【夜会話】ファリエル(レックスVer.)

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
スターライト様/夕焼け空様

第3話 はぐれ者たちの島(???)

(コンコン)
レックス
「・・・はい?」
(ガチャ)
スカーレル
「センセ、お客さんよ」
レックス
「え? お客って・・・」
スカーレル
「うふふっ 会えばわかるわよ」
ファリエル
「あ・・・」
レックス
「君は?」
ファリエル
「ありがとうございます」
レックス
「え?」
「護りの指輪」を手に入れた!
ファリエル
「これ、お礼です 貴方のおかげでみんな、助かったから」
レックス
「あ、うん・・・ありがとう・・・」
ファリエル
「貴方だったら信じてもいいって 私、そう思ってますから・・・
じゃあ、また!」
レックス
「あ・・・!?」
あの子は・・・いったい、誰なんだ?

第4話 海から来た暴れん坊

レックス
「色々とあったけど これでようやく仲良くやれそうだね」
ファルゼン
「ソウダナ・・・」
レックス
「・・・・・・」
ファルゼン
「・・・・・・」
レックス
「(ダメだ・・・ 無口なこの人とじゃ会話が続かない???)」
ファルゼン
「レックスヨ オマエニハ・・・」
レックス
「え?」
ファルゼン
「オマエニハ・・・ミセテオコウ・・・」
レックス
「!?」
(ファルゼンからファリエルに)
ファリエル
「これが・・・本来の、私の姿です」
レックス
「な・・・っ!?」
ファリエル
「私の本当の名前は、ファリエル
輪廻の輪から外れてさまよう一人の娘の魂です」
レックス
「・・・・・・」
ファリエル
「強い魔力の下でだけ、私はこの姿に戻れます
こうした、月の光の降り注ぐ夜や・・・
・・・って あの、もしもし?」
レックス
「・・・・・・」
(バタッ)
ファリエル
「あの、ちょっと レックスさん? しっかりしてください
ねえってばあ!?」
うぅうぅうぅ??? し、しんじられないよおぉぉぉ!?!?

第5話 自分の居場所(第4話でファリエルを選択していない場合)

???
「あれ、先生じゃありませんか?」
レックス
「え?」
???
「ひょっとして、私になにかご用ですか?」
レックス
「いや、用事っていうかその・・・
君は、誰なの?」
???
「あ・・・
や、やだっ!?私ったら、うっかりいつもの調子で!?」
レックス
「???」
???
「・・・・・・」
(ファリエルからファルゼンに変わる)
ファルゼン
「・・・・・・」
レックス
「え、ええ~っ!?」
ファルゼン
「つまり、ですね 今のが・・・
私の、本当の姿だったりするんですはい・・・」
レックス
「・・・・・・」
(ファルゼンからファリエルに戻る)
???
「びっくりさせちゃってごめんなさい
あの鎧は、魔力の消耗を防ぐもので 昼間に活動する時のためのよりしろなんです
領域の中では、マナが豊富だからこうして本来の姿でいるんです」
レックス
「うん・・・だけど、やっぱり驚きだよ
ファルゼンさんの中身が 君みたいな、女の子だったなんて・・・」
ファリエル
「この姿の時はファリエルって呼んでくれませんか?
他には、そう呼んでくれる人ももういませんし・・・」
レックス
「わかったよ ファリエル
でも、このことって他の護人のみんなは知らないの?」
ファリエル
「はい・・・他に知っているのはフレイズだけです
隠さなくてはならないんですよ だって・・・
私は生前、この島で召喚術の研究をしていた者たちの一人なんだもの・・・」
レックス
「!?」
ファリエル
「ひどいことをしたってすごく思っています だから、せめて・・・
こうして、彼らを守ることで罪滅ぼしをしたくて・・・
自己満足でしかないとわかってはいるんですけどね?
ですから、このことは貴方の胸にしまっておいてください
お願いします・・・」
ファリエル・・・なんだか、すごくつらそうだったな

第5話 自分の居場所

ファリエル
「・・・・・・」
(ファリエルからファルゼンに)
ファルゼン
「・・・・・・」
(ファルゼンからファリエルに)
ファリエル
「このように、私は鎧をよりしろにしてとりつくことで
昼間でも、動くことができるんですよ」
レックス
「うん・・・だけど、やっぱり驚きだよ
ファルゼンの中身が君みたいな、女の子だったなんて・・・」
ファリエル
「この姿の時は ファリエルって呼んでくれませんか?
他には、そう呼んでくれる人も、もういませんし・・・」
レックス
「わかったよ ファリエル
でも、このことって他の護人のみんなは知らないの?」
ファリエル
「はい・・・他に知っているのはフレイズだけです
隠さなくてはならないんですよ だって・・・
私は生前、この島で召喚術の研究していた者たちの一人なんだもの・・・」
レックス
「!?」
ファリエル
「ひどいことをしたってすごく思っています だから、せめて・・・
こうして、彼らを守ることで、罪滅ぼしをしたくて・・・
自己満足でしかないとわかってはいるんですけどね?
ですから、このことは貴方の胸にしまっておいてください
お願いします・・・」
ファリエル・・・ なんだか、すごくつらそうだったな

第6話 招かざる来訪者

鬼獣ルート

レックス
「なあ、ファリエルいつも思うんだけど
君は戦いのたびに、どうしていつも前に立とうとするんだ?」
ファリエル
「変ですか?」
レックス
「いや、そういうことじゃなくてさ・・・
ほら、君はいつもみんなの盾になろうとしてる気がしたから」
ファリエル
「盾、ですか・・・」
レックス
「気に触った?」
ファリエル
「いえ、言われてみればそうかもしれませんね
多分、自分が女だってことを隠したくて無意識に前に立ってたのかもしれません」
レックス
「・・・」
ファリエル
「でも、いいですよね?
だって、ほら? 私はもう、とっくに死んじゃってますし
私が盾になることでみんなが無事ならこんなにうれしいことないですもの」
レックス
「ファリエル・・・」
もう、死んじゃってますし か・・・

機霊ルート

レックス
「なあ、ファリエル いつも思うんだけど
君は戦いのたびに どうして、いつも前に立とうとするんだ?」
ファリエル
「変ですか?」
レックス
「いや、そういうことじゃなくてさ・・・・
ほら、君はいつもみんなの盾になろうとしてる気がしたから」
ファリエル
「盾、ですか・・・」
レックス
「気に触った?」
ファリエル
「いえ、言われてみればそうかもしれませんね
多分、自分が女だってことを隠したくて、無意識に前に立ってたのかもしれません」
レックス
「・・・」
ファリエル
「でも、いいですよね?
だって、ほら?私はもう、とっくに死んじゃってますし
私が盾になることでみんなが無事なら、こんなうれしいことないですもの」
レックス
「ファリエル・・・
なあ、ファリエル さっきの遺跡での話しなんだけど・・・」
ファリエル
「ごめんなさい
そのことについては今はお話できません」
レックス
「え?」
ファリエル
「彼女がどんなつもりで、貴方を遺跡に連れていったのかは、私にはわかりません・・・
ですが、絶対にあの遺跡には近づいてはいけないのです!
特に、あの剣を持つ貴方だけは・・・」
レックス
「・・・・・」
ファリエル
「いつか、きっとお話できる時が来ると思います
だけど・・・時間をください
私が、勇気をもって過去と向き合えるだけの時間を・・・」
レックス
「ファリエル・・・」
ファリエル
「遺跡には近づかないで それと、できれば剣を抜くこともやめてください・・・
お願いします・・・」
ファリエル・・・

第7話 すれ違う想い

レックス
「ありがとう ファリエル」
ファリエル
「え?」
レックス
「砲撃が始まった時 アリーゼのことかばってくれただろ?
おかげで、助かったよ とっさのことで、剣を抜くの遅れたから」
ファリエル
「い、いいえっ!?
そんなの、たいしたことじゃないですよ
仲間を守るのは当然のことですって!
それに、ほらっ?昼間の私って、頑丈なだけが取り柄でしょ?」
レックス
「それだけで、砲弾を真正面から受け止めるなんてこと 普通はできないよ」
ファリエル
「あ・・・」
レックス
「ファリエルだったからああまでして、みんなを守れたんだと思う」
ファリエル
「おっ、おだてたってなんにもでませんよ ホントですよっ!?」
レックス
「あはははっ」
ファリエル
「ななっ、なんで笑うんですか!? もぉ・・・っ」
本当に優しい子だな ファリエルは・・・

第8話 卑怯者

ファリエル
「うん、どうやら熱は下がったみたいですね?」
レックス
「あのさ、ファリエル 俺のことを見舞ってくれるのはすごく嬉しいんだけど
無理してないか?こんな場所で本来の姿に戻ったりして」
ファリエル
「だって、鎧騎士の姿じゃ看病は無理だもの」
レックス
「でも、それじゃ魔力の消耗が・・・」
ファリエル
「はいはい、病人は余計な心配なんてしちゃダメです」
レックス
「・・・・・・」
ファリエル
「たまには、私にも意地を張らせてください・・・
こんな時でもないと 私、貴方に、なにもしてあげられないし」
レックス
「ファリエル・・・」
ファリエル
「限界を感じたらちゃんと帰ります
だから、それまでは私のワガママにつきあってください」
レックス
「・・・うん」
ありがとな ファリエル・・・

第9話 先生の休日

鬼獣ルート

ファリエル
「とっても楽しい一日でしたね」
レックス
「まあ、最後の最後でちょっとバタバタしちゃったけどね」
ファリエル
「ええ、だけどそれを差し引いても私は満足ですよ
ファルゼンになると決めた時、もうこんな時間は過ごせないと覚悟していたから
本当にうれしかった」
レックス
「それなんだけどさ
正体を隠さなくたってもう、平気なんじゃないのかな?」
ファリエル
「え・・・」
レックス
「気にするのはわかるよ、だけどいつまでもこのままじゃ君がかわいそうすぎる」
ファリエル
「レックスさん・・・」
レックス
「俺は、みんなにも知ってもらいたいんだ ファリエルのことを
きっと、みんな本当の君を好きになってくれると思う
そしたらきっと、もっと楽しい思い出がたくさん作れるよ、だから・・・」
ファリエル
「優しい人ですねレックスさんは」
レックス
「ファリエル?」
ファリエル
「すぐには無理だけど考えておきますよ」
レックス
「よかった・・・」
ファリエル
「そろそろ、休まれたほうがいいですよ 明日からまた学校なんでしょう?」
レックス
「うん、それじゃおやすみ、ファリエル」
ファリエル
「はい、おやすみなさい」
(ファリエル)言えないよ・・・こわくて・・・本当のことだけは言えない・・・っ

機霊ルート

ファリエル
「とっても楽しい一日でしたね」
レックス
「まあ、最後の最後でちょっとバタバタしちゃったけどね」
ファリエル
「ええ、だけどそれを差し引いても私は満足ですよ
ファルゼンになると決めた時 もうこんな時間は過ごせないと覚悟していたから
本当にうれしかった」
レックス
「それなんだけどさ
正体を隠さなくたってもう、平気なんじゃないのかな?」
ファリエル
「え・・・」
レックス
「無色の派閥の召喚師だった過去も、今はみんなならきっと受け入れてくれるよ」
ファリエル
「それは・・・」
レックス
「気にするのはわかるよ
だけど、いつまでもこのままじゃ 君がかわいそうすぎる」
ファリエル
「レックスさん・・・」
レックス
「俺は、みんなにも知ってもらいたいんだ ファリエルのことを
きっと、みんな本当の君を好きになってくれると思う
そしたら、きっと、もっと楽しい思い出がたくさん作れるよ だから・・・」
ファリエル
「優しい人ですね レックスさんは
まいったなあ・・・ 私、どんどん弱くなっちゃいそうだよ」
レックス
「ファリエル?」
ファリエル
「すぐには無理だけど 考えておきますよ」
レックス
「よかった・・・」
ファリエル
「そろそろ、休まれたほうがいいですよ。明日からまた学校なんでしょう?」
レックス
「うん、それじゃ おやすみ、ファリエル」
ファリエル
「はい、おやすみなさい」
(ファリエル)言えないよ・・・こわくて・・・本当のことだけは言えない・・・っ

第10話 もつれあう真実

鬼獣ルート

ファリエル
「今日は部屋の中で過ごしてたんですか?」
レックス
「あ、うん・・・ちょっと、ね・・・
(本当のことなんて、言えないよなさすがに・・・)」
ファリエル
「あ!? もしかして、まだ身体の調子が戻ってないとか・・・」
レックス
「ああ、それは違うよ 身体の方だったら、もう平気だから」
ファリエル
「本当ですか?
そう言っておいて無茶しそうだからな」
レックス
「信用ないなあ」
ファリエル
「だって、ねえ?」
レックス
「本当に平気だからさ、また倒れてみんなに迷惑をかけるのはイヤだもんな」
ファリエル
「迷惑なんて思ってはいませんけど そう思ってくれてるのなら、安心かな」
レックス
「うん、心配してくれてありがとう」
それと・・・嘘をついてることもごめん・・・

機霊ルート

レックス
「気持ちの整理をつけるまで、会うことはできない、か
(無理もないよな 俺だって、何度もためらって、ここまで来たんだから・・・
せめて、今夜ぐらいはそっとしておいてあげよう・・・)」

第11話 昔日の残照

鬼獣ルート

ファリエル
「遺跡の復活、か・・・
私たちの知らないところで お二人が、そんな対立をしていたなんて・・・」
レックス
「黙っていて、ごめん」
ファリエル
「いえ、いいんです! 貴方はむしろ、巻き込まれた側の人間なんですし
ただ・・・
少し残念です 同じ護人を名乗っていながら
私達は本当の意味での信頼関係を、築けてなかったのかもしれない・・・
あはは、正体を隠している私が言えることじゃないのかもしれませんけどね」
レックス
「ファリエル・・・」
ファリエル
「全ては、彼らの口からきちんと話を聞いてからです
そのうえで、もう一度 護人としてのあり方を、話しあってみようと思ってます
自分のことも含めて・・・もっと、貴方たちみたいな関係になれるように!」
レックス
「ああ
きっと、そうなれるよ」
だって、もう、それを邪魔してた過去の壁は取り払われたんだから!

機霊ルート

レックス
「剣が戻ってきてしまったってことは、やっぱり封印は失敗したんだろうな」
ファリエル
「わかりません・・・ ですが、私たちは確かに封印を成功させたはずなんです
そうでなければ、一時的にでも剣が消滅したことの説明がつかないもの!」
レックス
「たしかに・・・」
ファリエル
「嵐が過ぎたら、私と義姉さんでもう一度調べてみるつもりです」
レックス
「二人だけで平気?」
ファリエル
「帝国軍のこともある以上 大勢で動くことはかえって危険だと思います
それに、状況がわかるまで 貴方が遺跡に近づくのは避けるべきだと思うんです」
レックス
「それはわかるけど でもなあ・・・」
ファリエル
「心配しないでください 無茶なことは絶対にしませんから
それに・・・ 久しぶりに義姉さんとゆっくり話もしてみたいですから」
レックス
「ああ、そっか・・・」
ファリエル
「ええ、ですから今回は私たち二人に任せちゃってください」
そういうことなら二人に任せるのが一番みたいだな

第12話 黄昏、来たりて

レックス
「燃やして、弔うことにしたんだな」
ファリエル
「本当は、故郷に帰してあげたかったんですけど
島の力に囚われて さまようことになると余計に気の毒だから」
レックス
「そっか・・・」
ファリエル
「戦場は人を狂わせる そういう場面を、私は間近で見てきたけれど
彼らは、自ら進んで狂おうとしていました」
レックス
「無色の派閥ってのはみんな、ああなのか?
なんで、あんな簡単に命を奪えるんだよ!?」
ファリエル
「好きで、ああなってしまった人ばかりじゃありませんっ!!
そうしないと 自分の命がなくなるから
言うことを聞かないとそうなるから・・・
自分に言い聞かせていくうちに戻れなくなっちゃうんです!
私も、そうやって生きてきた・・・」
レックス
「あ・・・」
ファリエル
「兄さんが一緒ににいてくれなかったら、私もきっと同じようになってた・・・
無色の派閥とは、そうした悲しみを糧にふくれあがる化け物なんです」
レックス
「・・・・・・」
ファリエル
「ごめんなさい 彼らを、かばうようなことを口にして」
レックス
「いや、俺のほうこそ興奮して・・・」
ファリエル
「でも、その境遇で 彼らのしていることが許されるわけではありません
今の私は、護人です かつての悲劇を繰り返さぬためにも
必ず、止めます
兄さんが、そうしたように・・・」
レックス
「ファリエル・・・」
ファリエル
「だいじょうぶですよ だってほら、私はもう死んじゃってますし
だから、平気ですよ」
レックス
「う、うん・・・」
本当に・・・?

第13話 断罪の剣

鬼獣ルート

ファリエル
「今になってみれば全部、当たり前のことだったんですね・・・
全然、気づくこともできなかった・・・」
レックス
「仕方がないさ 俺だって、予想もつかなかったんだ
悔やむより、これからどうするかを考えよう」
ファリエル
「はい・・・
剣の激突によって封印が解けてしまう多分、そのとおりだと思います
さっきの地震も、同じような理由で起こったんでしょう
今まで以上の速度で封印の力は弱まっていってしまう・・・」
レックス
「だけど・・・戦わないわけにもいかない
イスラは剣の力を使うことになんのためらいもない
際限なく力を引き出してきっと封印を壊してしまう
それを止められるのは、多分同じ力の剣をもつ俺だけのはずだから・・・」
ファリエル
「レックス・・・」
レックス
「心配しないで 要は、俺が使う力をできるだけ抑えて戦えばいい」
ファリエル
「そんなことをしたらそれだけ、貴方の身に危険が!?」
レックス
「でも、そうしないと島のみんなを守れない」
アルディラ
「・・・!」
レックス
「だったら、俺はやってみせるよ絶対に・・・」
だいじょうぶ きっと、なんとかしてみせるから

機霊ルート

ファリエル
「今になってみれば 全部、当たり前のことだったんですね・・・
遺跡の封印が失敗したのも 結界が消滅したのも 全て彼の仕業・・・
遺跡が沈黙したのは 新たな鍵を、手にしたからだったなんて
全然、気づくこともできなかった・・・」
レックス
「仕方がないさ 俺だって予想もつかなかったんだ
悔やむより、これからどうするかを考えよう」
ファリエル
「はい・・・
剣の激突によって封印が解けてしまう 多分、そのとおりだと思います
実際、貴方が剣を使うことで 島に囚われていた亡霊たちが復活した
あれは、あふれ出した島の力が引き起こす現象なんです
さっきの地震も 同じような理由で起こったんでしょう
今まで以上の速度で封印の力は弱まっていってしまう・・・」
レックス
「だけど・・・戦わないわけにもいかない
イスラは剣の力を使うことに、なんのためらいもない
際限なく力を引き出してきっと封印を壊してしまう
それを止められるのは 多分、同じ力の剣をもつ俺だけのはずだから・・・」
ファリエル
「レックス・・・」
レックス
「心配しないで 要は、俺が使う力をできるだけ抑えて戦えばいい」
ファリエル
「そんなことをしたら それだけ、貴方の身に危険が!?」
レックス
「でも、そうしないと島のみんなを守れない」
ファリエル
「・・・!」
レックス
「だったら、俺はやってみせるよ 絶対に・・・」
ファリエル
「どうして・・・
貴方は巻き込まれただけじゃないですか!?
なのに・・・ どうしてそこまで・・・」
レックス
「好きだから
この島の暮らしも、みんなのことも、俺、大好きだから 大切だから・・・
だから、守りたいんだ」
ファリエル
「レックス・・・」
レックス
「それに、もう泣き顔は見たくないんだよ
君には、笑顔のままでいてほしいから・・・」
ファリエル
「あ・・・っ」
だいじょうぶ きっと、なんとかしてみせるから

第15話 ひとつの答え(好感度・通常)

ファリエル
「無色の派閥の者たちも これで、少しはこりてくれるといいですね」
レックス
「あとは、イスラから紅の暴君を取り戻せば もう、戦いはおしまいだ」
ファリエル
「ええ・・・だけど、きっと今までで一番つらい戦いになるでしょうね
生まれ変わった貴方の剣は 島の意志を目覚めさせる鍵じゃなくなったけど
紅の暴君は健在です 追いつめられた彼が、際限なく紅の暴君の力を使えば
封印が砕け散ってしまうかもしれない・・・」
レックス
「だいじょうぶだよ そんなこと、絶対にさせない
力ずくで否定して、打ち負かすために、俺は戦うんじゃない
わかりあうために戦うんだ わかってもらえるまで何度でも・・・
そのために、俺はもう一度あの剣を手にしたんだから!」
ファリエル
「そうですよね・・・
貴方なら、きっとできるって 私、信じてますから!」
レックス
「ファリエル・・・」

第15話 ひとつの答え(好感度・大)

ファリエル
「無色の派閥の者たちも これで、少しはこりてくれるといいですね」
(ここから相談した場合の追加台詞)
レックス
「それはいいんだけどさ ファリエル・・・」
ファリエル
「はい?」
レックス
「無茶するなって、さんざん人に説教しといて、どうしてあんな無茶したんだよ?」
ファリエル
「あ・・・ それは、ですね・・・ あは、あはははは・・・」
レックス
「笑ってごまかそうなんて思ってたら、本気で怒るよ」
ファリエル
「う・・・っ
ごめんなさい・・・」
レックス
「俺のために戦おうとしてくれたことは、うれしかったけどさ
あんなふうに、お互いに心配をかけるようなことは、もうやめにしよう?
守るのも、守られるのも すぐ側にいなくちゃ、満足にできなくなるから・・・」
ファリエル
「レックス・・・
うん・・・」
(ここまで相談した場合の追加台詞)
レックス
「あとは、イスラから紅の暴君を取り戻せば もう、戦いはおしまいだ」
ファリエル
「ええ・・・ だけど、きっと今までで一番つらい戦いになるでしょうね
生まれ変わった貴方の剣は 島の意志を目覚めさせる鍵じゃなくなったけど
紅の暴君は健在です 追いつめられた彼が、際限なく紅の暴君の力を使えば
封印が砕け散ってしまうかもしれない・・・」
レックス
「だいじょうぶだよ そんなこと、絶対にさせない
力ずくで否定して、打ち負かすために、俺は戦うんじゃない
わかりあうために戦うんだ わかってもらえるまで 何度でも・・・
そのために、俺はもう一度あの剣を手にしたんだから!」
ファリエル
「そうですよね・・・
貴方なら、きっとできるって 私、信じてますから!」
レックス
「ファリエル・・・」
ファリエル
「あの・・・戦いが終わったあとのことなんですけど・・・
やっぱり、帰るんですよね? 元いた場所へ・・・」
レックス
「うん、そのつもりだよ」
ファリエル
「そう、ですか・・・」
レックス
「アリーゼの夢をかなえる手伝いだってしたいし・・・
それに、故郷のみんなにもちゃんと会って、話さなくちゃいけないと思うんだ
ちゃんとけじめをつけないと気になって、また、みんなに心配かけちゃうしね」
ファリエル
「え・・・
それじゃあ、帰るっていうのは・・・」
レックス
「もちろん、戻ってくるよ
だって、ここはもう俺にとって、自分の家みたいな場所なんだしさ」
ファリエル
「レックス・・・」
レックス
「いいよね、帰ってきても?」
ファリエル
「は、はいっ!
うれしいです・・・お別れするんだって、私ずっと思ってたから・・・」
レックス
「勝手におもいこむのはよくないぜ、ファリエル
・・・って、俺が言えた義理じゃないか?」
ファリエル
「あははははっ、そうかも」
レックス
「あははははは・・・っ♪
あ、そうだ・・・」
ファリエル
「どうしました?」
レックス
「その前に、俺 やっておきたいことがあったんだ」
ファリエル
「???」
レックス
「じっとしててね・・・」
ファリエル
「え・・・っ わ、わわ・・・・っ!?」
レックス
「昼間のお返しだよ」
ファリエル
「お返し、って・・・そんな・・・っ 恥ずかしいです・・・
そ、それに、あれは前に貴方が、私をなぐさめてくれたからで・・・」
レックス
「ちゃんと抱きしめてあげたわけじゃないだろ?
中途半端はイヤなんだ、俺」
ファリエル
「あ・・・う・・・」
レックス
「好きだよ、ファリエル」
ファリエル
「・・・!」
レックス
「君が幽霊でも、構わない ずっと、君の側にいたいんだ
守ってあげたいんだ・・・」
ファリエル
「レックス・・・」
レックス
「伝わってるかな・・・ちゃんと・・・」
ファリエル
「わかります・・・きちんと触れることができなくても・・・
貴方の気持ちが・・・嘘じゃないって・・・
あたたかくて・・・優しくて・・・
うれしい、の・・・っ」
レックス
「ファリエル・・・」

エンディング(好感度・通常)

ファリエル
「それじゃ、結果のほうは ばっちりだったわけですね?」
レックス
「うん、おかげさまでベルフラウは無事に合格できたよ」
ファリエル
「おめでとうございます」
レックス
「ありがとう・・・って がんばったのは、俺じゃなくてあの子なんだけどね」
ファリエル
「あ、そうでした・・・」
レックス
「保護者として、入学式にも参列してきたんだけどさ
あの子、新入生の総代として挨拶することを、俺に内緒にしていたから、驚いたよ」
ファリエル
「すごいじゃないですか!?」
レックス
「立派に挨拶を読みあげるあの子の姿を見てたらさ
なんか、昔の自分の姿を思い出して、ちょっとだけ泣けちゃったなあ・・・」
ファリエル
「学校かあ・・・私、行ったことないからちょっと憧れちゃいますね」
レックス
「長期休暇になったらこっちに遊びに来るからよろしくだってさ
きっと、みやげ話をたくさん、もってきてくれると思うよ」
ファリエル
「楽しみだなあ・・・」
レックス
「その頃には、カイルたちもまた、島に顔を出すって言っていたから・・・
よかったら、ファリエルも工船都市まで、一緒に迎えにいかないか?」
ファリエル
「え?ええっ!?」
レックス
「剣の持ち主である、俺が一緒なら、島の外に出ても不自由はないんだろう?
見てほしいんだよ
俺たちが暮らしてきた 海の向こうに広がってる色んな場所をさ・・・」
ファリエル
「レックス・・・」
レックス
「きっと、楽しい旅になるはずだからさ?」
ファリエル
「行きます、行きます!連れてってください!!
うれしいな・・・」
教えてください 貴方の過ごしてきた場所と、たくさんの想い出を・・・

エンディング(好感度・大)

ファリエル
「それじゃ、結果のほうは ばっちりだったわけですね?」
レックス
「うん、おかげさまでベルフラウは無事に合格できたよ」
ファリエル
「おめでとうございます」
レックス
「ありがとう・・・って がんばったのは、俺じゃなくてあの子なんだけどね」
ファリエル
「あ、そうでした・・・」
レックス
「保護者として、入学式にも参列してきたんだけどさ
あの子、新入生の総代として挨拶することを、俺に内緒にしていたから、驚いたよ」
ファリエル
「すごいじゃないですか!?」
レックス
「立派に挨拶を読みあげるあの子の姿を見てたらさ
なんか、昔の自分の姿を思い出して、ちょっとだけ泣けちゃったなあ・・・」
ファリエル
「学校かあ・・・私、行ったことないからちょっと憧れちゃいますね」
レックス
「長期休暇になったらこっちに遊びに来るからよろしくだってさ
きっと、みやげ話をたくさん、もってきてくれると思うよ」
ファリエル
「楽しみだなあ・・・」
レックス
「その頃には、カイルたちもまた、島に顔を出すって言っていたから・・・
よかったら、ファリエルも工船都市まで、一緒に迎えにいかないか?」
ファリエル
「え?ええっ!?」
レックス
「剣の持ち主である、俺が一緒なら、島の外に出ても不自由はないんだろう?
見てほしいんだよ
俺たちが暮らしてきた 海の向こうに広がってる色んな場所をさ・・・」
ファリエル
「レックス・・・」
レックス
「きっと、楽しい旅になるはずだからさ?」
ファリエル
「行きます、行きます!連れてってください!!
うれしいな・・・」
レックス
「だけど、こうして星空を見あげていると、すごく実感できるよ・・・
本当に、俺・・・帰ってきたんだなあ、って」
ファリエル
「ええ、そうですとも 帰ってきたんです
みんなも、この日が来るの ものすごく、楽しみにしていたんですよ」
レックス
「歓迎会のはしゃぎっぷりを見れば、よくわかるよ
放っておいたら、みんな朝まで、騒いでそうな勢いだったもんなあ・・・」
ファリエル
「食べたり、飲んだらできない立場としては、ものすごーくうらやましかったですよ
思わず、クノンと二人でしみじみ、苦労話をして盛り上がっちゃいましたよ」
レックス
「あははは・・・」
ファリエル
「でも、いいんです みんなが、はしゃぎ疲れたり酔い潰れちゃったおかげで
えへへ・・・こうやって、二人っきりになれちゃったし・・・」
レックス
「・・・だね?」
ファリエル
「のんびりしてくださいね・・・って、言いたいところなんすけど・・・
きっと、しばらくの間は大忙しになっちゃいますね」
レックス
「ああ、やりたいことだって たくさん、あるしね
学校も、早く再開したいし ジャキーニさんに任された畑の世話だってしなくちゃ」
ファリエル
「でも、あんまり無茶ばかりしたら、いけませんよ?
ずっと、ここで暮らすのなら ひとつずつ順番にやっていけばいいんですし・・・」
レックス
「でもさ、ずっと他楽しみにしてたから、つい、はりきりたくなっちゃうんだよなあ
うーん・・・早く、明日にならないかなあ」
ファリエル
「あはははっ うん、そういうところちっとも変わってないなあ
心配して・・・損しちゃった・・・」
レックス
「ファリエル・・・」
ファリエル
「ずっと、不安でした・・・本当に帰ってきてくれるのか心配で、怖かった・・・
あはははっ、バカですよね? 約束してくれたのに、勝手に不安になっちゃって・・・」
レックス
「ハイネルさんの前で約束したからね
君と俺、二人で一緒に幸せになるって・・・」
ファリエル
「あ・・・」
(抱きしめる)
レックス
「これからは、ずっとこうやって、君のことを支えてみせるから
だから、もう・・・心配しないで・・・」
ファリエル
「うん・・・
うれしいです・・・貴方のぬくもりが・・・優しさが・・・」
レックス
「ファリエル・・・」
ファリエル
「おかえりなさい・・・レックス・・・」
大好きです・・・
「安らぎに抱かれて」

コメント

タイトルとURLをコピーしました