカ・・・
でも、キミまで無理にあたしにつきあう必要はないんだよ」
ロッカ
「別に無理はしてないですよ、僕は
僕がここにいるのは自分で望んで、決めたことなんですから
僕は、貴女を守りたい もう後悔だけはしたくないんです」
トリス
「ロッカ・・・」
ロッカ
「あの子もきっとそれを望んでくれるはずです・・・」
トリス
「うん・・・っ」
アメル、聞こえる?
あなたの愛したこの世界は今もこうして息づいてる
相変わらず、あたしたちは不器用な生き方しかできないみたいだけど・・・
でも、あなたは言ったよね
人間は自分自身の力だけで変われるんだって・・・
そんな人間のことが愛しいって・・・
だから、あたしも信じるわ
いつかきっと・・・誰も悲しまずにすむ未来がこの世界におとずれるって
だから・・・ずっと、ずっと この場所から、あたしたちを見守っていてね
ねえ アメル・・・
ロッカ
「そろそろ戻りましょう リューグのやつもやって来る頃ですし」
トリス
「あら?リューグはたしか、旅に出てたんじゃなかったの」
ロッカ
「前にパッフェルさんが手紙を持ってきてくれたんですよ
闘戯都市での生活も飽きたから、そろそろ帰ってくるって」
トリス
「そっか・・・」
ロッカ
「また一段と、腕をあげたようですからね 手合わせするのが楽しみですよ」
トリス
「お爺さんもルヴァイドも言ってたわ 二人には、もう教えることはないって」
ロッカ
「そんな、まだまだ僕たちは未熟ですよ
本当の強さは、技ではなく、心にあるんです
そこに至るまでにはもっと、自分を磨いていかないと・・・」
トリス
「ロッカらしいわね そういう考え方はね」
ロッカ
「ところで、この集めた落ち葉はどうします?」
トリス
「みんなが来たらさ これで焚き火をしておイモを焼こうかって思うんだけど」
ロッカ
「うん、そうですね それはいい考えかも」
トリス
「ねえ、ロッカ」
ロッカ
「はい?」
トリス
「ありがとう・・・側にいてくれて・・・
キミがいてくれたからあたし、悲しみに負けずにすんだんだと思ってる・・・
ロッカは、いつだってあたしを気づかってくれてるから・・・」
ロッカ
「トリス それは、貴女も同じじゃないですか?」
貴女の優しさが、僕を強くしてくれるんです 貴女と会えてよかった 貴女を好きになって、本当に・・・
ロッカ “生真面目アニキ”

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