ろくろく様
第1話
- ファラ
- 「ムームー」
- ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「どうしたの? ムームー。
ごちそう食べなくていいの?
あ、ムームーすっごく重い。
ちょっと食べ過ぎなんじゃないの?」 - ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「ねえ、ムームー。とうとう、明日になっちゃったね。
ディランが、帝国に戻っちゃうのが」 - ムームー
- 「ム~ン」
- ファラ
- 「ムームーも、ディランとは仲良しだったもんね。
私と同じで、すごく寂しいよね」 - ムームー
- 「ムームームー。
ペロペロペロペロペロペロペロ
ペロペロペロペロペロペロペロ」 - ファラ
- 「あはは、くすぐったいって。
あはははは」 - ムームー
- 「ムームームー」
- ファラ
- 「ありがと、ムームー。私のこと励ましてくれたのね」
- ムームー
- 「ムームー♥」
- ファラ
- 「そうよね、ディランが帝国に戻るからって、
二度と会えなくなるわけじゃないものね。
ムームー、明日はディランを笑って見送ってあげようね」 - ムームー
- 「ムームー!」
- ムームー
- 「ムームームー!」
第2話
- ファラ
- 「ムームー。」
- ムームー
- 「ムームー。」
- ファラ
- 「どうしたの?まだ起きていたの?」
- ムームー
- 「ムー。」
- ファラ
- 「こっちにおいで。」
- ムームー
- 「ムームー。」
- ファラ
- 「私、これからどうすればいいのかな?
たとえ王国が奪われても、お父様さえいてくれてれば。
昔のままの、お兄様と一緒だったら。
こんなに、こんなに悲しくなんかなかったのに。」 - ムームー
- 「ムゥ~~~」
- ファラ
- 「ごめん・・・ね。こんなこと言ったって、どうにもならないのにね。
ごめん・・・ね。」 - ムームー
- 「ペロペロペロペロペロペロペロ」
- ファラ
- 「ムームー?」
- ムームー
- 「ペロペロペロペロペロペロペロ
ペロペロペロペロペロペロペロ」 - ファラ
- 「ありがとう、ムームー。私をなぐさめてくれてるのね。」
- ムームー
-
「ムームー♥」
- ファラ
- 「ムームー、私、がんばってみるわ。
お父様に言われたように、生きのびてみせる。
ディランやガーリット、それにムームーが一緒だもの。
きっと、大丈夫よね。」 - ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「でも、今だけは、今だけは、もうちょっとだけ一緒にいて、ムームー。」
- ムームー
- 「ムームー」
- ムームー
- 「ムームー」
第3話
- ファラ
- 「ムームー。
どうしたの?あなたが起きてきちゃうなんて。
部屋にネズミでも出たのかな?」 - ムームー
- 「ム~ン」
- ファラ
- 「もしかして、私を心配してきてくれたの?」
- ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「大丈夫よ、ムームー。私は、大丈夫…。
あれ、おかしいな。もう散々泣いたのに、まだ涙が出るなんて。
もう泣かないって、決めたのに…。」 - ムームー
- 「ムー
ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ」 - ファラ
- 「ありがとう、ムームー。
これから、どんな事になるか分からないけれど、
あなたはずっと一緒よ。ムームー。」 - ムームー
- 「ムームー♥」
- ムームー
- 「ムームー♥」
第4話
- ファラ
- 「ムームー。」
- ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「今日は、ムームーに助けられちゃったね。」
- ムームー
- 「ムッ?」
- ファラ
- 「ムームーが、宝珠を取ってきてくれなかったら大変な事になってたよ。
ありがと、ムームー。」 - ムームー
- 「ムー」
- ファラ
- 「もしかして、ムームーには分かってたのかな?
あの宝珠に、不思議な力があるってこと。」 - ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「やっぱり、分かってたみたいだね。
そっか、ムームーはファスティアナの召喚獣だもんね。
女神ファーライトの力を感じる事ができたのかな?
すごいね、ムームー。」 - ムームー
- 「ムームー♥」
- ムームー
- 「ムームームー♥」
第5話
- ファラ
- 「ムームー」
- ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「今日はびっくりだったね、ムームー。
あんな召喚プレートを使って、街中に、召喚獣を放つなんて。
ルーガさんやローングランドの人達がいなかったら、
大怪我する人も、出ちゃってたかも。
どうして帝国は、あんなヒドイ事ができるのかな?
どうして…なのかな?」 - ムームー
- 「ムー
ペロペロペロペロペロペロペロ
ペロペロペロペロペロペロペロ
ペロペロペロペロペロペロペロ」 - ファラ
- 「ムームーは優しいね。
私がちょっとでも悩んでたり、落ち込んでたりすると、
こうやって、なぐさめてくれるんだから」 - ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「大丈夫、私負けないから。
私にできる事が何か、一生懸命考えるから。
応援しててね、ムームー」 - ムームー
- 「ムームー♥」
- ムームー
- 「ムームー」
第6話
- ファラ
- 「ムームー」
- ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「ねえ、ムームー。明日の戦い、私達勝てるかな?
ちゃんと、王都を取り戻す事ができるかな?」 - ムームー
- 「ム~ン」
- ファラ
- 「ダメだね、いっつもムームーに悩みをぶつけちゃって。
たまには、私がムームーの悩みを聞いてあげなきゃね。
ムームー、何か悩みがある?」 - ムームー
- 「ムームー。
ムムムームム ムムムムームム ムームムムムーム」 - ファラ
- 「私を、ちゃんと励ましてあげられないのが悲しい…なの?」
- ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「そんな事ないわ。ムームーはいつだって、私を励ましてくれてるわ。
ありがとう、ムームー。
何だか、不安もどこかに飛んでっちゃった」 - ムームー
- 「ムームー♥」
- ファラ
- 「明日の戦いに勝って、王都に帰りましょ。
お父様の待つ、王都へ」 - ムームー
- 「ムームー!」
- ムームー
- 「ムームームー!」
第7話
- ファラ
- 「ムームー」
- ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「なあに? まさかあなたまで、私に女王をやってって言うの」
- ムームー
- 「ムームー♥」
- ファラ
- 「そうだって言ってるみたいね。
でも、女王って大変なのよ。責任も重大だし…
そうだ、ムームー。あなたが王様になればいいんだよ!」 - ムームー
- 「ムムッ!!!」
- ファラ
- 「セレスティア王国は、ムームー王国になるの。
国民はみんな、ムームーと同じムームー語を話すのよ。
どうかな?」 - ムームー
- 「ムムッ! ムムムーム!
ムムムムーームム!
ムムムムムーーー!」 - ファラ
- 「あはは、冗談だよ。冗談」
- ムームー
- 「ムッ! ムムムー!」
- ファラ
- 「あはは、ごめんごめん。あはははは。
何か、たくさん笑ったら気分が軽くなったな。
ムームー、私 女王を引き受ける事にする」 - ムームー
- 「ムッ!?」
- ファラ
- 「みんなが、私を信じてくれてるんだもん。
その気持ちには、応えたいわ。
不安な時は、またムームーにいろいろ話しちゃうかもしれないけど
いい…かな?」 - ムームー
- 「(もちろんさ、ファラ!)」
- ファラ
- 「あれ!? 今、ムームーの言葉が聞こえたような…。
気のせい…よね」 - ムームー
- 「ムームー♥」
- ムームー
- 「ムームームームームー!」
第8話
- ファラ
- 「ムームー。」
- ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「ムームーも、召喚獣なんだよね。」
- ムームー
- 「ムッ?」
- ファラ
- 「ほら、研究所で召喚された召喚獣がいたでしょ。
ムームーとは、全然違うなって思って。まがまがしくて、すごく、怖かったな。
私達は、あの召喚獣、魔人達と戦わなくちゃならないのね。」 - ムームー
- 「ムームームムムー!!!」
- ファラ
- 「えっ? 自分に任せろって言いたいの?」
- ムームー
- 「ムームー♥」
- ファラ
- 「でも、相手はきっとすっごく強いと思うよ。」
- ムームー
- 「ムームムー!!!ムムムーーー!!!」
- ファラ
- 「そっか、そうだよね。ムームーだって、強いものね。
ムームー、頼りにしてるよ。一緒に、ノインお兄様を助けましょ。」 - ムームー
- 「ムームー♥」
- ムームー
- 「ムームー♥」
第9話
- ファラ
- 「ムームー。」
- ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「どうしたの? ムームー。さっきまで気持ち良さそうに眠ってたのに。」
- ムームー
- 「ムームームムムー」
- ファラ
- 「私が来ないから、心配してきてくれたの?」
- ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「ムームーは優しいんだね。でも、大丈夫。
ちょっと星空を見てただけだから。
キレイよね、ハインライン様の背中からじゃなきゃ、こんな星空見られないよ。」 - ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「そういえば、ハインライン様のウロコから3人の女神が誕生したのよね。
その女神達によって、ルーンハイムに生命が創られた。
そう考えると、ハインライン様って、私達のお父さんって言えるかもしれないね。ムームー。」 - ムームー
- 「ムームー!」
- ファラ
- 「あ、お父さんじゃなくておじいさんって言った方がいいかな?」
- ムームー
- 「ムームー♥」
- ムームー
- 「ムームームー♥」
第10話
- ファラ
- 「ムームー。」
- ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「ねえ、ムームー。あくり~んちゃんって何者なのかな?」
- ムームー
- 「ムムッ?」
- ファラ
- 「悪い子じゃないってのは確かなのよ。
でも、突然現れてマナの門を直しちゃうって、普通じゃないよね。
本当に、不思議な女の子だな。」 - ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「待って、不思議って言ったらムームーもそうよね。」
- ムームー
- 「ムッ?」
- ファラ
- 「あなたも、突然現れたのよね。」
- ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「あなたも、あくり~んちゃんと同じなのかな?
あ、でもあの時は宝珠はなかったし。」 - ムームー
- 「ムームー
ペロペロペロペロペロペロ
ペロペロペロペロペロペロ
ペロペロペロペロペロペロ」 - ファラ
- 「そうよね、そんな事を気にしてても仕方ないわね。
ムームーも、あくり~んちゃんも大切な仲間。
それだけでもう、十分よね。」 - ムームー
- 「ムームー♥」
- ムームー
- 「ムームー!」
第11話
- ファラ
- 「ムームー。
ムームー、大丈夫だった?大砲の弾、かすったりしなかった?」 - ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「そっか、大丈夫だったんだ。良かった。
ねえ、ムームー。私ね、ちょっと怖いの。
今私達は、帝国と戦ってるでしょ。
そのせいで、どこかで誰かが苦しんでいるのかもって…。
家族を奪われた、ファングさんみたいに。」 - ムームー
- 「ム~ン
ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ」 - ファラ
- 「いっつも、ムームーにはなぐさめられてるね。ありがとう。」
- ムームー
- 「ムームー♪」
- ファラ
- 「大丈夫、分かってるから。
この戦いが、苦しむ人をなくすための戦いだって事は。
ムームー、一緒にがんばろ。」 - ムームー
- 「ムームー!」
- ムームー
- 「ムームー!」
第12話
- ファラ
- 「ムームー。」
- ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「今日は、本当にありがとね、ムームー。
こうやって、お兄様を助け出せたのもムームーのおかげよ。」 - ムームー
- 「ムームー♪」
- ファラ
- 「だけど、まさかムームーが男の子になっちゃうなんてね。
私、びっくりしちゃったよ。しかも、幻獣王ウラドの息子だなんて。
ムームーって、すっごい召喚獣だったんだね。」 - ムームー
- 「ムームームムムー」
- ファラ
- 「えっ、どうしたの?ムームー。」
- ムームー
- 「ムムムムームムムー!!!」
- ※ムームー、変身
- ファラ
- 「わっ、すごいすごい!また変身したのね!」
- ムームー
- 「ねえねえ、ファラ。変身したボクってどうかな?」
- ファラ
- 「それはもちろん…。可愛いに決まってるじゃない!」
- ムームー
- 「可愛い?」
- ファラ
- 「うん、変身してもムームーは変わらず可愛いよ。」
- ムームー
- 「ううう、格好良くなってるつもりだったのに…。早く大人になりたいよ~~~!」
- ファラ
- 「どうしちゃったのかな?ムームー。」
- ムームー
- 「ボク、ぜったい格好良くなるからね。」
第13話
- ファラ
- 「ムームー…。」
- ムームー
- 「ムーーー」
- ファラ
- 「私の事、探しにきてくれたの?」
- ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「でも、私はお城には帰らないわ。」
- ムームー
- 「ムー?」
- ファラ
- 「だって、私もうがんばれないもの。
お父様も、お兄様もいなくなっちゃって、私、もうどうしたらいいか。」 - ムームー
- 「ムーーー! ムーーー! ムーーーーーーーン!!!」
- ※ムームー、変身
- ムームー
- 「ファラ、ボクがついてるよ! だから元気出してよ!」
- ファラ
- 「ムームー…。」
- ムームー
- 「ボクじゃ、ノイン王子の変わりにはならないけど、それでもがんばる。
がんばって、ファラを助けるから!
だから、一緒にがんばろ! ファラがいなくちゃダメなんだ!!!
だって、ボクはファラが…。」 - ※ムームー、変身解除
- ムームー
- 「ムームームムムー!!!」
- ファラ
- 「ありがとう、ムームー。本当に、ありがとう。
お城に戻ろ、ムームー。みんなに、謝らないとね。」 - ムームー
- 「ムームー!」
- ムームー
- 「ファラがいないと、ボクはダメなんだよ!」
第14話
- ファラ
- 「ムームー。」
- ムームー
- 「ファラ、びっくりしただろ?」
- ファラ
- 「うん、びっくりだよ。いつ変身したの?」
- ムームー
- 「そこの壁の後ろで変身したんだ。ファラに喜んでもらいたくて。
だって、難しい顔で考え込んでるんだもん。」 - ファラ
- 「ありがとう、ムームー。」
- ムームー
- 「ディランの双子の弟、ラディウスの事を考えてたんだろ?
あいつ、顔はディランと同じだけど気をつけなきゃダメだよ。
だって、すっごくトゲトゲしたひねくれ者のにおいがするんだもん。
でも、大丈夫。もし~あいつがファラの事をいじめたりしたら…。
ボクが、角で思いきり強く突いてやるんだから。
ガジガジ噛みついたっていい。とにかく、許さないんだから。」 - ファラ
- 「フフフ、頼もしいよムームー。」
- ムームー
- 「頼もしいって、ボクを男の子として認めてくれたって事だよね。
だったらファラ、お願いがあるんだけど、大きくなったらボクのお嫁…。」 - ※ムームーの変身解除
- ムームー
- 「ム~~~ン」
- ※ムームー立ち去る
- ファラ
- 「ムームーったら、何を言おうとしてたのかな?」
- ムームー
- 「ボク、早く大人になるからね!」
第15話
- ファラ
- 「ムームー!」
- ムームー
- 「ムームームーーーン!」
- ※ムームー変身
- ムームー
- 「やったあ、変身大成功だ!」
- ファラ
- 「どうしたの? ムームー。いきなり変身なんかしちゃって。」
- ムームー
- 「ファラに、どうしても言っておきたい事があったんだ。
ムームーだけだと、うまく伝わらないだろ。だから、変身したんだよ。」 - ファラ
- 「わざわざありがとう。それで、何かな?」
- ムームー
- 「ファラ、ボクは約束するよ!帝国との最終決戦、絶対に勝ってみせるって!
帝国は手ごわいし、ラディウスって奴だって強いはず。
だけど、ボクは負けないよ!大好きなファラのために!!!
やった、最後まで言いきったぞ!」 - ※ムームーの変身解除
- ムームー
- 「ムームームー」
- ファラ
- 「ムームーがいてくれたら、百人力だね。ありがとう。」
- ムームー
- 「ムームー」
- ファラ
- 「明日の戦いが終わったら、一緒に王国に帰ろうね。ムームー。」
- ムームー
- 「大好きなファラの為に、がんばるよ!」
第16話
- ファラ
- 「ムームー。」
- ムームー
- 「ファラ、とうとうやったね。ボク達、戦争を終わらせたんだね!
これでもう、戦いなんかしなくてもいいんだ!
また、王国で平和に暮らす事ができるんだ!ボク、すっごくうれしい!」 - ファラ
- 「これも、ムームーやみんなが私に力を貸してくれたからだよ。
本当に、ありがとね、ムームー。」 - ムームー
- 「ううん、いいんだよ。だって、大好きなファラのためなんだもん。
ねえ、ファラはボクのこと好き?」 - ファラ
- 「ええ、ムームーのこと大好きだよ。」
- ムームー
- 「本当に!?
それじゃそれじゃそれじゃそれじゃそれじゃ!ファラ、ボクのお嫁さんになってよ!」 - ファラ
- 「えっ!?」
- ムームー
- 「大丈夫! きっとボク、すぐに大きくなるから!
ずっと人間の姿でいられるようになるから!だから、いいよね。」 - ファラ
- 「フフフ、素敵なプロポーズ。ありがとね、ムームー。」
- ムームー
- 「ファラはボクのお嫁さんになるんだからね!」
第17話
- ファラ
- 「ムームー。」
- ムームー
- 「えへへ、ボクもなかなか眠れなくてね。
ファラと一緒に、夜ふかししちゃおうかな。」 - ファラ
- 「うん、おいでよムームー。」
- ※ムームーがファラに近付いて来る
- ファラ
- 「ねえ、ムームー。あなたは最初から知ってたの?
私の体の中に、女神ファーライトの魂が宿ってるってこと。」 - ムームー
- 「うーん、よく分からない。
でも、最初にこの世界に呼び出された時、パパに言われたんだ。
ボクを呼び出した少女を守り続けなさいって。それが、ボクの使命だって。」 - ファラ
- 「そうだったの。」
- ムームー
- 「でもボクは、女神だなんてこと関係なくファラの事が大好きなんだ。
ファラやみんなと、このルーンハイムで暮らしたいんだ。
だから、ファラ。オヴァドの衝突を絶対に止めよ!
大丈夫! ボクとファラが一緒だったら絶対にできる!」 - ファラ
- 「そうね、ムームー。私達ならきっとできるよね。」
- ムームー
- 「うん、見ててね。ボク、すっごく活躍するから。
ファラがボクに、メロメロになっちゃうくらいにね。」 - ファラ
- 「フフフ。」
- ムームー
- 「ボクにメロメロにさせちゃうからね!」
エンディング
- ファラ
- 「天気が良くて気持ちいいね、ムームー。」
- ムームー
- 「ムー♪」
- ファラ
- 「女王として忙しい毎日なんだから、たまにはお休みしてもいいよね?」
- ムームー
- 「ムームー♪」
- ファラ
- 「あ、すっかり忘れてたけどムームーどうするの?」
- ムームー
- 「ムッ?」
- ファラ
- 「私と一緒に、ルーンハイムに戻ってきちゃったけど…。
ムームーは、ファスティアナに戻りたいよね。故郷なんだから。
何とか戻れるように、研究が必要だわ。」 - ムームー
- 「(!)
ムームームー!!!」 - ※ムームー変身
- ムームー
- 「そんな必要なんてないよ!ファラ!ボクは、帰らない!
ずっとルーンハイムで暮らすんだい!
それとも、ファラはもうボクが必要ないの?
そんな事ないよね?ないよね?ないよね?」 - ファラ
- 「あるわけないよ。ムームーがいてくれなきゃ私すごく寂しいもの。」
- ムームー
- 「本当?良かったあ、ファラに嫌われちゃったのかと思った。
ねえ、ファラ。ボクの事は気にしなくていいんだよ。
女神ファーライト様が転生したファラを守る事、それはボクの役目なんだし。
それに、ボク、ルーンハイムが大好きなんだ。
このルーンハイムで、ファラと一緒に暮らしたいんだ。
これから先も、ずっとずっと!」 - ファラ
- 「うん、私も同じ気持ちよ。ムームー。」
- ムームー
- 「同じ気持ち?ファラもボクとずっとずっと一緒にいたいの?
だったらファラ、今すぐボクのお嫁さんになってよ!
そうすれば、ずっと一緒だよ。」 - ファラ
- 「ムームーのお嫁さん…か。フフフ、いいかもしれないな。」
- ムームー
- 「やったあ!!!」
- ファラ
- 「でも、まだまだ先よ。私もムームーも、もっと大人にならないとね。」
- ムームー
- 「ム~~~。」
- ムームー
- 「ボク、早く大人になるからね。待っててよ、ファラ。」
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