先生の休日・ジャキーニ戦前α

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藍空れぃん。様
アティ
「こんなに楽しい休日 本当に久しぶりでした」
ウィル
「たまには、こういうのも悪くないかもね」
アティ
「ええ、あとは晩ご飯を食べてたっぷりと眠って
明日から、またがんば・・・」
-爆発音-
アティ&ウィル
「!?」
アティ
「今の爆発・・・ ユクレス村のほう!?」
≪樹上集落≫
アティ
「どうしました!?」
ヤッファ
「ああ、やっぱり気がついちまったか」
キュウマ
「できれば、貴方の手をわずらわせたくはなかったのですが」
ウィル
「まさか、帝国軍!?」
アルディラ
「いっそ、そのほうがややこしくなかったんでしょうけどね・・・」
ファルゼン
「アレヲ、ミロ・・・」
ジャキーニ
「わっはははははっ! どうじゃ、どうじゃ ワシらの怒りを思い知ったか!!」
アティ
「ジャキーニさん!?」
アルディラ
「貴方たちが出かけてしばらくしてから 急に彼らが、暴れ出したのよ
あの一角に陣取って通りかかる人たちへとイヤがらせをして迷惑をかけてるのよ」
ヤッファ
「困ったもんだぜ」
カイル
「あのバカ・・・こりもせず、なんのつもりだよ?」
キュウマ
「どうも、本人は謀反のつもりらしいのですが」
ファルゼン
「ドウミテモ、タダクダヲ、マイテイルトシカ、ミエン・・・」
キュウマ
「とはいえ、このまま放置しておくわけにもいきませんし・・・」
ソノラ
「だったら、さっさとどかしちゃおうよ?」
ヤッファ
「できりゃあとっくにやってるさ けどよ、見な?」
ジャキーニ
「下手な真似をしたら人質の命の保証はせんからのう!」
オウキーニ
「た・・・たすけてええ・・・」
ウィル
「あれが、人質?」
スカーレル
「バカだとは思ってたけど、あそこまでバカだとは、思わなかったわね・・・」
ミスミ
「じゃが、本気だったらどうするつもりじゃ?」
ヤード
「ですね・・・あの人のやることだけに、否定できない」
アルディラ
「そんなわけで、手のつけようがないのよ」
キュウマ
「困ったものです」
ファルゼン
「・・・・・・」
アティ
「とにかく、話を聞いてみましょう
なにか要求があるからあんなことをしてるんだろうと思いますし」
カイル
「どうせ、ろくでもないことだと思うけどよ」
アティ
「ジャキーニさん どうして、こんなことしたんですか?」
ジャキーニ
「自由を勝ち取るために決まっとるわい!
今日まで、ワシらは海賊として、屈辱の日々を過ごしてきた
自由な海の男であるワシらが、なぜに畑仕事に使われねばならんのか!?」
海賊
「ならんのか!?」
スカーレル
「そりゃ、悪さをして捕まったからでしょ?」
ジャキーニ
「ワシらは負けた じゃが、それは本当に正当な敗北であったといえるのか!?」
海賊
「いえるのか!?」
ソノラ
「どう考えたって完璧に負けてるってば・・・」
ジャキーニ
「否! 否、否、否っ! 断じて、そんなことはあり得ないッ!!
ワシらが負けたのは貴様らが、召喚術などという、反則技を使ったせいじゃ!」
海賊
「そうだ、そうだー!!」
ヤード
「反則技・・・」
カイル
「で、結局のトコ なにが望みなんだよ?」
ジャキーニ
「再戦じゃ!!
貴様らと再戦してワシらは、失われた誇りを取り戻す!
そして、自由の日々を勝ち取るのじゃあ!!」
海賊
「おーっ!!」
カイル
「こりゃ、口で言ってもわかりそうにねえな」
アティ
「はぁ、仕方ありません それで納得してくれるのなら勝負しましょう」
ソノラ
「えー?」
アティ
「その代わり、負けたらみんなに迷惑をかけるようなことは、やめてくださいね?」
ジャキーニ
「おう! 負けたら土いじりでもなんでも好きなだけ、働いてやるわい!」
スカーレル
「あらまあ、いいのぉ?
戦力的に変化がないのなら、再戦しても結果は同じだってことわかってる?」
ジャキーニ
「ふっふっふ・・・それは、どうかのう?
出てくるんじゃあ!? 化け物どもぉッ!!」
-召喚-
召喚獣
「ゲルゲルゲエェッ!!」
ウィル
「ええっ!?」
アティ
「いつの間に、そんな召喚術を・・・」
ジャキーニ
「わっははははは!! 今日まで、貴様らの留守を見計らっては
使わずに置いていったサモナイト石を片っ端から、くすねておいたんじゃい!」
キュウマ
「な・・・っ」
アルディラ
「ねえ、ヤッファ あれはメイトルパの召喚術よね?」
ヤッファ
「面目ねえ・・・」
ミスミ
「ええい! ろくに掃除もしないから、あんなことになるのじゃぞ!」
ファルゼン
「フタリトモ、イマハやっふぁヲ、セメテモシカタアルマイ・・・」
ジャキーニ
「がっはっはっは! どうじゃ、謝るのなら今のうちじゃぞい!」
-マルルゥが飛ぶ音-
マルルゥ
「あやまるのはヒゲヒゲさんのほうですよ!」
ウィル
「な・・・」
アティ
「ま、マルルゥ?」
マルルゥ
「シマシマさんのものを勝手に持ってったり 道をとおせんぼしてみんなを困らせたり
いい加減にしないと マルルゥ、本気で怒るですよ?」
ジャキーニ
「ぐ・・・っ」
マルルゥ
「さ、ダダをこねるのはやめて、みんなにあやまるですよ?」
ジャキーニ
「う、うるさいわいっ!
お前みたいなちびっこに海の男の生き様はわからんのじゃあ!」
マルルゥ
「ちびっこ・・・
・・・・・・」
ヤッファ
「お、おい? マルルゥ???」
マルルゥ
「マルルゥは・・・マルルゥは、本気で怒ったですよぉ!」
-紫色の光-
ウィル
「うわわわっ!?」
マルルゥ
「言うこと聞かない悪い子にはおしおきするです!」
ジャキーニ
「のっ、望むところじゃ か、かかってこい!!」
ヤッファ
「落ち着け、マルルゥ! 戻ってこい!?」
アティ
「ああ、もう・・・なにがなんだか・・・」
ヤード
「他に、どんな召喚術を隠し持っているのかもわかりません
みなさん、くれぐれも油断しないで!」
ジャキーニ
「いくぞ、野郎どもっ! 戦争じゃああぁっ!!」
海賊
「へい、船長!!」
<バトル VS海賊ジャキーニ一味>

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