先生の休日・イスアドラの温海

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あきと様/藍空れぃん。様

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アティ
「なんか、こうしてみんなと歩いているだけで、わくわくしてくる気がしますね」
ウィル
「見ててわかるくらいはしゃいでるもんね」
アティ
「考えてみたらみんなで集まるのはいつも、戦いの時ぐらいで・・・
こうやって、普通に集まったことなんかないですよね?」
ソノラ
「そういえばそうだよね」
カイル
「いい機会だし、今日は俺も、連中と親睦を深めることにすっかな」
アティ
「そうですね それじゃ、私も」
誰と話そうかな・・・
  • アルディラたちと
    アティ
    「アルディラは普段休みの時は、なにをして過ごしてるの?」
    アルディラ
    「外へは出歩かないだけで、貴方たちとあまり変わりないわよ
    データバンクにある面白そうなファイルに目をとおすのが、一番の娯楽かしらね
    これから行く場所もそうしたファイルから見つけた場所なのよ」
    アティ
    「へえ・・・」
    アルディラ
    「興味があったら、一度見に来なさいな
    端末の使い方、教えてあげるから」
    ウィル
    「僕にもできるかな?」
    アルディラ
    「ええ、簡単な操作だしだいじょうぶよ」
    アティ
    「クノンも、やっぱりアルディラと同じなんですか?」
    クノン
    「いえ、私にとって休日はメンテナンスに等しいものですから
    機能停止状態が一定の間、続くという現象でしかありません」
    ウィル
    「・・・・・・」
    アルディラ
    「本当なら、クノンには人格を形成するための機能が搭載されているんだけど・・・
    私以外に、話し相手がいなかったせいなのか未発達のままなのよね」
    クノン
    「・・・」
    アルディラ
    「できるだけ経験を積ませてやりたいとは思うけど、ついつい私も出不精だから」
    アティ
    「じゃあ、今日彼女を連れてきたのはもしかして?」
    アルディラ
    「そういうことよ」
  • ヤッファさんたちと
    アティ
    「でも、意外ですよね
    ヤッファさんが案内を買って出るなんて」
    ヤッファ
    「あ?
    そりゃどういう意味だよ
    きちんと見返りのあることだったらば手間も暇もかけているんだぜ」
    アティ
    「それじゃ、今回も?」
    ヤッファ
    「ああ、当然よ
    アンタの休日にかこつけりゃあ堂々とさぼれるだろうが」
    アティ
    「・・・」
    ヤッファ
    「あ、まあ、なんだ
    だからって、適当な場所に連れてくわけじゃねえからな
    そこんとこ間違えんじゃねえぞ」
  • 子供たちと
    パナシェ
    「こうやってみんなでお出かけするなんて、初めてだよね」
    スバル
    「うん、そうだよな」
    ウィル
    「そうなの?」
    マルルゥ
    「大人の人は、あまり違う集落の相手とは話さないのですよ
    今みたいになったのは先生さんたちが来てからなのですよ」
    アティ
    「そうなんだ・・・」
    マルルゥ
    「今日のお出かけでみなさんが、もっと仲良くなれたらいいですよねえ?」
    アティ
    「うん、そうだね」
アティ
「ん?」
ウィル
「なんです?」
アティ
「ほら、向こうのほう
なんか、雲がいっぱい広がってませんか?
雨になったら、困りますよね・・・」
アルディラ
「あれ、雲じゃないわよ」
アティ
「え?」
ヤッファ
「くっくっく・・・まあ、行ってみればすぐに納得するさ」
ヤッファ
「ほれ、こいつがさっきの雲の正体さ」
ウィル
「うわ・・・」
ソノラ
「う、ウソ・・・?
海が、お鍋みたいに煮たっちゃってる!?」
アティ
「(雲に見えたのはここから出てる湯気だったんだ・・・)
でも、どうして?」
カイル
「こいつは、もしかして海底温泉ってヤツか?」
アルディラ
「ええ、そうよ
「イスアドラの温海」
このあたりの地熱は場所ごとにまちまちで冷たい海と熱い海が隣りあってるの」
アティ
「それであんなふうになるのね」
クノン
「おそらくは、この島でしか見られぬ、特異な現象と言えるでしょう」
アティ
「ええ、すごいです!」
ヤッファ
「向こうの岩場をよぉく、見てみな」
マルルゥ
「わわわわっ!
お花が、いっぱい咲いてるですよー♪」
クノン
「亀裂からしみ出した温水が、あちこちにプールを作りあげているのです
多くの動植物にとってここは、理想的な環境と言えるでしょう」
ヤッファ
「当然、行楽地としても最高ってこったな」
クノン
「私はここで、荷物番をしていますのでなにかあったら声をかけてください」
カイル
「そんじゃ、お言葉に甘えて、ここからは自由行動といくかい」
ソノラ
「ねえ、先生
どこから見に行く?」
そうですね・・・
  • 浜辺かな
    スバル
    「ははっ、すげえ!
    ここの水、本当にぽかぽかしてるぜ」
    パナシェ
    「どれどれ・・・」
    -水音-
    パナシェ
    「うひゃっ!?」
    マルルゥ
    「ううう・・・塩辛いですよお」
    スバル
    「あははははっ♪」
    アティ
    「こらこら、スバルくん
    そんなこと・・・」
    -水音-
    アティ
    「きゃあっ!?」
    ソノラ
    「へっへーん♪
    先手必勝だよーん」
    アティ
    「もおっ
    やったなぁ!
    (よーし、そういうことなら・・・)」
    -水音-
    ソノラ
    「ふぎゃっ!?」
    アティ
    「あははは・・・」
    -水音-
    アティ
    「・・・はわっ!?」
    アルディラ
    「うふふ、油断大敵よ」
    スバル
    「よーし、みんな
    先生を集中攻撃!」
    ソノラ&パナシェ「おーっ!」
    -水音-
    アティ
    「ちょ・・・っ!?
    わ、わわわわっ!?」
    ウィル
    「やれやれ・・・ホント、子供だね」
  • 花畑かな
    マルルゥ
    「ほわーんって暖かくて、なんだかとってもいい気持ちですよぉ・・・」
    アティ
    「ええ、ぽかぽかしてすごく気持ちいいです」
    ヤッファ
    「昼寝するにはうってつけだろ?
    ひと眠りしてから湯につかったりするとこれがまた、最高に気持ちいいんだぜ」
    アティ
    「ああ、気持ちよさそうですねえ、それ・・・」
    パナシェ
    「見て見て、スバル
    お湯の中なのにお魚が泳いでるよ!」
    スバル
    「本当だ・・・ゆだっちゃったりしないのか?」
    カイル
    「ああ、そいつはグラバスつってな
    ぬるま湯ぐらいまでは平気な魚なんだ
    虹みたいな身体の色から、南海の宝石って呼ばれてるんだぜ」
    ウィル
    「水温で、体色が微妙に変化するんだよね」
    カイル
    「おう、そうさ
    よく知ってたな?」
    ウィル
    「小さい頃、育ててたことがあるから」
    アティ
    「へえ・・・」
    マルルゥ
    「きれいですねえ・・・」
    スバル
    「カイル、カイル!
    こっちの変な生き物はなんだ?」
    カイル
    「おお、そいつは・・・」
    ヤッファ
    「ここの魚は警戒心が薄いからな
    その気になりゃ、手で捕まえられるぜ」
    パナシェ
    「ねえ、誰が一番大きいのを捕まえられるか、競争しない?」
    アティ
    「いいですね?」

個別パート

ベルフラウ

ベルフラウ
「どうしたんですの? さっきから、ずっと一人でにやにやして」
アティ
「うん、ちょっと考えていたの
どう過ごそうかって最初は迷ったりもしたけど・・・
みんなのおかげですごく楽しい休日になったなあ、って」
ベルフラウ
「そうね、私もこうやって外で遊ぶのは、初めてですわ
遠乗りや、お茶会は 社交辞令や礼儀作法で気疲れするばかりで
外の空気や景色を楽しむ余裕なんてなかったものね」
アティ
「大変なんですねえ お嬢さまって」
ベルフラウ
「まあ、ね
そういった意味では ここでの暮らしは素敵な休暇をもらったようなものね
衣食住に関してはお屋敷にいた時よりもすごく不便で困るけど
なにも用意してもらえない代わりに なにをやったって自由なんだもの」
アティ
「責任は自分持ちですけどね」
ベルフラウ
「わかってますわよ でも、そのほうが私にはずっと魅力的
何不自由のない生活よりも、不自由の中で必死になって、手にしたもののほうが
ずっと尊く価値がある 貴方を見てて、それがよくわかったから」
アティ
「ベルフラウ・・・」
ベルフラウ
「本当に懲りないものね 貴方って・・・」
アティ
「は、反面教師、って言うことですか?」
ベルフラウ
「あらまあ、びっくり! 自覚はあるのね?」
アティ
「あう・・・」
カイル
「おーい、そろそろ引き上げるぞ?」
アティ
「あ、はーい!」
ジャキーニ戦前βへ

カイル

カイル
「どうだい?
ちっとは気分転換になったかい?」
アティ
「ええ、おかげさまで楽しんでますよ
ありがとう」
カイル
「礼にはおよばねえって
俺も、楽しませてもらってんだからな
久々に、ガキの頃のことを思い出したぜ」
アティ
「カイルさんは子供の頃から海で遊んでたんですね」
カイル
「おうよ!
釣るわ、もぐるわこぎ出すわ、なんでもござれだったぜ
見習いとして船に乗ってからは、寄港する先々で、色んな海の顔を見てきたが
どれだけ見たってあきねえんだよなあ」
アティ
「本当に、カイルさんは海が好きなんですね」
カイル
「へへっ、自分でも呆れるくらいにな」
アティ
「色んな海か・・・私も、見てみたいなあ」
カイル
「連れてってやるよ
あんたが望むんならいくらでもな
だが、まずは・・・」
アティ
「剣をなんとかしてこの島をでることから・・・ですね?」
カイル
「無茶しない程度にな」
アティ
「わかってますよ
もう、倒れるのはこりごりですもの」
カイル
「担ぐこっちも大変だからな」
アティ
「あ、ひどいです!?」
カイル
「わっはははははは!」
ソノラ
「おーい、そろそろ帰るよぉ?」
アティ
「あ、はーい!」
ジャキーニ戦前βへ

ソノラ

ソノラ
「あ゛ー・・・っ
づがれだー・・・っ」
アティ
「もう・・・はしゃぎすぎだよ
ソノラは・・・」
ソノラ
「ぶーぶー!
先生だって、疲れて休んでるクセにぃ」
アティ
「あははは・・・」
ソノラ
「でも、ホントに子供たちって、疲れ知らずよねえ・・・
一緒になってあれだけはしゃいだのに、まだまだ元気なんだもんなー」
アティ
「楽しすぎて、疲れを忘れてるんですよ」
ソノラ
「ああ、そういえばあたしも銃や大砲をぶっ放してる時は疲れないや・・・」
アティ
「・・・・・・」
ソノラ
「でもさ、先生っていつもあの子たちの相手をしてるわけなんでしょ
大変じゃない?」
アティ
「大丈夫ですよ、だって私にとっては楽しいことなんだもの」
ソノラ
「あ、そっか・・・」
アティ
「そういうことです」
ソノラ
「でも、倒れちゃえば楽しいことだってできなくなっちゃうんだからさ・・・
あんまり、はしゃぎ過ぎたらダメだよ」
アティ
「肝に銘じておきます」
ソノラ
「ホントかなあ???」
アティ
「ホントです」
ソノラ
「ホントにぃ???」
アティ
「ホントですよぉ!」
アティ&ソノラ
「あはっ、あはははははははは・・・っ♪」
カイル
「おーい、そろそろ引き上げるぞ?」
アティ
「あ、はーい!」
ジャキーニ戦前βへ

アルディラ

アルディラ
「どう? なかなか面白い場所でしょう」
アティ
「ええ、島の中にこんな場所があったなんて、驚きました
のんびりするのには本当にいいところですね」
アルディラ
「そういう目的のために整備された場所だもの 当然よ」
アティ
「え?」
アルディラ
「イスアドラの温海は派閥の召喚師たちの厚生施設に、利用されていたの」
  • 機霊ルート?
    アルディラ
    「まあ、半分は・・・マスターの趣味だけど」
    アティ
    「趣味?」
    アルディラ
    「お風呂好きだったのよ ほっとけば、朝から晩までつかりっぱなし
    留守を任される私にしたら、本当に頭が痛かったわ・・・」
    アティ
    「一緒に入ってあげればよかったじゃないですか?」
    アルディラ
    「あのねぇ・・・
    同じ立場で、貴方はそれができる?」
    アティ
    「う・・・ごめんなさい・・・」
    アルディラ
    「それに、無理よ」
  • 鬼獣ルート?
    アルディラ
    「もっとも・・・私は、来たことなんてなかったけどね」
アルディラ
「ここを利用できるのは「人間」だけ・・・そういう決まりだったもの」
アティ
「あ・・・」
  • 機霊ルート?
    アルディラ
    「でも、来てよかったわ あの人の話してくれたとおりの場所だってわかったもの
    バレないからって何度も誘われたのを断ったけど・・・
    一回ぐらい・・・ つきあってあげてもよかったかしらね うん・・・」
  • 鬼獣ルート?
    アルディラ
    「でも、今はもうそんな決まりなんて守る必要ないわ
    こんな素敵な場所利用しない手はない
    そうでしょう?」
    アティ
    「ええ、そうですね」
カイル
「おーい、そろそろ引き上げるぞ?」
アティ
「あ、はーい!」
ジャキーニ戦前βへ

ヤッファ

アティ
「楽しんでます?
ヤッファさん」
ヤッファ
「ああ、おかげさまでサボリを満喫させてもらってるぜ
んあ、ぁ・・・っ」
アティ
「だけど、驚きました
まさか、島の中にこんな場所があるなんて・・・」
ヤッファ
「別に驚くようなことじゃねえさ
ここは元々、召喚師連中の保養地だったわけだからな
もっとも、実際に使っていた人間は俺の知る限りじゃ一人だけだったがな」
アティ
「くわしいですね?」
ヤッファ
「一応、そいつがオレを喚び出した張本人だからよ」
アティ
「なるほど・・・」
ヤッファ
「護衛獣っていうのか?
なんでも、オレはそういう扱いでよ
野郎の護衛としてあちこち、引っ張り回されてたわけだ」
アティ
「そんなに、大変だったんですか?」
ヤッファ
「面倒くせえとは何度も思ったけどよ
他の連中よりはまともに扱われていたぶん、マシではあったんだろうな」
アティ
「・・・・・・」
ヤッファ
「ま、昔のことだ
あまり気にすんな
引っ張り回されたおかげで、こういう島の穴場に、詳しくなれたわけだしな」
アティ
「他にも知ってるんですか?」
ヤッファ
「まあ、な
そのうち、こっそり案内してやるよ
ただし、マルルゥにはくれぐれも内緒だぜ」
アティ
「バレたら、さぼれなくなりますもんね?」
ヤッファ
「そうゆうこった」
カイル
「おーい、そろそろ引き上げるぞ?」
アティ
「あ、はーい!」
ジャキーニ戦前βへ

マルルゥ

マルルゥ
「先生さん、先生さん
楽しんでますか?」
アティ
「ありがとう、マルルゥ
こんな楽しい休日を過ごしたのは、初めてかもしれないです」
マルルゥ
「あやや、それはよかったですよー♪
先生さんは、おひさまだから、元気でないと困っちゃうですし」
アティ
「おひさま?」
マルルゥ
「はいですよ
マルルゥは、ずーっと見てたからわかるです
先生さんが笑ってるとみんなも、なんだか笑顔になるのです
どんなに怒っていても、悲しくても・・・
あったかい日差しを浴びて、お花たちがぱあっと咲くみたいになるのです」
アティ
「そんな・・・ちょっと、ほめすぎじゃないかな・・・」
マルルゥ
「そんなことないのです
先生さんの笑顔がみんなを、どんどんなかよしにしてるってマルルゥは思うです」
アティ
「そう、なのかな?
だったら、とっても嬉しいけど・・・」
マルルゥ
「そうなのです
マルルゥがばっちり保証するですよ♪」
カイル
「おーい、そろそろ引き上げるぞ?」
アティ
「あ、はーい!」
ジャキーニ戦前βへ

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